ページID:32821更新日:2023年1月20日

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知事臨時記者会見(平成22年7月23日金曜日)

 

本館2階特別会議室

10時00分から
                   

発表事項

  • 「花と名水、美し色の山梨」「山梨・中央線」キャンペーンについて

※JR東日本との共同記者会見

配付資料「『花と名水、美し色の山梨』『山梨・中央線』キャンペーン閉幕と今後に向けての共同声明」(PDF:56KB)

配付資料「『花と名水、美し色の山梨』『山梨・中央線』キャンペーン成果報告」(PDF:55KB)

「花と名水、美し色の山梨」「山梨・中央線」キャンペーンについて

知事

皆さんおはようございます。

「花と名水、美し色の山梨」キャンペーンが、4月1日からスタートしましたが、6月30日をもって終了いたしました。JR東日本をはじめ、県内の市町村や観光事業者の皆さんに、大変にご協力をいただきまして、このゴールデンウィーク期間中の観光客数は、前の年に対しまして3.5パーセント増加するなど、大きな成果を上げることができたと考えております。関係者の皆様のご協力に心からお礼申し上げたいと思います。

今回のキャンペーンでは、多彩な催しが行われたわけであります。2年ぶりに「SLやまなし号」というSL(蒸気機関車)を走らせていただいたこともありますし、様々なイベント列車を企画していただきました。また山梨県の場合には、鉄道の駅から観光地に向かうバスの便があまりよくないということが、観光客の皆さんから不評を買っていた面がありましたので、二次交通を充実いたしまして、いろいろな花と名水のスポットを巡る、観光定期バスを走らせていただいたということで、JRや県内交通事業者の皆さんに非常なご協力を賜ったわけであります。

また、やまなし観光推進機構とJR東日本におかれまして、花の名所と名水スポットを巡る旅行商品を、多数作っていただきまして、多くの方に山梨の魅力を体感していただきました。こうした多彩なイベントや観光資源の紹介によりまして、春の山梨の魅力というものを、十分観光客の皆さんに堪能していただいたものと思っております。

この成果を一過性のものにしないで、これからも継続していきたいと考えておりまして、JRとの協力関係を一層強固なものにしながら、今後もJRと一緒にキャンペーンを実施していきたいと考えているところでございます。

今回のキャンペーンにご尽力をいただきました関係者の皆さんにお礼を申し上げまして、私からのご挨拶といたします。

ありがとうございました。

JR東日本八王子支社長

おはようございます。

JR東日本八王子支社長の出口でございます。

山梨県の皆様には、日頃からJR東日本をご利用いただきまして、大変ありがとうございます。

私は、6月23日付けで、新たに八王子支社長に就任いたしました。

安全を第一に、更なるサービス技術の向上と、新たな商品提案という形で、皆様に鉄道を利用していただけるように、駅や駅周辺の活性化、観光開発といった形で地域の皆様にも貢献できるように、努力して参る所存でございます。

どうぞよろしくお願いいたします。

本日は、当社「山梨・中央線キャンペーン」につきまして、山梨県と共同会見の機会をいただきまして、大変ありがとうございます。

一昨年のデスティネーションキャンペーンに引き続き、昨年のアフターデスティネーション、そして今年も4月から6月まで、山梨県、やまなし観光推進機構、そして各自治体の皆様、関係団体の皆様とともに、キャンペーンを実施することができました。

今回のキャンペーンでは、先ほど県知事からもご紹介がありましたとおり、鉄道を降りた後の接続交通、二次交通というものの整備を図るとか、地域の皆様とのふれあいの場を増やすとか、あるいは、地域の皆様に「もてなしの心」の醸成という形で参加していただくといったことを目的に取り組んで参りましたけれども、後ほどご紹介させていただきますけれど、大変大きな成果があったと認識しております。

また、このキャンペーンの目玉として、SLを2年ぶりに運転させていただきました。運転にあたりまして、県、あるいは関係自治体、それから山梨県警はじめ警備等に大変なご尽力いただきまして、無事4日間の運行を行うことができました。

本当にありがとうございました。

当社の実績につきまして、少し具体的に申し上げます。イベント列車につきましては、70本を運行いたしまして、12,107人の皆様にご利用いただきました。

特にSLは4日間、2,591人の皆様ということで、満員で運転させていただきましたし、また、沿線の皆様にもSLの雄姿を楽しんでいただいたものと考えております。

私どもの「びゅう商品」につきましては、旅行商品でございますけれども、130コースを設定いたしまして、22,135人の送客をいたしました。目標が20,500人でございましたので、目標比108%、前年に対しましても111%という送客をいたすことができました。また、「駅からハイキング」につきましても、7コース、1,639人のお客様に参加していただきました。

先ほど二次交通で申し上げましたけれども、駅に降りていただいてタクシーで観光していただくという「駅から観タクン」という商品を、今回から初めて甲府で導入いたしました。甲府の駅を出発して、1時間半で5,400円といったようなところから3コース用意したわけでございますけれども、このご利用実績が66件ということで、私ども、月15件くらいかなと、スタートとしては想定しておりましたけれども、これを上回るご利用をいただいたということで、新たなスタートも、これから継続していくだけのご利用をいただいたと思っております。

トータルで申し上げますと、私どもが山梨県エリアに送客させていただいた人数が、46,827人、前年比113%になります。一昨年デスティネーションキャンペーンをやりまして、去年アフターという形でやり、当然デスティネーションの反動で減ったのですけれども、今年はそれをまた復活させるだけの上向きの成績を残せたというのが最大の成果かと思っております。

今回の成果を踏まえまして、私どもも、今後も、山梨県、関係自治体の皆様、また観光推進機構様との協力関係を更に強化して、山梨県にあります四季折々の観光資源を開発し、そして紹介し、お客様を山梨に来ていただくという形で、地元とのふれあいをしていただくというような活動を、今後とも協力して参りたいと考えているところでございます。

この間の皆様方のご協力に感謝申し上げまして、ご挨拶とさせていただきます。

どうもありがとうございました。

質疑応答

記者

今後の連携を確認されましたが、今後について、何か具体的にこういったものをとか、見通しがございましたらお聞かせいただければありがたいのですが。

知事

 JRと一緒にどういうキャンペーンを今後続けていくかというこうとについて、まだ具体的なものが決まっているわけではありません。

しかし、JRの誘客力といいましょうか、あるいは宣伝力というものは非常に大きなものがあり、観光振興に大きな効果があるものと思っておりますので、今後とも何らかの形で、JRと連携した観光キャンペーンというものを続けていきたいと県としては考えておりまして、これから八王子支社と協議して行きたいと思っております。

観光キャンペーンとはまた別として、今、検討しておりますのは、例えば、駅を起点とするトレッキング観光、これを上野原市、大月市の管内の駅が8駅ありますけれども、これを活かしまして、あの地域というのは観光というとやはりトレッキング、ハイキングということになります。

ハイキングコースには大変すばらしいコースがあるようで、ハイキングの専門家からすると、富士山が綺麗に見えますから大変に注目をされています。

そういうことで、中高年の観光客が駅まで鉄道を使って、そして駅からハイキングに向かうというニーズが非常に大きいということで、そういうこともJRと一緒に進めていきたいと思っております。

JR東日本八王子支社長

来年度の取り組みとして、具体的にどのようなキャンペーンの形を取っていくかというのは、これから山梨県様と一緒に勉強して参りたいと思っておりますけれども、いずれにしろこの3カ年、お互いに取り組んで参りまして、大きな成果を生みつつある動きでございますので、これを継続していくというために具体的にお互いに何をしていくかということで考えて参りたいと考えております。

今、具体的にご紹介がありました取り組みとしてのトレッキング、ハイキングでございますけれども、私どもも先ほど若干触れましたが、「駅からハイキング」という形で、歩きを目的にされたお客様を鉄道に乗っていただくという施策を、ここもう7、8年になるでしょうか、やって参りました。

今回ご提案いただいた8駅集中的に整備し、それを紹介していくというのは、なかなか珍しい活動だろうと思いますけれども、是非私どもとしましても、東京のお客様を中心に、山梨にご案内するという取り組みの目玉として、この施策が大きな成果を上げるように取り組んで参りたいと考えているところでございます。

記者

8駅なのですが、途中無人駅があるように思っているのですが、その駅を有人化するような計画はあるんでしょうか。

JR東日本八王子支社長

駅の販売の体制ですとか、サービスの体制と、直接今回のトレッキング、あるいはハイキングでの旅の募集というのはリンクしていないと思いますので、無人駅でありましても、きちんと降りていただいたお客様に、ハイキングコースあるいはトレッキングコースのご案内できるような案内方法の整備といったものを、私どもとしても考えて参りたいと思っております。 

 

以上

このページに関するお問い合わせ先

山梨県知事政策局広聴広報グループ 
住所:〒400-8501 甲府市丸の内1-6-1
電話番号:055(223)1336   ファクス番号:055(223)1525

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