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ページID:61129更新日:2017年4月1日

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ニホンジカによる植物の摂食状況に関する情報提供のお願い

趣旨

山梨県内にはニホンジカが広く分布しています。ニホンジカの個体数増加に伴い、ニホンジカによる皮はぎ(剥皮)、森林の下層に存在する植物に対する摂食圧が深刻化しています。さらに、2014年2月に山梨県内で大雪が発生した後、一部の箇所では集中的な剥皮が観察されています。今後、ニホンジカによるこうした植物への影響を低減することが重要ですが、ニホンジカによる植物の摂食は広域で発生するため、把握することが困難です。

そこで、山梨県内の森林(天然林、人工林を問わず)において、ニホンジカによる摂食が発生しているか、発生している場合などのような状況かを、下記の様式に従って情報提供をお願いします。ニホンジカによる摂食が発生していないということも重要な情報ですので、そのような森林に出かけた際にも情報提供をお願いします。

情報提供のお願い

 山梨県内の森林に出かけた際に、以下の項目に従って情報をお寄せください。回答が必須の質問は8つですが、摂食の状況によっては追加の質問にお答え下さい。

なお、紙の様式はこちらです。

紙の様式に入力していただいた場合は、FAX(0556-22-8002)または電子メール(iijima-akks@pref.yamanashi.lg.jp←アットマークは半角文字に修正して下さい)で、森林総合研究所飯島までお送り下さい。

情報提供の入力


発見した場所の情報は、詳細なほど有用となります。住所、沢名、林班名、狩猟メッシュ番号、標高等なんでも結構ですので、可能な限り詳細な場所の情報をご記入下さい。GPSの緯度経度の情報があると大変助かります。緯度経度は、Google地図上で右クリックして「この場所について」をクリックすることで取得できます。または、GPS機能付きのスマートフォンで写真を撮影していただいても取得できます(緯度経度の取り出し方が分からない場合は、撮影した画像ファイルをお送り下さい)。

割合は、見える範囲の木の数に対して剥皮されている木の数の割合です。天然林、人工林(新しい植栽地も)を問いません。剥皮されている木が全くなければ0%、1~10%の範囲だと感じたら10%、のように10%刻みでかまいません。
質問③-1:新しい剥皮はあったか?
1個体でも剥皮されている個体があれば、お答え下さい。「新しい」とは、下の写真のようにみずみずしく、剥皮された外側の樹皮が内側に巻き込んでない状態です。
シカシート:新しい剥皮の例
選択肢    

1個体でも剥皮されていれば、お答え下さい。直径は、地上から高さ1.3mの位置で見て下さい。

1個体でも剥皮されていて、かつ分かるようであればお答え下さい。
質問④:高さ1.5m以下の植生の状態について(必須)
高さ1.5m以下の植生だけが極端に少ないかどうかをお答え下さい。下の写真は、高さ1.5m以下の植生だけが極端に少ない例です。シカによる摂食が深刻化すると、シカの口が届く約1.5mの高さ以下の植生が少なくなります。
1.5m以下のみ植生が極端に少ない例
選択肢    
質問⑤:高さ2m以下の植生の種類について(必須)
高さ2m以下の植生が、主にササかどうかお答え下さい。
選択肢    
質問⑤-1:ササは全面的に枯れていたか?
質問⑤が「主にササ」だった場合にのみお答え下さい。
選択肢    
質問⑤-2:ササの高さは?膝よりも
質問⑤が「主にササ」だった場合にのみお答え下さい。
選択肢    
質問⑥:高さ2m以下の植生におけるシカの食べ痕(必須)
高さ2m以下の植生について、シカが食べた痕が1つでもあれば「あった」として下さい。
選択肢    
質問⑦:シカ糞の有無(必須)
調査を行った場所の周辺に下の写真のようなシカ糞が落ちていれば、「あった」として下さい。なお、カモシカの糞は形では区別が困難ですが、カモシカの糞は100粒以上と大量にまとまって落ちているので、量で区別して下さい。
シカシート:シカ糞の例
選択肢    
質問⑧:シカ道の有無(必須)
選択肢    

  

このページに関するお問い合わせ先

山梨県林政部森林総合研究所 
住所:〒400-0502 南巨摩郡富士川町最勝寺2290-1
電話番号:0556(22)8001   ファクス番号:0556(22)8002

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