ページID:5983更新日:2017年4月25日
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21世紀を迎え、都市問題及び都市交通を取り巻く環境は更に変化しています。モータリゼーションの進展、公共交通の衰退、少子・高齢化、中心市街地の空洞化、環境問題等の社会経済情勢の変化が起きています。
このような変化のなかで、経済・社会を支える場として都市活力の維持増進を図るとともに、人間居住の場として安全で快適な魅力あるまちづくりを進めることが極めて重要となってきています。これらの変化に対応するため、交通渋滞の緩和に向けた対策の他、今後の高齢者の社会参加を支援することや環境問題対応としての公共交通サービスの強化、中心市街地の活性化に向けた対応策等の新たな交通ニーズを踏まえた検討を行い、望ましい交通体系を確立します。
甲府市(旧甲府市、旧中道町)、甲斐市、中央市、昭和町、韮崎市、南アルプス市、増穂町、市川三郷町(旧三珠町、旧市川大門町)、笛吹市(旧芦川村を除く)、山梨市(旧山梨市)を調査対象地域としました。
平成16年度から平成19年度までの4年間で、甲府都市圏総合都市交通計画を策定する予定です。
調査を進めるにあたり、総合都市交通計画の策定に関する調査、研究及びこれに関する連絡、調整を行うため、学識経験者、交通事業者、国、県、市町村からなる「甲府都都市圏総合都市交通計画協議会」を設置しました。
パーソントリップ調査は、交通の主体である人(パーソン)の動き(トリップ)を把握することで、現在の交通行動の分析や将来の交通量の予測、甲府都市圏を中心とした地域に適した総合的な交通計画の提案に活用されるとともに、将来のまちづくりに役立てます。調査は、山梨県、甲府市、甲斐市、中央市、昭和町が共同で行う、統計法に基づく届け出調査です。
甲府市(旧甲府市、旧中道町)、甲斐市、中央市、昭和町、韮崎市、南アルプス市、増穂町、市川三郷町(旧三珠町、旧市川大門町)、笛吹市(旧芦川村除く)、山梨市(旧山梨市)の7市3町にお住まいの方から、住民基本台帳より無作為に抽出させていただいた約16,000世帯の中で、5歳以上の方全員を対象としました。
抽出されたご家庭に調査員が家庭訪問をさせていただき調査票をお渡しし、後日調査員が再訪問して回収する方法により行いました。
平成17年10~平成18年2月の平日(祝日を除く火、水、木曜日のうちの1日です)を調査日としました。
公共交通の利用実態と意識に関する調査票 (PDF:44KB)
パーソントリップ調査結果を集計し、甲府都市圏におけるおもな交通現況をまとめました。
注1)トリップ・・・人がある目的をもってある地点からある地点へ移動する単位をトリップといい、1回の移動でいつくかの交通手段を乗り換えても1トリップと数えます。
注2)内々トリップ・・・ある地域の中に出発地と到着地を持つ交通をいいます。
注3)内外トリップ・・・ある地域に出発地(又は到着地)があり、その地域以外に到着地(又は出発地)を持つ交通をいいます。
パンフレット「甲府都市圏の人の動き~平成17年甲府都市圏パーソントリップ調査から~」