ページID:24718更新日:2023年1月20日

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知事臨時記者会見(平成21年5月1日金曜日)

本館2階特別会議室

13時10分から

発表事項

  • 「山梨県新型インフルエンザ対策本部(第2回)の開催について」

「山梨県新型インフルエンザ対策本部(第2回)の開催について」

知事

先ほど、対策本部を開催いたしまして、皆様方、それぞれ公聴しておられましたから、状況は把握をしておられることだと思います。

本日の未明に、新型インフルエンザに感染していると疑われる人が、横浜で発生したということであります。確定できるのは、本日夕刻あるいは夜になると思うわけでありますが、いずれにしても国内発生が差し迫っているという状況でありますので、先ほど第2回目の対策本部を開催をいたしまして第2段階になります「国内発生早期」の段階を想定した準備に着手するように、各部局に指示をしたところであります。

本件の事案が発生したのが4月24日でありましたけれども、25日以降、山梨県におきましては、電話相談窓口の開設を行い、発熱相談センターを県下5保健所に設置し、県民の相談に応ずる体制を整えたところであります。また、発熱外来を県下14の病院において、この12時に開設をしたところであります。 それから、関係機関への注意喚起なども行っておりまして、それぞれ施策を各部局が力を合わせて対応してきているわけであります。引き続き具体的な対策の強化を図って行きたいと思っております。県民の皆様方には県がしっかり対応をしておりますので、この点はご安心をいただくと同時に、これから県から発せられた情報には十分注意をしていただいて、正確な情報に基づく、冷静な対応をしていただきたいとお願いを申し上げると同時に、うがい手洗いあるいは外出の際にはマスクをつけるといった基本的な予防策について励行してくださいますようにお願いを申し上げます。

以上であります。

<質疑応答>

記者

県の行動計画では、発熱外来を早期に開設するとありますが、今日開設したということでよろしいでしょうか。

福祉保健部長

12時をもって、開設の準備が整いました。

記者

開設の準備が整ったと開設するとでは、まったく別物だと思うのですが。

福祉保健部長

実際に開くのは、患者さんが出てからの話しですから、いつでも開設ができる、いつでも診療ができるということです。

記者

今、知事が県として、しっかり対応ができているというお話しだったのですが、行動計画自体は2月に改定されてまだ日が浅いわけです。今後の対応を含めて、今のところの行動計画を含めた県の対応の評価、感想を聞かせていただければと思います。

知事

各部局、それぞれ行動計画に基づいて、矢継ぎ早に必要な対策を打ってくれていると思っておりまして、横の連携もしっかりできておりますし、今のところは行動計画に基づくなすべきことを着実に順調に、むしろ前倒し的に実施をしていると評価をしております。これからも、そういう姿勢で努力をしていきたいと思っています。

記者

行動計画について、県と別に各市町村で用意しているのか、現状2市だけだということで各紙報道しているわけですが、その危機管理、この現状をどう受け止められますか。

知事

確かに行動計画ができて、まだあまり期間が経たないものですから、なかなか市町村までには、そこまで策定するのに間に合わなかった市町村が多かったわけでありますが、やるべきことはそんなに大きく違うわけではありませんから、またやるべき中味は県から具体的に指示をしておりますから、とりあえずは今回の事案について支障が生ずることはないと思っております。また、支障を生じさせないように県としてもしっかりと指導していきたいと思います。

記者

今日もし国内で感染が確認されて、そうすると対策会議がありましたけれども、県内での発生も時間の問題と懸念をされるところですけれども、明日から大型連休に入りますが、知事の休日の過ごし方はどのような予定でしょうか。

知事

今のところまだ決めているわけではありませんが、今日の夕方の疑似患者がどういうことになるのか、その辺の状況なども見ながら決めたいと思っております。

記者

明日から大型連休にはいるということで、県内には海外から多くの旅行者が訪れると思うのですが、観光に対する対策は考えていられますでしょうか。

知事

観光部が中心になって対応しておりますけれども、(福祉保健部長に対して)これについてはどうですか?

福祉保健部長

観光部で4カ国語の広報もしておりますし、仮に具合の悪い方が出るような場合においても、保健所に連絡して対応できる体制を取っております。

記者

仮定の話で恐縮なのですが、どこまで本当かわかりませんけれども、昨日横浜で感染の疑いのある高校生が出まして、厚生労働省と一時連絡が取れなくなったことで、今日舛添厚生労働大臣の午前中の会見で、非常に批判的なことを申されていまして、自分は1800首長の全部の携帯番号を知っているわけではない、その辺のホットラインをしっかりしてほしいという話しが出ていたのですけれども、あらためて知事から首長の方へ連絡をした事実があったら教えていただきたいのと、当然大型連休で中田市長も150周年のイベントの中止を検討したいと発言していたのですけれども、もし仮にゴールデンウィークに県内で感染例が出た場合、イベントとかの中止といった判断は、経済的な問題も非常に出てくると思うので難しい判断だと思うのですが、その前に誰がどういった形で判断するのかということを、もしわかれば教えていただきたいのですが。

知事

仮に県内発生ということになった時には、当然、そういうイベントとかを中止することを考えていかなければいけないわけですが、(福祉保健部長に対して)それは行動計画に書いてあるわけですね。

福祉保健部長

個々具体の発生の状況に合わせて対策本部で検討して、最終的には知事の判断で決定します。ただ、中止の命令というよりは主催者に対して、勧告なり推奨というかたちで出すことになります。


(以上)

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山梨県知事政策局広聴広報グループ 
住所:〒400-8501 甲府市丸の内1-6-1
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