更新日:2015年10月19日

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県指定 有形文化財(書跡)

日枝神社大般若経

  • 日枝神社大般若経(ひえじんじゃだいはんにゃきょう)

平成26年2月17日指定

員数 462巻

所在地 甲府市上曽根町2827(山梨県立博物館寄託)

所有者又は管理者 日枝神社

 

日枝神社の所蔵になる大般若経は、一切の諸法皆空の思想を明らかにする六百巻からなる大部の経典であって、そのうちの462巻が現存する。本経典の多くに見られる奥書によれば、延徳4年(1492)から文亀2年(1502)までの間に書写されたものが主体となっている。

それらは、もともと遠江国笠原荘棚草郷(現在静岡県菊川市)の春日神社に奉納されたもので、日枝神社に何時、どのような事情でもたらされたのかについては直接的な史料はない。永正7年(1510)の奥書のある第99巻が棚草郷で書写されており、この時期までは同郷の春日神社で使用されていたと理解され、第82巻、第301巻が天文12年(1543)に甲州で補写されていることから、この時期までには甲州に移動したと考えられる。

鎌倉時代後半から各地の神社や寺において大般若経を書写し、転読することが広く行われるようになったが、本県には建長6年(1254)に武田八幡宮に寄せられた経緯をもつ法善寺蔵本(重要文化財)を始め、大般若経の優品が多く伝わっているが、本経典は特に在地の神社で使用されているその利用方法や、伝来の在り方を知る上で、貴重なものである。

 

 

 

 

 

 

 

 

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