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更新日:2024年1月29日

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定例会議開催概要(R051206)

開催の日

令和5年12月6日(水曜日)

開催の場所

山梨県公安委員会室

議事の概要は、次のとおりであり、それぞれ審議した。

決裁事項

山梨県個人情報保護審議会における意見聴取について

総務室次長から、「山梨県個人情報保護審議会に対し、令和5年9月6日付けで諮問した審査請求事案について、行政不服審査法第81条第3項において準用する同法第74条の規定に基づき、令和5年12月11日(月曜日)に実施機関からの意見聴取を行う旨の通知があったので、担当者4名を出席させたい。また、山梨県個人情報保護審議会に対し、令和5年3月15日及び令和5年8月2日付けで諮問した審査請求事案について、行政不服審査法第81条第3項において準用する同法第74条の規定に基づき、令和5年12月11日(月曜日)に実施機関からの意見聴取を行う旨の通知があったので、担当者4名を出席させたい。」旨の説明があり、原案どおり決裁された。

保有個人情報一部開示決定に対する審査請求の受理について

総務室次長から、「令和5年11月17日、長野県松本市在住の男性から、保有個人情報一部開示決定に対する審査請求書が提出されたので受理するとともに、個人情報の保護に関する法律第105条の規定に基づき、審議会への諮問の手続きを行いたい。」旨の説明があり、決裁された。

山梨県監査委員による定例監査実施結果について(警察本部分)

会計課長から、山梨県警察本部の令和4年度における財務に関する事務及び工事の執行状況を対象として実施された監査委員定例監査の実施結果等について説明があり、決裁された。

運転免許の事後取消について

運転免許課長から、運転免許の事後取消1件について説明があり、原案どおり決裁された。

審査請求に対する弁明書の作成について

運転免許課長から、「南巨摩郡富士川町在住の男性から令和5年8月25日付けで提出された運転免許停止処分に関する審査請求について、処分庁である公安委員会名の弁明書を作成したので、審理官に送付したい。」旨の説明があり、原案どおり決裁された。

指定自動車教習所に対する行政処分の実施について

運転免許課長から、「公安委員会指定の自動車教習所について、道路交通法第99条第1項第5号に規定する基準に適合していないことを確認したことから、同法第99条の7第2項の規定に基づく「監督命令」の行政処分を実施したい。」旨の説明があり、原案どおり決裁された。

意見の聴取・聴聞について

運転免許課長から、運転免許の取消処分10件に係る意見の聴取・聴聞について説明があり、原案どおり決裁された。

報告事項

令和5年度警察官採用試験(秋季試験)の実施結果について

警務部長から、「令和5年度警察官採用試験(秋季試験)の実施結果について、採用予定数31名に対して、受験者数141名、最終合格者数37名、倍率は、3.8倍であった。」旨の報告があった。

令和5年度山梨県警察現場鑑識競技会の開催について

刑事部長から、「犯罪現場に第一臨場する地域警察官の現場観察や資料採取等の鑑識技能の向上を図るため、本年12月7日(木曜日)、警察学校において、令和5年度山梨県警察現場鑑識競技会を開催する。」旨の報告があった。

情報通信機器展示会の開催について

情報通信部長から、「情報通信部で保有する情報通信機器の活用方法を周知するとともに、当該機器に対する本県警察からの意見・要望を的確に把握すること等を目的として、本年12月20日(水曜日)、警察本部中会議室において、情報通信機器展示会を開催する。」旨の報告があった。

本部長総括

本部長から、「警察官採用試験の実施について、県警察としては、今後も積極的な採用を推進し、より多くの人材確保を目指していくこととしているが、併せて、採用した人材に対する組織的な教養体制のさらなる充実を図ってまいりたい。」旨の発言があった。

公安委員意見等

委員から、「先日、山梨県警察医会に出席したが、老人の孤独死が増加している中で、今後、戦後のベビーブーマーが後期高齢者に入ってくると、いわゆる「多死社会」となることが懸念される。死体検案は、非常に重要かつ負担の大きい業務であるところ、警察、県、消防、医師会等の関連機関が連携し、適切な対応・判断ができるような検討を進めていただきたい。」旨の発言があった。また、「警察官採用試験の実施について、再採用制度の導入を検討しているとのことであるが、その制度について伺いたい。」旨の質問があり、警務部長から、「家庭の事情等によりやむを得ず退職した警察官が、再びこの職場で活躍したいといった場合に、通常の採用試験とは別に採用できるような制度を検討している。このことにより、知識や技能を有する実務経験者を即戦力として活用することが可能となる。」旨の説明があった。

委員から、「警察官の採用について、中途退職や採用辞退、育児休業等により一定数の欠員が生じることはやむを得ないが、多様化する犯罪への対策や新たな課題への対応等に支障が生じることのないよう、積極的な採用の推進により有能な人材を獲得するとともに、採用者に対する十分な教育・教養を行うことで持続的な警察力の確保をお願いしたい。」旨の発言があった。

委員から、「警察の業務はロボットではできず、あくまで「人」が行わなければならない。有能な人材を確保するためにも、警察官の魅力を引き続き発信していくとともに、再採用制度による山梨県へのUターン就職など、新たな制度の導入を進めていっていただきたい。」旨の発言があった。

お問い合わせ

山梨県警察本部総務課公安委員会補佐室 
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電話番号:055(221)0110(代表)