トップ > 県政情報・統計 > 知事 > 開の国やまなし こんにちは。知事の長崎です。 > 国際交流 > 海外渡航(アメリカ合衆国カリフォルニア州)
ページID:118957更新日:2025年1月14日
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日時 | 令和6年11月1日(金曜日)~11月7日(木曜日) |
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渡航先 | アメリカ合衆国 カリフォルニア州 |
内容 | カリフォルニア州の自治体、企業等との富士五湖自然首都圏フォーラムの活動に係る連携協定の締結等 |
今回の訪問では、富士五湖自然首都圏フォーラムの3つの国際コンソーシアム「富士五湖グローバル・ビレッジコンソーシアム」「富士グリーン水素コミュニティコンソーシアム」「社会起業家連携・先進行政コンソーシアム」の活動に関し、カリフォルニア州の自治体や団体、企業と連携協定を締結しました。
「富士五湖グローバル・ビレッジコンソーシアム」の活動に関しては、カリフォルニア州のラグナビーチ市を訪問し、同市との間で、特に芸術、伝統、教育等の分野で交流を推進することで合意し、富士五湖地域の6町村を代表して、長崎知事が友好都市協定を締結しました。
ラグナビーチ市は風光明媚なリゾート市として知られるとともに、美術館を中心として発展したアートシティであり、面会したスー・ケンプ市長、ラグナビーチ市姉妹都市協会のカリン・フィリップセン初代会長と、アートを通じた人的交流やまちづくりのノウハウに関して意見交換を行いました。
「富士グリーン水素コミュニティコンソーシアム」の活動に関しては、水素エネルギーの利用を促進する全米最大の官民合同組織「ARCHES(Alliance for Renewable Clean Hydrogen Energy Systems)」の中核組織Renewables100との提携協定を締結しました。今後、県が国内外から様々な自治体、団体、企業の参加を得て進めるコンソーシアムの活動に、全面的に協力いただけることとなりました。
また、水素エネルギーの生産コストの低減技術を有する企業「SGH2 Energy」との提携協定を締結しました。同社CEOのロバート・T・ドゥー博士とは、富士の麓での実験プラントの設置や、今後の技術交流について意見交換を行い、富士五湖自然首都圏フォーラムの特別アドバイザーに就任いただけることで合意しました。
また、環境問題に関するシンクタンク「スクリプス海洋研究所」を訪問しました。面会した地球温暖化研究の世界的権威であるヴィーラバドラン・ラマナサン教授からは、水素エネルギーの活用について強い関心が示され、今回、温暖化対策国際会議CRC2サミットへの招待と、コンソーシアムの活動についての基調講演の依頼をいただきました。
「社会起業家支援・先進行政コンソーシアム」の活動に関しては、社会起業家を支援している全米最大級の非営利団体「LARTA Institute(Los Angeles Regional Technology Alliance Institute)」との提携協定を締結しました。同団体CEOのロヒト・シュクラ氏とは、社会起業家支援のノウハウ等について意見交換を行い、富士五湖自然首都圏フォーラムの特別アドバイザーに就任いただけることで合意しました。
3つの国際コンソーシアムの活動のほか、カリフォルニア大学アーバイン校の隣接地に開設されたクールジャパン・センターを訪問しました。カリフォルニア州における富士五湖自然首都圏フォーラムの活動を円滑に進めるとともに、同州の様々な自治体との連携による新たなプロジェクトの創出を図るため、現地の教育機関の協力のもと、このクールジャパン・センターを県の拠点として活用させていただくこととなりました。
また、カリフォルニア州アーバイン市長、サンディエゴ市長、カールスバッド市姉妹都市連携会長とそれぞれ交流会を行い、今後の南カリフォルニア地域との連携に向けた意見交換を行いました。