更新日:2016年3月3日

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KSC0034

県指定 有形文化財(考古資料)

深山田遺跡出土品

  • 深山田遺跡青銅製鋺(みやまだいせきせいどうせいわん)

平成18年4月27日指定

員数 14口

所在地 北杜市(北杜市須玉町大豆生田961-1)

所有者または管理者 北杜市

 

深山田遺跡青銅製鋺は、平成10年(1998)に北杜市(旧明野村)教育委員会により、県営圃場整備事業に伴う発掘調査で出土した、中世(13世紀~14世紀)の密教法具である。

深山田遺跡は、県北西部、茅ヶ岳西麓端の塩川河岸段丘上、標高約445m前後に位置している。調査では、貿易陶磁器(海外から輸入された陶磁器)、国産陶磁器、石造物等の遺物が出土し、13世紀前半~18世紀中頃の宗教関連施設や寺院跡等、さらに奈良時代および平安時代の集落跡が確認されている。

深山田遺跡の青銅製鋺は蛍光X線分析の結果、銅を主成分とし、鉛、錫を含む青銅であることが確認され、その大きさは口径10.7cm、器高3.4cm、底径5.8cmの大型品と、口径7.9cm、器高3.0cm、底径4.8cm(うち一つは破片資料)の小型品があり、大小とも底面には、全て「十」字形の線刻がみられる。

このように、県内において遺跡からまとまって埋納あるいは保管された状態で中世の密教法具が出土する事例は極めて稀であり、中世の密教の在り方を調査研究する上で、大変貴重な資料である。

 

 

 

 

 

 

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