ページID:25729更新日:2023年1月20日

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知事臨時記者会見(平成21年6月30日火曜日)

 

本館2階特別会議室

17時00分から
                   

発表事項

「花と名水、美し色の山梨へ」キャンペーンについて

※JR東日本との共同記者会見

配付資料「共同記者会見次第」(PDF:5KB)

配付資料「キャンペーン閉幕と今後に向けての共同声明」(PDF:5KB)

配布資料「「花と名水、美し色の山梨へ」キャンペーン成果報告」(PDF:67KB)

「花と名水、美し色の山梨へ」キャンペーンについて

知事

4月1日から、「花と名水、美し色の山梨へ」キャンペーンをしてきたわけでありますが、今日をもって終了することになります。このキャンペーンにはJR東日本をはじめとして、県内の市町村、観光事業者など、大勢の皆様方に大変にご尽力をいただいて、大きな成果をあげることができました。関係の皆様に心から感謝を申し上げたいと思います。

昨年、同じ時期に「デスティネーションキャンペーン」を行いました。今回「花と名水、美し色の山梨へ」キャンペーンは、この「デスティネーションキャンペーン」の成果、実績、経験というものを活かして、さらにそれを洗練させて、今キャンペーンは一段と効果の高いものになったのではないかと思っております。

「レトロ(桃源郷)号」だとか、鉄道駅から二次交通のバスなども、たくさんいろいろなものが出ましたし、県下各地で様々なイベントも行われ、またPR活動も大変効果的だったと思っております。

これで春の山梨の魅力というものが、特に首都圏、そしてそれ以外の全国の皆さんにも相当定着してきたのではないかと思っております。このキャンペーン期間中にゴールデンウィークがあったわけでありますけれども、このゴールデンウィークの山梨県への観光客は、その前の年のゴールデンウィークの観光客に対しまして2.7パーセント増加したわけです。非常に逆風の中でありました。ひとつは百年に一度という大不況で、観光需要も落ちているという中であり、それから新型インフルエンザが起こっている最中でもありました。それから高速道路の割引が行われ、首都圏の方々が山梨を通り越して、長野とか新潟とか東北とか、遠くの方に行く傾向があったという様な、逆風の中だったのですけれども、ゴールデンウィーク中の観光客が2.7パーセント増えたということは、ひとえにこの「花と名水、美し色の山梨へ」キャンペーンの成果であったと思っております。あらためて関係の皆様方に、心からお礼を申し上げたいと思います。

この成果を一過性のものにしないで、これを定着させていきたい。そのためにはこれからも引き続きJR東日本と、しっかりとした協力関係、連携関係を組んで、共に今まで以上の観光キャンペーン活動を、今後も進めていきたいと思っているところであります。

以上で私の挨拶とします。ありがとうございうました。

 

JR東日本八王子支社長 

JR東日本八王子支社の髙野です。今知事からもお話しがありましたように、昨年のデスティネーションキャンペーンに引き続き山梨県と協力して春の観光キャンペーンを実施することができました。今回のキャンペーンでは、山梨デスティネーションキャンペーンつくりました「おもてなし」や「二次交通」をさらに拡充・継続させるという目的がありましたが、山梨県をはじめ関係各位と協力し大きな成果を挙げることができました。あらためて心から感謝を申し上げます。

具体的な成果を申し上げますと、まず、約90本のイベント列車を運行し、約1万3千人のご利用がありました。特にお座敷列車が人気があり、芝桜まつりやさくらんぼ狩りなどを目的とした列車につきましては、ほぼ満席に近い乗車率となりました。また、私どもの旅行商品である「びゅう商品」については、6種類のパンフレットをつくって、約2万人のお客様にご利用いただきました。デスティネーションキャンペーンと比べますと若干下回るものの、一昨年の風林火山キャンペーンと比較すると、約2倍のお客さまにご利用いただいています。中でも人気の高いさくらんぼ狩りのコースだけでも、4千人近いお客様にご利用いただきました。

特に今回は、少人数の味わい深い旅を提供しようとして新しく設定した、こだわりの旅「山梨プレミアム」につきましては、すべて満席のご予約をいただき、好評をいただきました。今後もこのような旅行商品を大切にしていきたいと思っています。
課題の二次交通につきましても、今回新規に運行した「清流と甲斐駒ヶ岳周遊バス」は、JR東日本八王子支社管内で積極的に宣伝を行ったこともあり、桜の季節を中心に4千人以上のお客様にご利用いただきました。
今後も山梨県や、やまなし観光推進機構とこれまで以上の協力体制を敷き、鉄道利用の旅の提案や、魅力あふれる山梨の観光素材の発信に、微力ではありますが、頑張っていきたいと思いますのでよろしくお願いします。

質疑応答

記者

支社長に伺いたいのですが、山梨県は、富士山、果物、ワイン、八ヶ岳といろいろと観光資源があるかと思うのですが、その一方で、なかなか全国的な観光地としての知名度が、そんなに高いわけではないかと思います。これからも連携されていくこということで、JRとして、山梨のどのようなところを売り込みたいのか、どのように売り込みたいのか、そういったところを教えてください。

JR東日本八王子支社長

先ず、今回も「花と名水」ということで、春の花があります。それから名水は、今まであまり出してこなかった新しい売り込みです。それから、秋は当然フルーツ。今の時期もありますが、フルーツという味覚も魅力はたくさんあります。もちろん景色が良い所もたくさんありますし、あまり有名ではないとおっしゃいましたが、どんどん知名度は上がっていると思います。

片方で、富士山というすごい財産もありますから、JR東日本としては、お客様が一番たくさんいらっしゃる首都圏で、今回も首都圏からたくさんのお客様に来ていただいていますけれども、(山梨は)ちょうどいい距離にあります。私どもには駅がたくさんありますので、駅のスペースを利用しながら、「山梨の良さ」を引き続き発信をしていきたいと思います。

それから、いつもお話ししていますけれども、今までの課題というのは、「鉄道で来ても、駅から先にどうやって目的地に行くんだ」という話、いわゆる二次交通の問題が課題でした。これは、デスティネーションキャンペーンの時から整備が進みまして、先ほども話しました、新しいコースもできました。非常にお客様からも好評なので、そういうことを更に地域の皆様と一緒になって整備を進め、使いやすい二次交通を整備することによって、鉄道とその二次交通を使って来ていただけるということについても貢献できると思っております。

記者

お二人にお伺いしたいのですが、まず知事の方から、先ほど春の山梨の魅力が首都圏でかなり定着できたのではないかとおっしゃいましたが、来年以降も春のこの時期にJR東日本と同じようにキャンペーンをやっていきたいと、そこら辺に対する県の期待と知事の考えを、それに対して、支社長の方には、JRとしてはどうお考えか、そのあたりをお願いします。

知事

おっしゃるように引き続き、これを一過性のものにしないで、JR東日本とは連携を強めながら観光振興をともに進めていきたいと思っておりまして、春の山梨については、2年連続でキャンペーンをやりましたから、山梨の春の魅力というものは、かなり浸透してきたのではないかと思っております。

しかし、これで手を抜くということなく、来年も春の時期にはJRグループの全国千五百の主要駅に五連の(観光)ポスターを、JRグループのご協力をいただいて、千五百の駅に掲出をすることを引き続きやっていきたいと思っております。

それから、来年の秋、これは我々がJR東日本にお願いしているわけですが、今回春にやったようなキャンペーンを、これは重点販売地域と正式に言うのですが、来年の秋に山梨で是非お願いをしたいと、我々としてはお願いをしているところです。
やはり、秋の山梨は、また魅力があるわけでして、紅葉、とりわけ甲府盆地のぶどう畑が紅葉する、そのような中、ワインのヌーボーが解禁になり、ワインツーリズムなどが行われる時期ですね。そういう秋の山梨も素晴らしいものがあるわけですから、秋の山梨の魅力をJR東日本と一緒にPRしていきたい。

そういうことをお願いしているところです。

JR東日本八王子支社長

八王子支社といたしましては、支社管内の主要な観光地と言いますか、大きな観光ゾーン、エリアでありますので、山梨についてはいろいろな機会に宣伝をしていく。これはいままでどおり続けたいと思います。

また、今知事からお話のありました秋に「重点販売地域に指定を」という県のご意向、知事のご意向も伺っております。私どもJR東日本には12の支社がありまして、それぞれ観光エリアを持っておりますので、その中で、全部が手を挙げるわけではないのですが、候補がいくつかありまして、その中から夏に選ぶという社内の手続きがあります。

八王子支社としては当然「山梨をなんとか」ということを、会社の中で意見を言いまして、できれば今お話があったように、秋にこういうキャンペーンができればと思っております。そうなるように支社長として努力していこうと考えております。

記者  

確認ですが、それは来年のことでよろしいでしょうか。

JR東日本八王子支社長  

来年の秋のことです。

 

以上

このページに関するお問い合わせ先

山梨県知事政策局広聴広報グループ 
住所:〒400-8501 甲府市丸の内1-6-1
電話番号:055(223)1336   ファクス番号:055(223)1525

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