トップ > 県政情報・統計 > 知事 > 開の国やまなし こんにちは。知事の長崎です。 > 知事記者会見 > 知事記者会見(平成22年2月2日火曜日)
ページID:28938更新日:2023年1月20日
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本館2階特別会議室 11時30分から 発表事項 発表事項以外の質疑応答 |
知事
県立病院の特定地方独立行政法人への移行につきまして、総務大臣の認可が受けられたところであります。地方独立行政法人山梨県立病院機構の設立に当たりましては、地方独立行政法人法の規定によりまして、総務大臣の認可が必要であります。総務省と事前協議を進めて参りましたけれども、昨年11月25日、設立認可申請書を正式に提出いたしました。総務省で、申請内容について、検討、そして認可に関する事務手続きを進めまして、去る1月26日、設立が認可されました。
今後は、法人の設立登記や中期計画の確定、協議、更には、中期計画をより具体化するための年度計画や法人の各種規程、組織体制について最終案を固めるなど、万全の準備を整えて、4月1日から特定地方独立行政法人に移行して参ります。
特定地方独立行政法人に移行後も、県立病院は、県の基幹病院として、県民生活に欠くことのできない政策医療を提供するとともに、中期目標に掲げられました医療の質の一層の向上と経営基盤の強化を目指して参ります。
以上であります。
記者
既に一部新聞報道などで出ていますので、できればお話ししていただきたいのですが、新県立射撃場なのですが、予算の計上を見送って、計画延期される話が出ていますが、そのような判断をされた理由と、その判断は知事ご自身が下されたものなのかという2点を教えていただきますでしょうか。
知事
まず、この判断は私自身が下したものであるということは、もちろん間違いありません。ただ、その内容につきましては、マスコミに報道されておりますけれども、今日午後の議会の会派説明の場で、ご説明するものでありますので、その経緯とか、そのような判断の中身とか、判断した根拠、理由とか、そのようなことについては、この会派説明後に説明をさせていただきたいと思います。夕方そのような機会を取ってあると聞いておりますので、その場でお話しをさせていただきたいと思います。
記者
先般、鳩山総理の来県時に、忍野村の天野村長がなさった発言についてなのですけれども、実際真意の方は、いろいろな取材で、励ましのつもりであるとかいろいろなことをおっしゃっているのですが、その中で、もしそういうこと(普天間基地の移設)になれば手を挙げるという話をなさっているわけです。それについて横内知事としては、どのようなお考えかお尋ねしたいのですけれども。
知事
確かに総理大臣との懇談の場で、忍野村長がおっしゃったわけですが、私はすぐ隣で聞いていたのですけれども、村長としては「雑談として聞き流していただきたいのですけれども」とこういう言い方をしてお話をされたわけでありまして、総理に対する応援といいましょうか、そういう軽いつもりで話しているのだろうと思っております。
それから内容についても、(村長が)言っていることは、皆さんもご承知の何年かに1回、沖縄駐留の海兵隊が、実弾射撃訓練のために、北富士演習場に来て何日間か射撃訓練をいたしますけれども、その回数をもう少し増やしてもいいという趣旨のことを言っているのであって、普天間基地を移設するとか、そういう話とは次元の違う話をしていることは間違いないと思います。
しかし、この北富士(演習場)の問題というは非常に長い経緯があって、微妙な問題でありますので、そういうことであったとしても、適切な発言ではなかったのではないかと思っております。
記者
追加で昨日(平野博文)官房長官が冒頭の質問に対して、実現の可否や発言の真意を含めて調べるという話をなさったわけですけれども、そういって波及し始めている部分もあると思うのですが、実際そのように動きかねないという状況もあるかと思うのですが、現実性があるかないかも含めてなのですが、もし仮にそういったお話になった場合、県としてのスタンスとしては、どういったスタンスをとられますか。
知事
北富士演習場問題というのは、先ほど申しましたような、非常に長い経緯のある微妙な問題を含んでいるものでありますから、仮にそういうことになれば、県としてきわめて慎重に、関係者とよく相談しながら対応していかなくてはならないと思っております。
(以上)