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ページID:3929更新日:2022年8月2日

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松くい虫の被害相談など

 

松くい虫の被害特徴

松くい虫といわれているマツの病気は、その大部分がマツの材線虫病のことです。
夏から秋にかけて、葉がなんとなく黄色っぽくなり、だいたい一ヶ月後には、樹冠全体が赤くなって枯れてしまい、春までには木自体が枯れて死んでしまいます。

松くい虫の被害にあったら(対処方法)

 

松くい虫の被害にあったら、他のマツへの感染を防ぐため、かわいそうかと思いますが切り倒して燃やすか、薬を使用します。 これは、松くい虫の病気を媒介する虫を、処理するためです。

その虫が木から出てくる前に処理しなくてはならないので、五月までに処理をする必要があります。

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松くい虫の被害にあわないために(予防方法)

松くい虫は基本的に弱った木がなる病気です。
人が風邪をひかないよう予防するのと同じように、まず予防することが大切で、予防方法も似ています。

  1. 薬剤散布:マツノザイセンチュウを媒介するカミキリ虫が木に被害を与えないように薬剤を散布します。時期は5~7月に行うのが効果的です。(人間でいうところの手洗いや、うがいにあたります。)
  2. 樹冠注入:松の幹にドリルで穴をあけて薬を注入します。幹の太いものだと薬効に時間がかかります。時期は11~翌3月に行うのが効果的です。(いわゆる予防接種、万能ではないところも似ています。)
  3. 松を健康にする:松くい虫は弱った松をねらっています、肥料をやったり、剪定を控えたりして松を健康にたもちましょう。(病気にかかりにくい状態にする。人間と同じですね。)

『これは?』と思ったら

松くい虫だけでなく、松や樹木の病気は沢山あります。

松くい虫以外の病気の可能性もありますので、まずは造園屋さんや樹木医などの 専門家にご相談する事をお勧めします。その上で、『これは?』と思うものがあれば、森づくり推進課までお問い合わせください。

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山梨県林政部峡東林務環境事務所 
住所:〒404-8601 甲州市塩山上塩後1239-1東山梨合同庁舎 3 階
電話番号:0553(20)2720   ファクス番号:0553(20)2728

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