ページID:28782更新日:2023年1月20日

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知事臨時記者会見(平成22年1月22日金曜日)

 

本館2階特別会議室

14時00分から
                   

発表事項

平成22年度「花と名水 美し色の山梨」キャンペーンについて

※JR東日本との共同記者会見

配付資料「『花と名水 美し色の山梨』キャンペーンを実施します」(PDF:425KB)

平成22年度「花と名水、美し色の山梨へ」キャンペーンについて

知事

それでは、「花と名水 美し色の山梨」キャンペーンの実施につきまして発表させていただきます。
 本県におきましては、JR東日本の多大なご協力をいただく中で、一緒に協働いたしまして、春の山梨の魅力を全国に発信する「花と名水 美し色の山梨」キャンペーンを、昨年も実施いたしましたけれども、本年も4月1日から6月30日までの3ヶ月間実施することになりました。このキャンペーンは、「週末は山梨にいます。」というキャッチフレーズを使いまして、宿泊滞在型の観光地としての定着を目指すものであります。
 また、ここに5枚のポスターが貼ってありますけれども、この5枚のポスターは、本県の各地域の様々な観光資源の魅力をイメージさせるものであります。この5連のポスターは、3月から、このキャンペーン期間、JR東日本の各駅、そして県内の観光施設などに貼り出すことにしております。同時に6月には、全国のJRの駅、約1,500箇所ありますけれども、1,500箇所にこれを貼り出していただくことにしております。
 以下、今回のキャンペーンの概要につきまして申し上げさせていただきますが、まず、今回のキャンペーンでは、JR東日本などのご尽力によりまして、「山梨デスティネーションキャンペーン」、一昨年行ったものでありますが、その時に好評だった「SL列車」を走らせることにしております。
 また、4月1日のオープニングに合わせて、カーペット列車「NO.DO.KA(のどか)」を走らせていただくことにしております。そのようなものをはじめといたしまして、多彩なイベント列車を運転していただけることになっております。最近、このような列車に対する観光資源としての関心が非常に高まっているものですから、我々としては非常に期待しているところであります。この詳細は後ほど、JR東日本八王子支社長からご紹介がございます。
 さらに、県内を快適に巡っていただくためには、二次交通の整備が重要であります。そこで、鉄道駅からの各種の周遊バス、またイベント会場へのシャトルバスなどの二次交通の整備を、民間のバス事業者とか、あるいは市町村と連携しながら進めているところであります。
 加えまして、県内の花の名所や名水スポットを巡る旅行商品を、できるだけ多く造成していこうということで、JR東日本のほかに、やまなし観光推進機構も、そのような旅行商品を、たくさん造り出して、より多く山梨の魅力を体感していただくように努力しているところであります。
 あわせまして、県内200箇所の施設で利用できる特典クーポンの発行や、お楽しみプレゼントなどの特別企画を用意し、観光客の皆様に楽しんでいただくことにしております。
 また、春の山梨の魅力を強力に全国に発信するため、期間中のイベント情報や施設の割引クーポンなどを掲載した「イベントガイドブック」を23万部作成いたしまして、3月には、JR東日本の各駅や旅行会社の店頭に置くことにしております。
 その他、テレビ、ラジオ、旅行雑誌、インターネットのホームページなどで積極的に情報発信を行うとともに、東京日本橋にあります「富士の国やまなし館」にも専用のパンフレットコーナーを設置し、積極的に宣伝活動を行うこととしております。
 一昨年の「山梨デスティネーションキャンペーン」、そして昨年の「花と名水 美し色の山梨」キャンペーンの実施によりまして、桃、桜、ラベンダー、芝桜などの春の花々と、「(御岳)昇仙峡」、「西沢渓谷」、「忍野八海」など、昭和あるいは平成の名水百選に代表される名水の全国への知名度が上がってきているわけであります。この流れを絶やさないようにキャンペーンを実施し、さらに多くの方々に本県を訪れていただき、本県の魅力を知っていただきたいと考えております。
 以上であります。  

JR東日本八王子支社長

では、お手元の資料の1ページの資料の下の方に、先ほど 
 知事からお話がございましたイベント列車について書いてありますので、これについて若干の補足をさせていただきたいと思います。
まず(1)のSL列車ですけれども、2年前にデスティネーションキャンペーン時に動かしました「D51-498」という蒸気機関車を、今回このキャンペーンの期間の5月29日・30日と6月5日・6日という週末の2日間、計4日間運行いたします。
 今回の運転区間は、甲府(駅)から小淵沢(駅)です。前回は甲府(駅)と塩山(駅)の間でしたけれども、今度は山の方に向かいまして、甲府(駅)と小淵沢(駅)の間で運転するということでございます。時刻はそこに書いてあるとおりでありまして、編成は下にちょっと小さな絵が書いてありますけれども、小淵沢(駅)の方にこの蒸気機関車のD51が付きまして、後ろの方には「DE10」というディーゼル機関車が付きます。これは小淵沢駅で機関車の向きを変えることができない都合でこういう編成になります。
 従いまして、甲府(駅)から小淵沢(駅)に向かうときは、蒸気機関車が先頭で、この4両の客車を引っ張って行き、帰り小淵沢(駅)から甲府(駅)に戻ってくるときは、ディーゼル機関車が引っ張ってくると、そんな形になります。前回も大変ご好評いただきましたし、また地域の方々にも大変喜んでいただけたので、今回も同じように喜んでいただけたらと思っております。
 1枚めくっていただきまして、オープニング列車というところに書いてありますけれども、右に写真が載っております「NO.DO.KA(のどか)」という車両、これは新潟支社が持っている車両なのですが、3両編成で中にはカーペットが敷かれており、それから下に展望スペースと書いてありますけれども、1番前と1番後ろ、これは電車ですけれども、1番前と1番後ろが大変眺めのいい展望室が付いている、こんな車両でございます。この車を使いまして、キャンペーンの初日であります4月1日には、甲府(駅)から松本(駅)の間1往復、「美し色の山梨・信州」という名前で運転いたしますし、その週の週末4月3日から4日の2日間につきましては、新宿(駅)から小淵沢(駅)の間で、そこに書いてある時刻表で、運転するということでございます。(2)、急行「NO.DO.KA(のどか)な★山梨」と書いてあります、「★」がついているのですが、本当はここに音符のマークを入れたかったのですけれど、私どもの指定席の券を印刷する機械にそういう音符のマークがないということで、「★」になってしまいましたが、そんな工夫をして、珍しい名前で「NO.DO.KA(のどか)な★山梨」という列車を運転いたします。※印で書いてありますように、ちょうどこの頃、勝沼ぶどう郷駅、桜が綺麗な時期でございますので、そこはスピードを落として桜を車窓からも楽しんでいただこうといった試みもしてあります。私の方からの補足は以上でございます。

質疑応答

記者

知事にお伺いしたいのですが、DC(デスティネーションキャンペーン)から数えて今回3回目のキャンペーンになると思うのですが、今まで2回の成果について、知事としてはどのようにお考えかということと、それを踏まえて、今年はどういうことを期待されているか、その2点をお願いします。

知事

まず、平成20年は4~6月に「(山梨)デスティネーションキャンペーン」ということをやったわけです。その前の(平成)19年は、ご承知のように「風林火山」がNHK大河ドラマで放送されまして、観光客が大幅に増えたわけです。従って(平成)20年の「(山梨)デスティネーションキャンペーン」では、通常であれば大河ドラマの年は(観光客が)増えて、その次の年は大幅に減るのですが、その落ち込みをなんとか引きとめようという目的で始めたわけでありますが、(山梨)デスティネーションキャンペーン期間中3ヶ月の観光客は、前年度比で0.3パーセント増ということで、落ち込みを押さえる効果があったことは間違いないわけです。
 そして(平成)21年は、同じように4~6月に「花と名水 美しい色のやまなしキャンペーン」を実施したわけです。まだ(平成)21年の数字というのは集計されておりませんけれども、ゴールデンウィーク期間中だけ取ってみますと、前年を2.7パーセント上回っているということで、キャンペーンの効果が確かにあったと思っております。
 そういうことで2回のキャンペーンをやって、こうしたJR東日本と連携したキャンペーンは、観光客の誘客に非常に効果があると確認いたしましたので、今回もかなり無理にお願いをして、同じようなキャンペーンをやらしていただくことにしたわけであります。
 先ほども言いましたように、何といっても列車に対して観光客の関心が高まっているということがひとつありますし、それからJRグループの全国的なPR効果というものも大きなものがあるということであります。そういうことで私どもとしては大きな期待を持っているということであります。

記者

キャンペーンの内容自体についてお尋ねしたいのですが、SLはかなり人気があると思うのですが、チケットはいつから販売されるのかということと、停車駅を教えていただきたいのですけれども。

JR東日本八王子支社長

SLで引っ張る客車ですが、この切符は2通りの売り方をいたします。ひとつは普通の指定席のかたち、これは1ヶ月前からです。もうひとつは旅行商品といいまして、このSLに乗ることを含めた商品のチケット。これはまだ発売日が決まっていませんけれども、もう少し前の段階からお売りするということで、これは発売日が決まり次第お話したいと思います。
 「美し色の山梨・信州」という、4月1日の列車は、取り扱い上は団体臨時列車ということで、個人型でも申し込めるのですけれども、通常の指定席というかたちではなくて、旅行商品というかたちで発売いたします。これは発売日は決まっておりません。
 ふたつめの「急行『NO.DO.KA(のどか)な★山梨』」は全席指定席ですので、先ほど言いました、指定席は1ヶ月前、それから旅行商品はそれよりも少し前ですが、発売日が決まり次第お知らせしますということであります。また停車駅は後ほどお話しします。

(追記)  

  •  「美し色の山梨・信州」の停車駅

詳細未定、全席甲府発着のびゅう商品として発売、途中駅からの乗車不可

  • 「急行『NO.DO.KA(のどか)な★山梨』」の停車駅

新宿、三鷹、立川、八王子、大月、塩山、山梨市、石和温泉、甲府、竜王、韮崎、小淵沢(12駅)

記者

今回のイベント列車の本数と旅行商品の数、現時点での大まかなもので結構ですので分かったら教えてください。

JR東日本八王子支社長

今回新たに動かすイベント列車は、ここに書いておりますSL列車、SLはDC(デスティネーションキャンペーン)の時には動きましたけれども、これと「NO.DO.KA(のどか)」ということで、この資料の(3)に書いてありますのは、今までも春に動かしているとご理解ください。
 それから延べの本数は後ほどということで、すみません。
 旅行商品は、まだ全部が決まっていません。ですから、これもまた詳しいことを発表する機会があると思いますので、その時にお話ししたいと思います。

  • イベント列車の運転本数

本年66本、昨年88本

知事

今回は、やまなし観光推進機構が昨年4月にオープンしまして、今回のキャンペーンには、やまなし観光推進機構が準備の段階から取り組んでいただいているわけであります。やまなし観光推進機構としては着地型の旅行商品をできるだけたくさん造成するということで、今のところ20~30くらいを造成したいと、今計画していると聞いております。

記者

それはシーズンごとにということですか。

知事

この期間中です。

記者

支社長にお伺いするのですが、キャンペーンにあわせて5連ポスターを管内に掲げるということですが、大体何箇所ぐらいで、県内観光施設も含めて分かったら教えてください。また、その後6月からの全国のJR駅1,500というのは、これは(JR)東海とか(JR)西日本も含めての数字でよろしいですか。

JR東日本八王子支社長

まず、後ろの方の6月は全JRといいますか、国鉄から分かれました6旅客会社がございます。北海道から九州までということで、当然濃淡はあると思いますけれども、その中の1,500駅ということでございます。
 それから、それ以前のといいますか、4月に向けて、3月からになると思いますが、管内で貼りますのはJR東日本の主要駅ということです。
 それと駅数については、およそ350駅くらいということです。

記者

県内の観光施設のポスター掲出数はどれくらいになりますか。

やまなし観光推進機構理事長

県内の観光施設は、5連で掲出できる場所は限られておりますので、できるだけ掲出はしていきたいのですが、このポスターを見てお分かりのとおり単発でも貼れるようにもなっておりますので、できるだけ多く掲出しますけれども、これから掲出場所については調整していきたいと思っております。

JR東日本八王子支社長

私どもも、必ずしも5連全部を掲出するわけではなくて、もちろん5連全部貼るところもありますし、スペースによっては単独でというところもございます。 

 

以上

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山梨県知事政策局広聴広報グループ 
住所:〒400-8501 甲府市丸の内1-6-1
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