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麻しん(はしか)について
山梨県の現在の注意報発令:水痘(富士・東部)
定点情報(2026年第21週:5月18日~5月24日)/ その他情報(公表までに把握した情報)
(5月28日 山梨大学医学部附属病院 鈴木哲也 医師)
【要約】
麻しん(はしか)の報告数は全国的に減少傾向ですが、今後も状況を注視する必要があります。
水痘(みずぼうそう)は引き続き富士・東部保健所管内で注意報レベルが続いています。
麻しんに限らず、海外ではさまざまな感染症が流行しており、短期の滞在でも注意すべきものがあります。
○リスクアセスメント
【麻しん(はしか)】
山梨県内では4月上旬に3例が報告されて以降、新たな症例は報告されていません。5月上旬の大型連休に関連して県内で発症・診断される事例を警戒していましたが、約3週間が経過した現在まで、目立った影響は見られませんでした。近隣の都県での新規報告数も減少傾向のようです。しかし海外では流行が続いているため、国内の状況が一旦落ち着いても、また新たにウイルスが持ち込まれる可能性は残ります。今後も状況を注視する必要があります。
【水痘(みずぼうそう)】
引き続き富士・東部保健所管内で注意報レベルが続いています。報告数自体はほぼ横ばいです。感染力が強いため、特に幼児~小学生を中心に報告が続くことがありますが、成人などの世代を含む大流行に発展することは通常ありません。県全体での大きな流行につながる可能性は低いと思います。
【ハンタウイルス感染症】
国外ではクルーズ船関連の事例が報道されていますが、日本から地理的に離れていることに加え、ウイルスを保有するネズミの種類が日本には生息していないことから、国内で流行する可能性は極めて低いと考えられます。一方、南北アメリカでは一定数の症例が報告されており、特にアルゼンチンでは報告が多い状況です。現地に渡航・滞在する際は、ネズミなどの野生動物やその排泄物との接触を避けるなど、基本的な予防策が重要です。
【エボラ出血熱】
コンゴ民主共和国およびウガンダで流行が報告されています。日本から地理的に遠く、感染経路(患者の体液等との直接的な接触による感染)を踏まえると、国内で実際の症例が発生したり、流行したりする可能性は極めて低いと考えられます。ただし、現地での流行が長期化した場合、流行地域への滞在歴や患者との接触歴が想定される人が、潜伏期間(通常7日前後)に発熱して国内で「疑い事例」となる可能性はあります。
○対応
麻しん(はしか)の報告数は全国的に減少傾向ですが、海外からの旅行者や帰国者をきっかけにして、麻しんウイルスが新たに国内に持ち込まれる可能性は引き続きあります。現在の流行がこのまま落ち着いたとしても、今後に備えてご自身のワクチン接種の回数や追加接種の必要性を確認しておくようにしましょう。
麻しんに限らず、海外ではさまざまな感染症が流行しており、短期の滞在でも注意すべきものもあります。ワクチンで予防可能な感染症もあるため、渡航前には現地の感染症の流行状況を必ず確認し、必要に応じて医療機関にワクチン接種について相談しましょう。また、ワクチンがない感染症でも、その感染症の特徴や感染経路を理解しておけば、流行地域の訪問や、動物との接触、生ものの摂取など、感染リスクとなる行動を避けることができます。夏休みの海外旅行を計画される方も増える時期ですので、事前に情報収集を行い、安全に旅行を楽しめるように準備しましょう。
渡航先の感染症に関する情報収集には、以下のホームページなどをご活用ください。
厚生労働省検疫所FORTHホームページ
*関連ページ
インフルエンザ ⇒ 山梨県感染症ポータルサイト / 厚生労働省(インフルエンザ/Q&A) / 国立健康危機管理研究機構
麻しん ⇒ 山梨県感染症ポータルサイト / 厚生労働省 / 国立健康危機管理研究機構
麻しんの感染拡大に向けた地方公共団体の皆様へのメッセージ / 麻しんの拡大に受けた国民の皆様へのメッセージ
◆今週の感染症発生状況はこちら をご覧ください !
*保健所毎や疾患毎(インフルエンザ・コロナ・RSウイルス・感染性胃腸炎など)に今週の状況がご覧になれます。
2026年5月28日作成
インフルエンザ及び新型コロナウイルス感染症について県内35箇所の定点医療機関から報告された
患者数及び1医療機関あたりの患者数を集計しました【赤色警報 黄色注意報】。
対象期間:2026年第21週〔2026年5月18日(月曜日)~2026年5月24日(日曜日)〕
◆下記数値は、「初回公表時点での数値」を掲載しています。また、医療機関から報告がなかった場合は定点当たり数値の算出対象から除いています。
| インフルエンザ | |||||||
| 週 | 山梨県 | 中北 | 峡東 | 峡南 | 富士・東部 | 甲府市 | |
| 21週 | 報告数 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
| 定当 | 0.00 | 0.00 | 0.00 | 0.00 | 0.00 | 0.00 | |
| 20週 | 報告数 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 |
| 定当 | 0.03 | 0.08 | 0.00 | 0.00 | 0.00 | 0.00 | |
| 19週 | 報告数 | 4 | 4 | 0 | 0 | 0 | 0 |
| 定当 | 0.11 | 0.33 | 0.00 | 0.00 | 0.00 | 0.00 | |
| 18週 | 報告数 | 7 | 3 | 1 | 0 | 0 | 3 |
| 定当 | 0.20 | 0.25 | 0.17 | 0.00 | 0.00 | 0.43 | |
| 17週 | 報告数 | 3 | 1 | 0 | 0 | 0 | 2 |
| 定当 | 0.09 | 0.08 | 0.00 | 0.00 | 0.00 | 0.29 | |
| 新型コロナウイルス感染症* | |||||||
| 週 | 山梨県 | 中北 | 峡東 | 峡南 | 富士・東部 | 甲府市 | |
| 21週 | 報告数 | 14 | 5 | 3 | 0 | 1 | 5 |
| 定当 | 0.40 | 0.42 | 0.50 | 0.00 | 0.14 | 0.71 | |
| 20週 | 報告数 | 10 | 4 | 1 | 1 | 0 | 4 |
| 定当 | 0.29 | 0.33 | 0.17 | 0.33 | 0.00 | 0.57 | |
| 19週 | 報告数 | 11 | 3 | 1 | 2 | 1 | 4 |
| 定当 | 0.31 | 0.25 | 0.17 | 0.67 | 0.14 | 0.57 | |
| 18週 | 報告数 | 35 | 10 | 6 | 3 | 5 | 11 |
| 定当 | 1.00 | 0.83 | 1.00 | 1.00 | 0.71 | 1.57 | |
| 17週 | 報告数 | 35 | 16 | 5 | 1 | 5 | 8 |
| 定当 | 1.00 | 1.33 | 0.83 | 0.33 | 0.71 | 1.14 | |
*本県独自基準 以下の数値を目安にYCDC医師と協議の上決定(注意報目安:定点あたり10以上、警報目安:定点あたり15以上)
◆発生動向に関する各種資料 (定点把握対象疾患・全数把握対象疾患の発生状況や病原体検出状況などがご覧になれます)
◆集団感染事例及び学級閉鎖等措置状況(PDF:31KB) ※過去の分はこちら
(施設から報告のあった事例を保健所及び施設種類ごとにご覧になれます。県保健所管内のみの情報です)
*2025年第36週以降の状況
新型コロナ措置状況(PDF:60KB)
インフルエンザ措置状況(PDF:59KB)
感染性胃腸炎措置状況(PDF:59KB)
*甲府市の状況は こちら
新型コロナウイルス感染症とは、新型コロナウイルスによって起きる感染症です。主に鼻やのど、気管、肺などの臓器(呼吸器)に感染し、インフルエンザや風邪に似た症状を引き起こします。
*新型コロナウイルス感染症の法律上の位置づけは、令和5年5月8日から「5類感染症」に移行しました。
新型コロナウイルス感染症に関する詳細情報は以下のページをご覧ください。
下水中のウイルスを検査・監視する下水サーベイランス(下水疫学調査)は、受診行動や検査数等の影響を受けることなく、無症状感染者を含めた感染状況を反映する客観的指標としての活用が期待されています。
本県では感染状況のトレンドを把握し、感染対策に活用するため、令和5年7月から下水サーベイランス事業を実施しています。
詳しい情報は こちら
〇厚生労働省や国立感染症研究所などが公表する最新・話題のレポート
〇YCDCレポート
警報 |
なし |
注意報 |
水痘(富士・東部保健所管内) |
5月28日 |
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5月28日 |
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5月8日 |
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5月8日 |
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2月27日 |