更新日:2023年2月14日

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南部警察署の沿革

 

明治6年8月、鰍沢村に取締出張所が設けられ、当署管内も同出張所の管轄区域に含まれていたが、取締り上の不便から、翌7年1月、睦合村南部の民家を借り上げて取締出張所が設けられた。

 

翌8年、取締出張所は、「第三聯区第二番巡査屯所」として改称された。 

 

 

明治10年2月、「鰍沢警察署南部分署」と改称され、南巨摩郡身延村他5ヶ村、西八代郡のうち大河内、栄両村を管轄区域とした。翌11年4月、今までの借家の近くに庁舎を新築した。このときの定員は、鰍沢警察署長の指揮監督の下に8人であった。

 

 

翌12年12月、「南部警察署」と改称され、従来の本分署の関係はなくなった。

 

明治16年9月、本分署制の復活に伴い、再び、「鰍沢警察署南部分署」と改称された。

 

従来からの勤務形態は、全員在所勤務の方法をとっていたが、警察事務の複雑多岐化に対応するため、明治20年から駐在所制度が採り入れられ、

 明治20年1月「福居村巡査派出所」

 明治20年12月「身延巡査駐在所」「大河内巡査駐在所」「富河巡査駐在所」

 明治21年8月「栄巡査駐在所」

 明治22年4月「睦合巡査駐在所」

 明治23年4月「万沢巡査駐在所」

 明治23年5月「豊岡巡査駐在所」がそれぞれ設置された。

 

明治22年8月、今までの管轄区域であった西八代郡大河内、栄の2ヶ村は、市川警察署の管轄に属することとなった。

 

明治24年4月、「南巨摩郡警察南部分署」と改称され、さらに明治29年4月には、「南部警察署」と改称され、大河内,栄2ヶ村を再び、管轄することとなった。

この当時の定員は、署長(警部)以下13人であったが、その後、順次増員され、昭和2年4月には22人となった。

 

昭和16年4月、今までの庁舎が老朽、狭隘となったことから、睦合村南部8255番地1外11筆に、敷地面積486坪、建物延べ240坪、木造2階建の庁舎を新築した。

 

昭和23年3月、警察法施行により、「南部警察署」は、現身延町を管轄する「身延地区警察署」と、現南部町を管轄する「南部地区警察署」に分割された。

 

昭和29年7月、新警察法施行により、自治体警察が廃止統合され、「南部警察署」と改称された。

 

昭和52年3月、庁舎の老朽化と敷地の狭隘から、南部町南部9335番地1に、敷地面積4776平方メートル、建物延べ1876.2平方メートル、総工費2億5700万円余で、鉄筋コンクリート三階建の庁舎を新築移転し、現在に至っている。

 

 

 

山梨県南部警察署

〒409-2212山梨県南巨摩郡南部町南部9335番地1

電話:(0556)64-0110(代表)

 

 南部警察署