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更新日:2021年3月8日

スマート農業

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AI/IoTを活用したトマト栽培

トマト栽培を行う(株)サラダボウルと、IoT/AIを活用した農業の新しいソリューションを提供する(株)NTTアグリテクノロジーが、共同で実証実験を実施しています。

従来は、栽培責任者がトマトの生育状況を毎日確認し、収穫量を予測し、出荷調整と農作業スタッフの配置を行っていました。要となる収穫量の予測には多大な稼働が必要で、かなりの負担がかかっていました。さらに、予測に失敗すれば販売機会の損失、スタッフの適正配置が不可能になるといった問題も発生していました。

この課題を解決するために、AIによる画像解析を用いたトマトの収穫量予測技術開発の実証実験を実施しています。試行錯誤を繰り返した結果、技術開発に成功しました。

醸造ぶどう栽培のスマート農業一貫体系の実証

日本の伝統的な長梢棚栽培と、海外で一般的な垣根式栽培のメリットを併せ持つ日本式醸造ぶどう栽培体系を確立するため、根圏制御による樹勢管理や、ロボットによる作業支援、AIを用いた作物の画像解析等の技術を使用した実証実験を実施しています。

スマート農業実証プロジェクト(5G)

熟練農家が持っているシャインマスカットの生産技術をAIに学習させ、スマートグラスを使い、新規就農者らの技術習得を支援しています。また、ブドウ畑に展開したローカル5Gで通信を行っています。

スマートグラス

スマートグラスでぶどうの色味を判断

スマートグラスで見える画面

スマートグラスで見える画面

IoT及びドローンを活用したブドウ栽培技術体系の実証

ブドウ栽培にICTを導入し、ハウス栽培を中心に環境データ、作業記録、栽培記録等の記録の見える化を進めています。また、ドローンによる農薬散布技術の実用性について検証しています。

アグリイノベーションLab構想

LPWA(Low Power Wide Area)を活用し、ハウス内に設置したWiFi、センサー、カメラにより、環境データとハウス内を可視化することで省力化、営農指導を実現しています。また、カメラによる盗難、鳥獣害対策も行っています。