更新日:2015年10月19日

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県指定 有形文化財(書跡)

常在寺文書一括

  • 常在寺文書一括(じょうざいじもんじょいっかつ)

平成26年2月17日指定

員数 文書160点、聖教・典籍4点、合計164点

所在地 富士河口湖町小立139

所有者又は管理者 常在寺

 

文書全160点のうち、江戸幕府成立以前(中世)のものが9点、江戸時代(近世)のものが149点、残る2点が明治以降(近代)のものである。このほか、中世に筆写された聖教・典籍が4点伝わる。

常在寺文書には、建治3年(1277)に日蓮が弟子の日永に代わって執筆したものとされる「日蓮筆日永書状断簡」、明応9年(1500)の「日建住持職渡状」など9点もの中世文書があり、中世の寺院のあり方を示す良質な史料が含まれており、それぞれの記載内容が豊富である。

山梨県内には身延山久遠寺が存在することから、富士川流域地方を中心に、久遠寺末派の日蓮宗寺院が数多く分布している。しかし、中世の富士北麓の社会情勢を伝える『勝山記』(昭和50年県指定有形文化財)の記述からも知られるように、近世以前には光長寺(静岡県沼津市)の門派の教線が、都留郡南部(富士北麓)から御坂峠を越え甲府盆地東部に及んでいた。この法流の有力寺院である常在寺の歴史的な実態追究は、日蓮を宗祖と仰ぐ諸門流の歴史のみならず、山梨県の歴史解明の上でも重要である。常在寺文書は中世から近世にかけて、寺院がいかに変化を遂げていったか、宗門の中にあって寺院が自らの由緒をどのように主張してきたか、など多くの研究素材を提供するものとして、貴重である。

 

 

 

 

 

 

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