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更新日:2023年12月18日

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定例会議開催概要(R051011)

開催の日

令和5年10月11日(水曜日)

開催の場所

山梨県公安委員会室

議事の概要は、次のとおりであり、それぞれ審議した。

決裁事項

意見の聴取・聴聞について

運転免許課長から、運転免許の取消処分8件に係る意見の聴取・聴聞について説明があり、原案どおり決裁された。

警察法第60条第1項の規定に基づく静岡県公安委員会からの援助要求について

地域課長から、「静岡県内において発生した山岳遭難に伴う救助活動に際し、本年10月10日(火曜日)に静岡県公安委員会から警察法第60条第1項の規定に基づく援助要求があったので、同日に航空機及び航空従事者の派遣を行った。本件は、緊急を要する事案であることから、山梨県公安委員会事務専決規程で定める専決処理区分により本部長専決とさせていただいたので報告する。」旨の説明があり、後閲された。

報告事項

(一財)JP生きがい振興財団による地域安全功労賞の受賞について

警務部長から、「(一財)JP生きがい振興財団による地域安全功労賞は、平穏な地域社会の確保のために顕著な功労があり、住民から高い信頼を得ている警察職員及び平穏な地域社会の実現に貢献し、警察に多大な協力をされた地域住民を顕彰するために贈られるものであり、今回は、富士吉田警察署山中湖警察官駐在所員及び南甲府警察署管内の任意団体「リズムオブラブ(渡辺光美氏主宰)」が受賞することとなった。」旨の報告があった。

協定に基づく関係機関と連携した大規模災害警備訓練について

警備部長から、「協定締結各機関における災害発生時の初動対処能力の向上及び連携の強化を目的として、本年10月12日(木曜日)、甲州市勝沼町地内の重川河川公園において、甲州市内で土砂崩れや橋の崩落が発生したものと想定した大規模災害警備訓練を実施する。」旨の報告があった。

総合的な安全・安心まちづくり対策の推進について

南甲府警察署長から、「当署においては、地域住民の事件・事故に対する不安感の払拭を目指し、安全で安心できる生活環境の実現を図ることを目的として、管内の事件、事故等の発生状況を分析した上で、効果的な情報発信、街頭活動の強化、関係機関との連携強化等により、総合的な安全・安心街づくり対策を推進している。」旨の報告があった。

山岳遭難防止対策の推進について

北杜警察署長から、「管内に多くの山岳を持つ当署においては、近年における山岳遭難の発生状況を分析した上で、登山者への安全指導、登山道パトロール、多角的な情報発信、山岳救助訓練、関係団体との連携等、具体的な対策を徹底して実施することで、山岳遭難の防止を図っている。」旨の報告があった。

本部長総括

本部長から、「南甲府、北杜の両警察署の報告の中に、いずれも効果的な情報発信が挙げられているが、各種情報発信活動は非常に重要かつ有効であり、今後もあらゆる機会を捉えた積極的な情報発信に努めてまいりたい。」旨の発言があった。

公安委員意見等

委員から、「協定に基づく関係機関と連携した大規模災害警備訓練について、有事の際に、協定締結機関相互の連携に混乱を来すことのないよう、十分に配慮していただきたい。南甲府警察署の報告で触れていた「外国人を事件・事故から守る活動」について、外国人対策は、言語や文化の面で難しいところもあると思うが、しっかりとコミュニケーションをとって対応していただきたい。」旨の発言があった。

委員から、「南甲府警察署における安全・安心まちづくり対策について、果実盗被害防止パトロールや、飲酒運転に対するゲリラ的ミニ検問が成果を上げているとのことであり、その努力を評価したい。今後も効果的な活動を推進していただきたい。北杜警察署における山岳遭難防止対策について、厳しい山岳が多く、各種活動にも困難を伴うが、危険箇所対策や情報発信による事故防止活動等を引き続き推進していただきたい。」旨の発言があった。

委員から、「南甲府、北杜の両警察署とも、上半期の活動の成果が数字に表れている。引き続き積極的に取組を進めていただきたい。」旨の発言があった。

お問い合わせ

山梨県警察本部総務課公安委員会補佐室 
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電話番号:055(221)0110(代表)