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更新日:2023年5月12日

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定例会議開催概要(R050405)

開催の日

令和5年4月5日(水曜日)

開催の場所

山梨県公安委員会室

議題・報告事項の概要は、次のとおりであり、それぞれ審議した。

議題事項

公安委員会宛ての苦情申出の受理について

総務室次長から、「福岡県北九州市在住の男性から、山梨県公安委員会に対し、警察法第79条の規定に基づく警察職員の職務執行についての苦情の申出があり、令和5年3月27日付けで受け付けたので受理したい。」旨の説明があり、決裁された。

審査請求に対する裁決書の送付について

監察課長から、「令和5年3月10日付けで、南巨摩郡富士川町在住の男性から申立てのあった、交通違反行為に対する点数の付加に関する審査請求について、審査の結果、本件審査請求を却下する裁決書を送付したい。」旨の説明があり、原案どおり決裁された。

意見の聴取・聴聞について

運転免許課長から、運転免許の取消処分9件に係る意見の聴取・聴聞について説明があり、原案どおり決裁された。

報告事項

令和5年2月定例県議会の結果について

総務室長から、「2月定例県議会は、令和5年2月27日(月曜日)から同年3月16日(木曜日)までの18日間の会期で開催された。警察関係の提出議案は、『山梨県警察関係手数料条例の一部を改正する条例案』、『職員給与費等の補正予算案』及び『令和5年度当初予算案』であり、いずれも原案のとおり可決された。本会議における代表質問は、『本県におけるストーカー事案の現状と対策について』、一般質問は、『飲酒運転の現状と根絶に向けた取組について』及び『横断歩道における歩行者保護の徹底と交通事故の防止について』であり、いずれも本部長が答弁した。総務委員会においては、提出議案に関して、『運営諸費の増額理由について』及び『小学校等周辺道路標示緊急整備費について』の質問があり、担当課長等がそれぞれ答弁した。」旨の報告があった。

オープンキャンパスの開催について

警務部長から、「警察学校オープンキャンパスの目的は、警察業務の説明、鑑識活動の実体験、警察学校施設等の見学、部門別懇談会等を通じて警察官及び警察行政職員の志望者が抱える不安を払拭し、その意欲の高揚を図ることで、有能かつ志望意欲の高い受験者の確保を図るものである。実施日は4月8日(土曜日)で、山梨県警察学校において行う。対象者は警察官及び警察行政職員の志望者等で、年齢等に一切の制限を設けていないことから、受験年齢に達していない者や、保護者など家族の参加も可能としている。当日は、個別の警察業務、採用試験、警察学校における生活等の説明会や鑑識活動(指紋採取)の体験のほか、警察学校施設、各種資機材、白バイ訓練等の見学並びに山岳救助隊の活動紹介、音楽隊及びカラーガード隊の演奏・演技を行い、警察業務の魅力や技術力の高さを幅広く発信するとともに、部門別懇談会及び個別相談会により、参加者が気軽に相談できる場を設ける。」旨の報告があった。

初任科第363期・第364期及び一般職員初任科第36期入校式の開催について

警察学校長から、「本年度の入校式は、昨年度と同様に新型コロナウイルス感染症防止対策を講じた上で、公安委員会委員のみを来賓に招き、警察幹部及び入校生親族(親族は、各1名のみ)に出席いただく中で、4月7日(金曜日)に山梨県警察学校において開催する。入校生は、警察官初任科第363期生(短期課程)30人(うち女性7人)、警察官初任科第364期生(長期課程)24人(うち女性9人)及び一般職員初任科第36期生18人(うち女性13人)の合計72人(うち女性29人)である。」旨の報告があった。

その他

本部長から、「警察学校入校式でのマスクの着用について、公立学校等の入学式においては、マスク非着用を認める動きも見られているが、警察学校の場合、入校生は寮生活を送ることになることから、万一の感染拡大による集団生活への影響を考慮し、マスク着用としたのでご理解願いたい。3月29日に開催した県下警察署長会議について、新年度を迎えるに当たり、幹部を含めたすべての職員に対する業務管理を再徹底することにより、業務上の不適正事案の絶無を図るよう指示した。」旨の発言があった。

委員から、「オープンキャンパスの開催について、参加希望者数は何人か。また、昨年の参加者数は何人か。」旨の質問があり、警務部長が、「本年度の参加希望者は、現在のところ59名、昨年の参加者は53名であった。」旨を回答した。さらに委員から、「優秀な人材を確保するという意味で、このような行事は非常に重要なものである。参加者の年齢等に一切の制限を設けず、家族の参加も可能とするなど様々な工夫が見られるが、本行事の意図するところや、過去の参加者のうち採用につながった者の割合等について、後日詳細な説明をお願いしたい。」旨の要望があった。また、委員から、「警察学校における教養について、入校生が、今後県民の安全・安心のために職務に邁進していくためには、自らの健康を管理し、心身の充実を図っていくことが極めて重要であると考える。学校教養の中に健康管理に関する講義を取り入れ、入校生に対する動機付け、意識付けの機会を設けていただきたい。」旨の発言があった。

委員から、「警察学校の入校生について、今年度は、54名の警察官が入校するとのことであるが、受験倍率はどれくらいか。」旨の質問があり、警務部長が、「警察官の倍率は、5.3倍であった。」旨を回答した。また、委員から、「警察官の資質向上のためには、さらに応募者を増加させる必要があると思うが、最近の傾向はどうか。」旨の質問があり、警務部長が、「近年の倍率は5倍程度であるので、さらに応募者を増やしていく中で、優秀な人材の確保を目指していきたい。」旨を回答した。委員から、「今回のオープンキャンパスのように、応募者の増加につながるような施策を引き続き検討し、警察官の資質の向上につなげていただきたい。」旨の発言があった。
委員から、「オープンキャンパスについて、警察の仕事は、県民には非常にわかりにくいものであるから、このような行事は大変有効である。民間では、インターンシップに参加した方のほとんどが入社している状況が見られるが、やはり興味を持って参加している方が多いということであろう。警察官という職業は、仕事のやりがいという面に加え、職業としての安定性といった面でも非常に魅力があるのではないかと思うので、そういったところも十分にアピールし、採用につなげていっていただきたい。」旨の発言があった。

お問い合わせ

山梨県警察本部総務課公安委員会補佐室 
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電話番号:055(221)0110(代表)