ページID:117853更新日:2024年10月21日

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令和6年度第2回就農魅力体験バスツアーの開催について

開催概要

令和6年10月5日(土曜日)、小雨の降るなか「やまなし就農魅力体験バスツアー」が開催されました。

参加者は甲府駅北口に続々と集合し午前9時30分、参加者を乗せたバスが出発しました。

農家見学

午前10時頃、バスが最初の見学先である韮崎市穂坂町に到着しました。

最初は、韮崎市でブドウを生産している果樹農家の池田さんの畑を見学しました。

韮崎市のブドウ農家見学1 韮崎市のブドウ農家見学2

池田さんに出迎えられたあと、現在の農業経営の様子や農業を始めるまでの経験について説明をしてもらいました。山梨県外から移住してきてブドウ農家として生産に励んでいる池田さんのお話は県内外から農業を始めるために集まった参加者にとって大変ためになるお話でした。

韮崎市のブドウ農家見学3

その後、池田さんが生産しているブドウ「甲州」と「マスカットべーリーA」を試食しました。現在では多くがワイン用として出荷されていて、普通に食べる機会が少ないブドウでしたが、とても美味しく参加者から驚きの声があがりました。

韮崎市のブドウ農家見学4

農業法人見学

その後、バスで移動をして、同じく韮崎市穂坂町内でワイン醸造用ブドウの生産を行っている本坊酒造株式会社マルス穂坂ワイナリーの日之城農場に向かいました。バスが通れない細い道を歩くこと約10分、2haの畑の中に垣根栽培のブドウが立ち並ぶ光景のなかで2ヶ所目の見学を行いました。

韮崎市ブドウ生産法人の見学1 韮崎市ブドウ生産法人の見学2

栽培課長の雨宮様からワイン醸造用ブドウの生産のこだわりや農業法人での働き方について伺いました。

韮崎市ブドウ生産法人の見学3

続いて一行はマルス穂坂ワイナリーの醸造場で、農産物加工施設の見学を行いました。発酵したブドウの香りに包まれながら、ワイナリーの沿革や醸造の工程について学ぶとともに、ワイナリーと地元農家の深いつながりについて伺うことができました。

韮崎市ブドウ加工施設の見学

農家、農業法人見学

午後2時、昼食を終えた我々は市川三郷町でナスやスイートコーンなどの野菜を生産している市川さん、株式会社アグリ甲斐の畑を訪問しました。

市川三郷町見学1

最初に市川さんから、現在の営農の状況や山梨県に移住して就農するまでの経緯、一日のスケジュールについて説明がありました。最も忙しい一日の過酷なスケジュールについて語りながらも、笑顔で楽しく仕事をしていると語った市川さんの姿からは、農業を仕事にする、ということの厳しい現実とそれ以上に農業という仕事の魅力を強く感じることができました。

市川三郷町見学2

続いてアグリ甲斐の渡邉取締役から、法人の概要と大塚地区の農業について伺いました。地域の中で多くの新規就農者を育成した実績や農業法人としての取組について説明してもらいました。

市川三郷町見学3 市川三郷町見学4

その後、市川さんたちに教わりながらナスの収穫作業を体験しました。用意してもらったハサミを持って畑の中に入り、大きなナスを収穫することができました。

農産物直売所の見学

お昼ご飯やトイレ休憩を兼ねて、地元の農産物直売所を見学しました。

地元で作られている農産物や地元の農産物を加工したものなど、実際に販売されているものを見ることで、自身が今後就農したときのイメージをつかむことができたと思います。

最後に

一日の見学を終え、バスは甲府駅北口に到着、解散となりました。

午前中は小雨のなかカッパを着用しての見学、午後は湿った地面の上、滑りやすい中での体験となりましたが、参加者は思い通りにいかない農業の現場について体験することができたのではないでしょうか。

また、自営就農や法人への就職、果樹、野菜といった複数の就農形態について学ぶことができ、自身が目指す農業を形を見つける手助けになったと思います。

 

山梨県では、県内への就農を目指す方を対象に情報収集や農業体験を行うことができる事業を用意しております。

詳しくは県HP内やまなし就農ライフサポート事業を確認してください。

このページに関するお問い合わせ先

山梨県農政部担い手・農地対策課 
住所:〒400-8501 甲府市丸の内1-6-1
電話番号:055(223)1621   ファクス番号:055(223)1604

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