平成21年度　山梨県常住人口調査結果報告
甲調査（推計人口調査）

１．人口− 1.人口の推移

県人口について
　本県の人口は、大正9年の第1回国勢調査では、583,453人であったが、第二次大戦末期における大都市からの疎開と、戦後の復員等により急激に増加し、昭和25年国勢調査では、811,369人となった。しかし、その後は減少を続け、昭和45年国勢調査では、762,029人となった。
　その後、安定した自然増加及び社会移動による人口の減少傾向の鈍化により増加に転じ、昭和60年国勢調査では832,832人と昭和25年を上回り、以後増加傾向をたどり、平成12年国勢調査では888,172人となった。
　しかしながら、本調査（推計人口）によれば、平成14年には減少に転じ、平成17年国勢調査では884,515人（男433,569人、女450,946人）となり、平成21年は869,132人（男425,096人、女444,036人）と８年連続して減少となった。 （表１、図１参照）

人口動態の概要について
　平成20年10月から平成21年9月までの1年間の人口動態は、3,592人の減少となり、減少率は0.41％である。また、市町村別の年間人口の増減数をみると、増加したのは南アルプス市（324人増）、甲斐市（264人増）、昭和町（17人増）、富士河口湖町（7人増）及び山中湖村（2人増）の5市町村であり、増加率は、南アルプス市（0.45％増）、甲斐市（0.36％増）、昭和町（0.10％増）、山中湖村（0.04％増）、富士河口湖町（0.03％増）の順となっている。
　減少した市町村は、富士吉田市（631人減）、大月市（513人減）、都留市（431人減）等22市町村であり、減少率では、丹波山村（4.83％減）が最も高く、次いで早川町（4.60％減）、小菅村（4.47％減）の順となっている。
　人口の増減がなかったのは、忍野村の1村だった。 （図２、図３、図４、表２参照）
　

表１　人口と世帯数の推移

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図１　県人口及び世帯数の推移

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図２　市町村別人口増減状況（平成20年10月〜平成21年9月）

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図３　市町村別人口増減率（平成20年10月〜平成21年9月）

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図４　市町村別人口の増減要因（平成20年10月〜平成21年9月）

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