ページID:28200更新日:2022年11月8日
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自殺者数は減少傾向にあるものの、毎年多くの方が大切ないのちを自ら絶っています。
自殺は、個人の問題と思われがちですが、実際には様々な要因が複雑に関係しており、
心理的に追い込まれた末の死と言え、誰にでも起こりうる身近な問題です。
富士・東部保健所においては、地域住民に対する自殺対策のほか、青木ヶ原樹海における自殺対策を行っています。
関係機関とともに地域の課題を共有し、住民の心の健康維持・向上、自殺者の減少に繋げることを目的として「地域セーフティネット連絡会議」を設置しています。
自殺対策として、ゲートキーパーの養成に取り組んでいます。
◆ゲートキーパーとは?
→悩んでいる人に気づき、声をかけ、話を聞いて、必要な支援につなげ、見守る人のことです。
令和4年度セーフティネット連絡会議研修会の開催が決定しました。今年度は中北保健所、峡東保健所、峡南保健所との共催です。
精神科医、鍼灸師、国際オープンダイアローグトレーナーである森川氏を行使に、北欧フィンランドで生まれたケア技法である
オープンダイアローグと、困難に置かれた人たちとの関わり方について学びます。
日時:令和4年12月7日(水曜日)午後2時から
内容:『開かれた対話(オープンダイアローグ)が人を助けるとき』
講師:ゆうりんクリニック 森川すいめい 氏
開催方法:Microsoft Teamsを利用したオンライン開催
申し込み方法:こちらの申し込みフォームから事前にお申し込みください。
平成20年6月、青木ヶ原樹海周辺の市町村や地元企業等で構成する「いのちをつなぐ青木ヶ原ネットワーク会議」(座長:富士河口湖町長)が発足し、いのちを落とす行為を水際で食い止める声かけ活動や青木ヶ原樹海のイメージアップのための活動を行い、地域ぐるみで自殺対策に取り組んでいます。
令和4年度いのちをつなぐ声かけゲートキーパー養成研修(旧いのちをつなぐボランティア養成講座)の開催が決定しました。
福井県東尋坊で、長年自殺防止の水際対策に取り組む『東尋坊のちょっと待ておじさん』茂幸雄氏をお招きし、
自殺防止対策の実践とその中での思いについてお聞かせいただけることになりました。
日時:令和4年11月29日(火曜日)午後2時から
内容:講話『東尋坊における自殺防止対策の実践とその思い』(仮)
講師:NPO法人 心に響く文集・編集局 理事長 茂 幸雄 氏
開催方法:Microsoft Teamsを利用したオンライン開催
申し込み方法:こちらの申し込みフォームから事前にお申し込みください。
今年度の研修では受講証は発行しませんのでご承知ください。
自殺の危険を示すサインや危険に気づいた時の対応の手引きなどを作成し、
関係機関などに配布しています。
青木ヶ原樹海のイメージアップを目的として、「健やか樹海ウォーク」というイベントを年1回開催しています。
5kmコースと10kmコースに分かれて、青木ヶ原樹海周辺の遊歩道を歩き、心身の健康増進を図ります。
令和4年度は、感染症の拡大防止のため中止となりました。