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更新日:2023年10月23日

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定例会議開催概要(R050823)

開催の日

令和5年8月23日(水曜日)

開催の場所

山梨県公安委員会室

議題・報告事項の概要は、次のとおりであり、それぞれ審議した。

議題事項

警察署協議会委員の委嘱について

総務室次長から、「山梨県警察署協議会に関する規則第4条の規定に基づき、山梨県公安委員会から本年4月1日付けで委嘱された第12期警察署協議会委員のうち、日下部警察署協議会の委員に1名の欠員が生じたことから、当該警察署長から推薦のあった1名について、本年9月1日付けで委嘱したい。」旨の説明があり、原案どおり決裁された。

運転免許取消処分等に対する審査請求の受理について

監察課長から、「令和5年8月1日、中央市在住の男性から運転免許取消処分に対する審査請求書が提出されたので受理するとともに、同請求に対する審理手続を行いたい。」旨の説明があり、決裁された。

山梨県公安委員会規程の一部改正について

交通規制課長から、「災害対策基本法施行令等の改正に伴い、災害発生時等に使用される緊急通行車両等の証明手続等の取扱いに変更があったことから、山梨県公安委員会事務専決規程及び山梨県公安委員会公印規程の一部を改正し、本年9月1日から施行したい。」旨の説明があり、原案どおり決裁された。

審査請求に対する弁明書の作成について

運転免許課長から、「北杜市在住の男性から令和5年6月4日付けで提出された運転免許更新処分に関する審査請求について、処分庁である公安委員会名の弁明書を作成したので、審理官に送付したい。」旨の説明があり、原案どおり決裁された。

指定自動車教習所に対する行政処分の実施について

運転免許課長から、「公安委員会指定の自動車教習所について、道路交通法施行規則第33条第5項第2号に規定する教習方法の基準を満たしていないことを確認したことから、道路交通法第99条の7第2項の規定に基づく「監督命令」の行政処分を実施したい。」旨の説明があり、原案どおり決裁された。

意見の聴取・聴聞について

運転免許課長から、運転免許の取消処分10件に係る意見の聴取・聴聞について説明があり、原案どおり決裁された。

北海道警察への特別派遣について

警備部参事官から、「第42回全国豊かな海づくり大会に従事するため、北海道公安委員会から警察法第60条第1項の規定に基づく援助要求がなされたことから、北海道警察に職員を派遣したい。」旨の説明があり、原案どおり決裁された。

報告事項

広聴事案の取扱状況について(令和5年7月中)

総務室長から、「令和5年7月中の広聴事案取扱状況について、感謝が5件寄せられた。要望、意見はなく、警察官の対応に対する苦情4件を受理した。」旨の報告があった。また、首席監察官から、「本年7月中に処理を終了した苦情事案は、警察官の対応に対する苦情1件である。」旨の報告があった。

ワークライフバランス等推進のための取組計画(数値目標)の一部修正について

警務部長から、ワークライフバランス等推進のための取組計画における数値目標のうち、育児休業等を取得する男性職員の割合を、政府目標と同じ50%に引き上げることについて報告があった。

犯罪抑止総合対策について(令和5年7月末)

生活安全部長から、本年7月末における電話詐欺の認知件数は34件(前年同期比±0件)、被害金額は5,043万円(同-1,813万円)、アポ電件数は558件(同+232件)、阻止件数50件(同+22件)、阻止金額1,451万円(同-1,107万円)となっていることのほか、子供・女性対象事案の状況等について報告があった。

刑法犯認知・検挙状況等について(令和5年7月末)

刑事部長から、本年7月末における刑法犯の認知件数は1,811件(前年同期比+153件)、検挙件数は944件(同+155件)、検挙率は52.1%(同+4.5ポイント)となっていることのほか、重要犯罪、電話詐欺、窃盗の状況等に関して報告があった。

交通事故の発生状況について(令和5年7月末)

交通部長から、本年7月末における交通事故の発生件数は1,099件(前年同期比-11件)、死者数は16人(同+1人)、負傷者数は1,297人(同-62人)、うち重傷者数135人(同-4人)となっていることのほか、年代別発生状況、飲酒事故及び自転車事故発生状況等に関して報告があった。

本部長総括

本部長から、「電話詐欺について、各世帯でできる被害防止対策として、会話を録音する旨のアナウンスが着信前に流れる警告メッセージ機能を持つ「電話詐欺抑止装置」の普及に力を入れてまいりたい。飲酒運転への対策について、飲酒検問を不定期に実施するとともに、その状況を積極的に広報することで、飲酒運転の抑止につなげてまいりたい。」旨の発言があった。

公安委員意見等

委員から、「ワークライフバランス等推進のための取組計画について、数値目標に対して100%に迫る高い成果を上げているが、100%に達しなかった残りのわずかな率にも着目し、なぜ達成できなかったのか、現場における問題点は何なのか、その生の声を拾い、具体的な対策を検討することでさらなる成果につなげていただきたい。飲酒運転の防止について、飲酒事故の状況からも、まだまだ潜在的な違反者が多いと感じられる。本県の実態に即した取締り等を徹底していただきたい。」旨の発言があった。

委員から、「この時期、果実盗被害の報道を耳にするが、先日は、シャインマスカットの樹を切断するといった非常に悪質な事件が発生している。被害防止対策の強化をお願いしたい。電話詐欺について、各地域で防災無線によるアポ電への注意喚起が行われ、被害防止につながっているケースも見られる。このような対策のほか、広報誌や回覧板等、様々なツールを使った注意喚起をお願いしたい。」旨の発言があった。

お問い合わせ

山梨県警察本部総務課公安委員会補佐室 
住所:〒400-8586 甲府市丸の内1-6-1
電話番号:055(221)0110(代表)