ページID:23534更新日:2009年3月6日

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平成16年度公共用水域及び地下水の水質測定結果

経緯

県内の公共用水域及び地下水の水質汚濁状況の監視は、山梨県環境保全審議会の了承を得た測定計画により実施している。

内容

公共用水域の水質測定結果

(1) 人の健康の保護に関する環境基準項目

  • 砒素を除く25項目については、すべての地点で環境基準を達成した。
  • 砒素については、塩川ダム貯水池(須玉町)で地質由来により環境基準を超過した。(年間平均値0.011mg/リットル。環境基準は0.01mg/リットル)

(2) 生活環境の保全に関する環境基準項目

  • 河川:河川の評価の指標となるBOD(生物化学的酸素要求量)の環境基準達成率は、86.4%(19/22地点)であった。
  • 湖沼:湖沼の評価の指標となるCOD(化学的酸素要求量)の環境基準達成率は、80%(4/5地点)であった。

地下水の水質測定結果

(1) 概況調査

  • 環境基準項目では、テトラクロロエチレン及びトリクロロエチレンが1地点(南アルプス市小笠原)、また、硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素が1地点(北杜市高根町)で環境基準を超過したが、それ以外の地点はすべて環境基準を達成した。
  • 基準値超過井戸:2地点(うち飲用井戸0地点)
  • 基準値内検出井戸:49地点(うち飲用井戸20地点)
  • 要監視項目が検出された地点はなかった。

(2) 汚染井戸周辺地区調査

  • 南アルプス市小笠原地区では、20地点のうち4地点(うち飲用井戸0地点)でテトラクロロエチレン、また、5地点(うち飲用井戸0地点)でトリクロロエチレンが環境基準を超過した。
  • 笛吹市八代町南地区では、5地点(うち飲用井戸0地点)全ての地点で環境基準を超過した。
  • 両地区とも原因究明調査を行ったが、汚染原因が特定できなかったため、平成17年度の定期モニタリング調査地点に加え、継続的な監視を行う。

(3) 定期モニタリング調査

  • 33地点のうち11地点で環境基準を達成したが、22地点で引き続き環境基準を超過した。このため、引き続きモニタリング調査を実施し、継続的な監視を行う。
  • 基準値超過井戸:22地点(うち飲用井戸2地点)
  • 基準値内検出井戸:8地点(うち飲用井戸0地点)
  • 不検出井戸:3地点(うち飲用井戸1地点)

結果詳細

オープンデータ

クリエイティブ・コモンズ表示2.1日本ライセンス 平成16年・公共用水域・地下水・常監・結果概要 (PDF:31KB)

平成16年度の公共用水域と地下水の水質調査の概要

クリエイティブ・コモンズ表示2.1日本ライセンス 平成16年・公共水域・地下水・結果資料 (PDF:1,011KB)

平成16年度の公共用水域と地下水の水質調査の概要

このページに関するお問い合わせ先

山梨県環境・エネルギー部大気水質保全課 
住所:〒400-8501 甲府市丸の内1-6-1
電話番号:055(223)1511   ファクス番号:055(223)1512

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