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ページID：41358更新日：2023年1月20日

知事臨時記者会見（平成24年2月15日水曜日） 

本館2階特別会議室 10時00分から 発表事項 災害時における帰宅困難者支援に関する協定の締結式について ※（社）日本フランチャイズチェーン協会加盟（山梨県展開チェーン）との共同会見  配付資料「災害時における帰宅困難者支援に関する協定の締結について」

災害時における帰宅困難者支援に関する協定の締結式について

知事

ただ今、日本フランチャイズチェーン協会加盟のコンビニエンスストア、外食チェーン店、自動車用品店の8社の皆さまと本県との間で「災害時における帰宅困難者支援に関する協定」を締結できたことを大変うれしく思っております。今回の協定締結に向けてご尽力いただきました皆さまに心から感謝申し上げます。

さて、東日本大震災は、未曾有の被害をもたらしまして、いまだにその被害から癒えていない、経済活動に大きな影響あるいは国民生活に大きな影響を与えているところであります。この震災では、首都圏を中心に鉄道やバスなどの交通機関がまひしたことによりまして、多くの帰宅困難者が発生し、大混乱となったことは記憶に新しいところであります。

本県におきましては、かねてから東海地震の切迫性が指摘されているところでありまして、大地震が発生した場合には交通が途絶し、通勤・通学者あるいは観光シーズンにおいては多くの観光客が訪れておりますので、そのような方々を含めて多くの帰宅困難者が発生することが予想されるわけであります。

今回の協定は、そのような帰宅困難者の徒歩による帰宅を支援するために、各店舗で水道水やトイレ、道路情報を提供していただくことを内容としたものでございまして、大規模災害の時には行政の力だけでは対応できませんので、民間事業者の方々との連携・協力体制が不可欠でございます。

そのような意味で今回8社の皆さまに帰宅困難者の支援にご協力いただけることは、本県の防災対策の充実・強化に大きく寄与するものでありまして大変に心強いことと感じているところであります。

日本フランチャイズチェーン協会の加盟の皆さまには、本日の協定締結を機にいたしまして、本県防災対策にさらなるご理解、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

本日はありがとうございました。

協会加盟8社代表（株式会社セブン-イレブン・ジャパン）

ただ今、ご紹介いただきました、株式会社セブン-イレブン・ジャパンの立花でございます。

せんえつではございますが各社を代表して一言ご挨拶させていただきます。

東日本大震災以降、全国各地で地震が多発してございます。県下においても先日震度5弱の地震が発生したこともあり、大規模災害への関心が非常に高まっております。

このような時期に、県内の事業者がそれぞれの可能な範囲で帰宅困難者支援を行えるよう、仕組みを構築していただいたことについては我々事業者にとって大変ありがたいことだと感じております。

私たちフランチャイズチェーンは、その多くは地元の方が転業や転職によって各チェーンに加盟されております。その地域との関わりは非常に強いものがございます。また日頃の商売についても、近隣のお客様にご支持いただいてこそ営業を続けていけるという思いが強いものでございます。

今回締結する8社につきましては、業態は異なりますが「地域貢献を果たしてこそお客様商売が成り立つ」という共通の思いを持っております。

景気が厳しい中、各社が行政と一致団結を図る取り組みを今後についてもぜひさせていただき、地域経済の活性化につながればと思っております。

今後ともよろしくお願い申し上げます。

本日はありがとうございました。

質疑応答

記者

ステッカーは各店舗、今日からお店に貼られるのですか。

協会加盟8社代表（株式会社セブン-イレブン・ジャパン）

私どもについては、フィールドカウンセラーというのがいまして、今日明日で各お店を回りながら配布させていただきます。

記者

他に協会に加盟されている流通各社があると思うのですが、今後まだ広げていく余地はあるのでしょうか。

知事

今後まだ確かにこの8社以外に幅広く店舗展開している皆さんがおられるわけですが、そういうところには、逐次、拡大していただくというところで進めていきたいと思っております。

 

以上

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