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更新日:2021年8月20日

奥秩父

 

大菩薩嶺

大菩薩嶺から望む富士山

奥秩父は東京都、埼玉県、山梨県、長野県にまたがった関東を代表する山塊で、日本百名山の雲取山、甲武信ヶ岳、金峰山、瑞牆山や山梨百名山の笠取山などの名峰が連なっています。また、小説「大菩薩峠」で知られ、日本百名山でもある大菩薩嶺もあります。

奥秩父の山々は水と深い関わりを持っています。奥秩父の東端に位置する雲取山は東京都の水源であり、林野庁選定の「水源の森百選」のひとつ「東京水道水源林」として保護されています。また、山梨と埼玉の境に位置する笠取山は多摩川の水源であり、水神社がまつられています。

甲武信ヶ岳

日本百名山のひとつ甲武信ヶ岳

瑞牆山

まだ雪の残る瑞牆山山頂

奥秩父の山々を中心としたエリアは、秩父多摩甲斐国立公園に指定されています。森林と渓谷の美しさにあふれ、首都圏から最も近い国立公園として、ハイキングや登山客などで多くの利用者に親しまれています。
令和元年6月に秩父多摩甲斐国立公園を中心とするエリア(山梨県、埼玉県、長野県、東京都の11市町村)は「甲武信ユネスコエコパーク」として登録されました。