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ページID:112967更新日:2024年3月11日

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Yamanashi AIハッカソン 2023
~参加者満足度100%で終了しました!~

10代から70代まで、学生含め職業も様々な皆様にご参加いただいたYamanashi AIハッカソン 2023。事後アンケートによる参加者の満足度は100%と、好評のうちに終えることができました。以下、実施の状況をレポートします。

 

YamanashiAIハッカソンのチラシ

 

[開催概要]

県内在住の高校生以上の学生と社会人を対象に、ChatGPTなど生成系AIを活用した問題解決アプリを作成するコンテストを実施しました。コンテストの実施に先立ち、AIやプログラミング言語Pythonの基礎を学ぶオンライン講座、実際にAIを活用するワークショップを開催。基礎知識の習得とチームビルディングを経て、5つのチームがコンテストに臨みました。

[主催・協力] 

  • 山梨県
  • (一社)山梨県情報通信業協会
  • 山梨大学
  • Shingen.py

産学官連携で開催。「Shingen.py」は山梨のPythonユーザーコミュニティです。

 

[プログラムの詳細と実施状況]

(1)オンライン基礎講座1(DX、データサイエンス、AI)

日時 第1回 11月8日(水曜日)、第2回 11月10日(金曜日)

内容

  • DXの定義
  • 2025年の壁
  • NewNormalとは
  • AIの定義と現状
  • 機械学習とディープラーニング
  • 生成系AIの現状と課題
  • 生成系AIとの付き合い方

参加 第1回 オンライン受講 51名、アーカイブ視聴 112回
 第2回 オンライン受講 38名、アーカイブ視聴 55回

オンライン基礎講座テキスト表紙

 

(2)オンライン基礎講座2(Python 講義と演習)

日時 第1回 11月15日(水曜日)、第2回 11月17日(金曜日)

内容

  • AI開発におけるPythonの重要性
  • 開発環境解説
  • データ型
  • 基本的な演算子
  • リスト、タプル、ディクショナリ
  • 制御構造:if-elif-else、ループ
  • Pythonプログラムの構造
  • RESTful APIの概念
  • requestsライブラリを使用したAPIの呼び出し方法
  • パラメータを使ったAPIのリクエスト
  • APIのレスポンスの解析とデータの利用

参加 第1回 オンライン受講 49名、アーカイブ視聴 79回
 第2回 オンライン受講 34名、アーカイブ視聴 44回

 

(3)ハッカソン第1部(ワークショップ)

日時 1日目 11月25日(土曜日)、2日目 11月26日(日曜日)

内容

  • 環境構築
  • 生成系AIハンズオン
  • Pythonアプリハンズオン
  • チーム役割決め
  • チーム名決め
  • Slack連携
  • テーマ発表、ゴール確認
  • テーマ検討
  • チーム自己紹介

参加 26名

 

(4)ハッカソン第2部(コンテスト)

日時 1日目 12月9日(土曜日)、2日目 12月10日(日曜日)

内容

  • アプリ設計、開発、テスト
  • プレゼンテーション準備
  • プレゼンテーション
  • 審査
  • 表彰、総評

参加 23名

 

[コンテスト成果発表!]

ハッカソン第2部で各チームが作成したアプリの内容を含むプレゼンテーション資料をご紹介します。最優秀賞を獲得したチームの皆様には賞状と副賞、コンテスト参加者全員に参加記念品を贈呈しました。

 

最優秀賞○ 生成系AIで山梨に新たな収穫体験を「Find Fruits Q」

チーム名 エイジングクロスオーバー

コンセプト そうだ、山梨の農産物に会いに来てもらおう!アプリで興味起こし→現地に誘導

AI技術利活用のポイント

  • テキスト生成と画像生成のAIを利用
  • ユーザが選んだキャラクター特性に応じた挑戦状の生成
  • 宝探しルートとヒントも生成系AIで作成

最優秀賞イメージ

プレゼンテーションの詳細はこちらからご覧ください。(PDF:1,322KB)

 

技術賞○ よってけし!やまなし!

チーム名 neurA/ wIne

コンセプト 富士山、富士五湖周辺など主要エリア以外のマイナーな観光スポットを盛り上げる

AI技術利活用のポイント

  • AI相談、音声文字起こし
  • 目的地写真の判定、未来予想図の生成

技術賞イメージ

プレゼンテーションの詳細はこちらからご覧ください。(PDF:935KB)

 

アイディア賞○ あなたの声が映画の主役 AIで紡ぐ、まるで私たちの物語。

チーム名 gbc

コンセプト シナリオ生成系AIで山梨を盛りあげる

AI技術利活用のポイント

  • 場面など設定条件に応じたシナリオ生成
  • 生成したシナリオを学習させて続きを生成
    (初回とは別のAIにデータを読み込ませてFineチューニング)

アイディア賞イメージ

プレゼンテーションの詳細はこちらからご覧ください。(PDF:924KB)

 

デザイン賞○ 無尽DX ~生成AIで相互扶助の復活~

チーム名 ms20

コンセプト 相互扶助をAIで最適化 山梨を盛り上げる→暮らしやすさ↑幸福度↑

AI技術利活用のポイント

  • ビッグデータの入手・利用
  • AIの2段階利用
    ・会話音声のテキスト変換、タスク抽出
    ・タスクと支援者のマッチング(最適解)
  • プライバシーウォールとしての役割(マッチング抽出者のみに情報提示)

デザイン賞イメージ

プレゼンテーションの詳細はこちらからご覧ください。(PDF:380KB)

 

チームワーク賞○ 山梨バズり戦略 ~生成系AIでおみやげ作り~

チーム名 HYANO

コンセプト 生成系AIを利用した「お土産」という形で、その地域の話題作りに貢献

AI技術利活用のポイント

  • テキストや音声入力からの文書生成
  • 撮影写真からの画像生成

チームワーク賞イメージ

プレゼンテーションの詳細はこちらからご覧ください。(PDF:812KB)

 

[参加者の声]

  • 生成系AIを使って作るというのは最初はどうしたら良いのか分からなくて不安でしたがワークショップ事前の基礎講座でDXとは何かから、Pythonの書き方や生成AIについてなどとても丁寧に説明されていて、参加の障壁が下がりました。
  • ワークショップで実際に生成系AIを触って体験してみるのも生成系AIがどのような事が出来るのかを感覚で理解できてとても良かったです。
  • 次回は最優秀賞目指してがんばります!
  • 半年くらいかけて開発するというのも、ありだと考えました。
  • ぜひ次回も開催してください!

 

[おわりに]

Yamanashi AIハッカソン 2023 にご参加いただいた皆様、ありがとうございました。このイベントがAIやプログラミングの技術を一層磨く契機になれば幸いです。県では今後もDX人材を育成するためのイベント等を企画していく予定です。

コンテスト参加者のみなさま

 コンテスト参加者の皆様です。
 ありがとうございました!

 

このページに関するお問い合わせ先

山梨県DX・情報政策推進統括官  
住所:〒400-8501 甲府市丸の内1-6-1
電話番号:055(223)1720   ファクス番号:055(223)1421

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