更新日:2017年7月3日

ここから本文です。

富士登山情報

遭難事故多発中

平成28年、富士山における山岳遭難は18件発生し、19人が遭難しました。そのうち、無事救助されたのは2人で、11人が負傷、6人が亡くなっています。

万全な準備と装備をし、安全に登山をしましょう。

富士山の最新情報は、富士登山オフィシャルサイト(外部ページへリンク)をご覧ください。

落石に要注意!ヘルメットの持参を!

富士山では落石事故が発生しています。

富士山山頂付近では、強風等により落石の発生が予想されます。

富士山への登山を予定している登山者の皆様につきましては、ヘルメットの着用をお願いします。

安全に富士登山をしていただくために

2013年6月、富士山が世界文化遺産登録され、日本一の山から世界の山になりました。

毎年、夏山期間中には30万人以上の登山者や観光客が訪れる富士山ですが、安易な気持ちや装備で富士山に登山することは遭難事故につながり大変危険です。

また、富士山の六合目以上の山小屋は、基本的には9月から翌年7月まで閉鎖しています。万全な装備や準備をした上で登山をしてください。

以下は「富士登山における安全確保のためのガイドライン」を参考にしています。

気象に関する注意事項

富士山では、夏山期間でも山頂付近の体感温度が氷点下になることがありますので、必ず防寒対策を行い、防寒着等の装備を持つようにして下さい。

また、富士山は紫外線が非常に強く、強風、霧、雷の発生など、天候が急変しやすいので、注意が必要です。

装備に関する注意事項

観光気分での登山や思いつきによる準備不足の登山は、遭難事故につながります。

天候が急変しやすいことからも、万全の準備を行い登山するようにして下さい。

夏山期間中における富士登山で持参するもの(参考例)

  • 大きめザック
  • レインコート
  • 防寒着
  • 中間着(フリースやライトダウン等)
  • 登山靴(トレッキングシューズ可)
  • スパッツ(下山道の砂走りでは必需品です)
  • ストック
  • ヘッドライト
  • 手袋
  • サングラス
  • マスク(下山道での砂埃対策になります)
  • 帽子(紫外線や防寒対策になります)
  • 非常食、水分
  • 携帯電話(予備バッテリーを含む)
  • ティッシュペーパー、タオル等

高山病対策

富士山では、急激な高度変化に対応できず、疲労感や脱力感、頭痛、めまいなどの高山病を発症する方が多く見られます。

重症の急性高山病になると、脳浮腫や肺水腫となったり、運動失調や、意識障害を起こし生命の危険となることもありますので、その場合は一刻も早く下山するようにして下さい。

高山病を回避するためのポイントとして、次のことに注意して下さい。

  • 前日に十分な休養(睡眠)をとる。
  • 出発前に五合目付近の標高で1~2時間程度休憩し体を慣らす。
  • ゆっくりとした一定のペースで歩く。
  • こまめな水分補給を行う。
  • 定期的に体が冷えない程度の短い休憩をとる。
  • お腹からしっかりと息を吐き出す深呼吸を行う。

弾丸登山の自粛

前日に十分な休息をとらずに夜通しで登山をする、いわゆる「弾丸登山」は、短時間で高度を上げることにより高山病を発症しやすくなり、体調不良に陥るリスクが大きくなります。弾丸登山を行うことは、高山病のリスクだけでなく、他の遭難事故へとつながる危険もありますので、弾丸登山は行わないよう徹底して下さい。

夏山富士山

分岐点での注意事項

吉田ルートと須走ルートの下山道は、8合目まで同じ道を使うため、分岐点で道を間違える方がいます。

吉田ルートは山小屋(下江戸小屋)の前を通って左折です。

標識をよく確認しましょう。

分岐点看板の画像 分岐点の画像 吉田ルートの画像

夏山期間以外での富士登山について

夏山期間以外の富士登山については、猛烈な突風や吹雪に見舞われることが多く、気象条件が特に厳しく山岳遭難のリスクが極めて高く大変危険です。富士山では、風速20メートル以上の風が吹くことも珍しくありません。冬の富士山は、アイスバーンは、アイゼンやピッケルが効かなくなることがあります。危険性が高いので、勇気ある撤退を!(夏山期間以外は、登山道は通行止めとなっています。)

しかしながら、毎年、夏山期間外における山岳遭難事故は数多く発生しており、死者、行方不明者が出ております。遭難の原因は、気象などの情報不足、観光気分、十分な装備を持たない、無理な登山や過密スケジュールによる強行日程など様々です。

こうした遭難事故の防止や自然環境を保全するため、平成25年に「富士登山における安全確保のためのガイドライン」が制定され、夏山期間以外での富士登山では3つのルールが決められていますので、これらのルールを遵守するようにお願いします。

1.万全な準備をしない登山者の登山禁止

十分な知識やしっかりとした装備、計画を持たない登山者の登山は禁止されています。夏山期間以外は、特に気象条件が厳しく、救護所、トイレも閉鎖、携帯電話も通じにくいなど、安全確保が困難となります。

2.「登山計画書」を必ず作成、提出

登山は自己責任です。しかし、万が一の遭難時の迅速な救助のため、登山する際には、行程、メンバー、装備、緊急連絡先などを記載した「登山計画書」を必ず作成、提出して下さい。なお、「登山計画書」を提出したからといって、登山道の通行を許可したことにはなりません。

登山計画書の提出先はこちら

3.登山者として「携帯トイレ」持参のマナー

五合目以上にある山小屋や公衆トイレは、夏山期間以外は閉所されています。

万全な準備をした登山者が登山を行う場合、自然環境保全のための携帯トイレを持参して下さい。

また、自らの排泄物は回収し必ず持ち帰って下さい。

富士山山頂付近

お問い合わせ

山梨県警察本部地域課 
住所:〒400-8586 甲府市丸の内1-6-1
電話番号:055(221)0110(代表)