更新日:2018年6月28日

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児童虐待について

子どもの人権の尊重

国連で採択された「児童の権利に関する条約」において、子どもは、いかなる差別も受けずその人格の完全なかつ調和のとれた発達のため、家庭環境の下で幸福、愛情及び理解のある雰囲気の中で成長すべきであり、そのため、特別な保護及び援助についての権利を享有することができるとしています。

また、子どもが権利の主体であり、子どもに関する措置をとるに当たっては、「子どもの最善の利益」が主として考慮されるべきであるとしています。

■子どもの4つの権利■

  • 生きる権利…防げる病気で命を失わないことなど。
  • 育つ権利…教育を受け、自分らしく健やかに守られることなど。
  • 守られる権利…あらゆる種類の虐待や搾取から守られることなど。
  • 参加する権利…自由に意思表示し、自由な活動を行えることなど。

参照:児童の権利に関する条約(外務省ホームページ)

児童虐待とは?

親または養育者が子ども(18歳未満)に対し、身体的・精神的に危害を加えたり、適切な保護や養育を行わないことなどをいい、反復・継続して行われる特徴があります。

虐待の種類

虐待の種類は、次の4つに分類されます。

「虐待」と「しつけ」の違いについて

時折、しつけだから子どもに厳しくあたっているという話を聞くことがありますが、そもそも「しつけ」とはどのようなものなのでしょうか?

  • 虐 待…親の身勝手による子どもの乱用、子どもに苦痛や成長に悪い影響を与える人権侵害的行為
  • しつけ…子どもが自立できるように、子どもの人格と人権を尊重して行われる行為

従って、親または養育者がしつけのつもりで行った行為であっても、子どもの成長に悪影響を及ぼすものであれば、その行為は「しつけ」ではなく「虐待」となります。

なぜ虐待は起きるの?

なぜ、虐待は起こるのでしょうか?虐待は、子育ての不安や家庭の経済的理由、夫婦関係の問題などが重なりあって起こることが多いようです。虐待を引き起こす要因は次のものが考えられます。

これらの要因を見ても分かるように児童虐待は、保護者だけの問題だけではなく、家族の抱える構造的な問題の現れであると言えます。

虐待の早期発見のポイント

虐待は、家庭という密室で行われることが多いために、周りの人が目にすることはあまりありません。また、虐待は色々な形で隠されてしまうことが多くあります。しかし、虐待が起こっていると、何らかのサインを子どもや保護者が発信しています。私たちは、このサインを見逃さないよう注意することが重要となります。

あなたのまわりでこんなことはありませんか?

虐待を発見したらどうしたらいいの?

虐待を見かけた時は、お住まいの市町村役場又は児童相談所に相談(通告)してください。虐待かどうか判断に迷った時も、まずは相談(通告)するようにしてください。※虐待を受けたと思われる児童についても法律で通告の対象となっています。

なお、虐待の相談(通告)は、匿名で大丈夫です。名前を教えて頂いた時でも、相談(通告)者の名は固く守秘しますので安心してください。また、虐待でなかったとしても、責任を問われることはありません。

虐待の相談(通告)の際に伝えて頂きたいこと

虐待の状況確認や、今後の家庭支援のために次のことを分かる範囲で伝えてください。分からないことがあっても相談(通告)することはできます。

■主な相談(通告)事項■

  • 虐待されている(疑いのある)子どもの氏名
  • 子どもの年齢、通っている保育所や幼稚園又は学校名
  • 子どもがどのように扱われているか(どのような虐待を受けているか)
  • 子どもの現在の状況(安全な状態かどうか)
  • 相談(通告)対象の保護者の氏名、住所、電話番号など
  • 家族構成(他のきょうだい、親、親族、同居人等)
  • 生活状況(暮らしぶり)

相談(通告)先

平成27年7月1日から児童相談所全国共通ダイヤルが3桁の番号「189(いちはやく)」になりました。189番にかけるとお近くの児童相談所につながります。児童虐待の早期発見のためにご協力をよろしくお願いします。189広報用ポスター

  • 児童相談所全国共通ダイヤル189
  • 中央児童相談所055-254-8617
  • 都留児童相談所0554-45-7838
  • 緊急時夜間・休日連絡先(中央)055-254-8620
  • 緊急時夜間・休日連絡先(都留)0554-45-7898
  • 最寄りの市町村窓口(連絡先は別添のファイルをご覧ください。)

市町村児童虐待相談(通告)窓口一覧(PDF:5KB)

相談(通告)から援助までの流れ

相談(通告)いただいた後は、次のように援助が開始されます。

支援の流れ

虐待の発見から援助まで(PDF:69KB)

山梨県における児童虐待相談の状況(平成28年度)

平成28年度に児童相談所(2か所)で対応した児童虐待相談件数は970件(平成27年度は743件)、市町村が対応した児童虐待相談件数は568件(平成27年度は484件)となっており、県全体では1,538件(平成27年度は1,227件)となっています。

■全体的な傾向■

  • 主な虐待内容…心理的虐待やネグレクトが多い。(全体件数の81.5%)
  • 主な虐待者…実母、実父実母双方が多い。(全体件数の70.6%)
  • 被虐待児童年齢…0歳から小学生までが多い。(全体件数の76.8%)
  • 主な相談(通告)者…警察、近隣知人、学校等が多い。(全体件数の52.5%)

詳細はこちらから平成28年度集計結果(エクセル:79KB)

児童虐待防止推進月間(11月)の取り組み

毎年、「児童虐待の防止等に関する法律」が施行された11月を「児童虐待防止推進月間」と定め、期間中は児童虐待防止のための広報活動・啓発活動などの取り組みを集中的に実施しています。

啓発用リーフレット(平成29年度)

平成29年度の標語は、「いちはやく知らせる勇気つなぐ声」です。あなたの気づきをいちはやくお知らせいただくことで救える命があります。

児童虐待防止テレビCMの放映(平成29年度)

児童虐待防止テレビCM「いち早く気づいて」篇を、平成29年11月1日~11月30日まで放送しました。H28児童虐待防止テレビCM

また、テレビのほかに、こちらのページからも視聴できます。

「身体的虐待」などの他の虐待種別とは異なり、一般的には見えづらくイメージしにくい「心理的虐待」について、該当する言動等を知ってもらう内容となっています。ぜひご覧ください。

 

児童虐待防止研修会

児童虐待の防止やその背景・支援など、児童虐待に関する問題について多くの方に理解と認識を深めていただくため、研修会を毎年11月に開催しています。

平成29年度の開催状況

日時:平成29年11月2日(木曜日)午後1時30分~4時00分(受付開始:午後1時00分)

会場:山梨県立文学館講堂

内容:基調講演および活動報告

  • 基調講演:「児童虐待への対応~できることすべきこと機関連携について考える~」

講師:宮島清先生(日本社会事業大学専門職大学院准教授)

  • 活動報告:「虐待の気づきから支援へ~多機関コーディネートのあり方とは」

報告者:雨宮正幸氏(中央児童相談所児童虐待対策幹)

篠原真由美氏(中北教育事務所スクールソーシャルワーカー)

宮本佳代子氏(山梨市役所子育て支援課保健師)

助言者:宮島清先生(日本社会事業大学専門職大学院准教授)

進行役:井口敦人氏(中央児童相談所所長)

参考:平成29年度児童虐待防止研修案内(PDF:180KB)

平成30年度「児童虐待防止推進月間」の標語の募集 ※終了しました。

児童虐待問題に対する理解を国民一人一人が深め、主体的な関わりを持てるよう意識啓発を図ることを目的に、「児童虐待防止推進月間」の標語を募集しています。

○募集内容:児童虐待問題に関し、国民一人ひとりの意識啓発を図るのにふさわしい、覚えやすい標語

○応募資格:どなたでも応募できます。

○募集期間:平成30年4月20日から同年6月19日まで

○問合せ先:厚生労働省子ども家庭局家庭福祉課

詳しくはこちら、平成30年度「児童虐待防止推進月間」標語募集実施要綱(PDF:104KB)をご覧ください。

山梨県子ども虐待防止・対応マニュアル

近年深刻化している児童虐待への対応を強化するため、県では次のとおり防止・対応マニュアルを作成しています。

『子ども虐待防止・対応マニュアル(平成26年11月)』

里親の募集

山梨県では、さまざまな事情によって、あたたかい家庭のぬくもりを求めている子どもを自分の家庭に迎え入れ、愛情と真心をこめて養育していただける方を募集しています。

里親についての詳しい情報は、こちらへ

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このページに関するお問い合わせ先

山梨県福祉保健部子育て支援課 
住所:〒400-8501 甲府市丸の内1-6-1
電話番号:055(223)1457   ファクス番号:055(223)1475

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