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更新日:2018年6月7日

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 山梨の文化財ガイド(データベース)天然記念物

 

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NC0108

県指定 天然記念物

六老杉

  • 身延の六老杉(みのぶのろくろうすぎ)

平成30年3月1日指定

所在地 南巨摩郡身延町身延4180-1(鷹取山領分の尾根筋)

所有者又は管理者 身延山久遠寺

 

身延山西谷の身延川右岸の山道入口から「身延の六老杉」までは標高200mの差があり、鷹取山東斜面に相当し、一面がスギの植林地である。南斜面のスギ林下には、暖地性のヤブツバキやカシ類も群生している。「身延の六老杉」の北側には身延山、南側には富士川が位置し、冬の北風は当たらず、春から秋にかけて富士川を上昇する駿河湾からの温暖多湿な南風が影響し、湿度(水蒸気)を好むスギの生育は旺盛である。

言い伝えによると、日蓮上人が法弟を引き連れて身延山に入った当時の住まいは身延山西谷の谷底にあったため、畑を作る土地がなかった。そのため法弟の六老僧をはじめとする高弟等が十数町の急な坂道をよじ登って山頂の平坦部を開墾し、わずかに野菜を栽培した。そのときにスギを植栽したので世に「六老杉」と呼ばれるようになった。

昭和2年から5年にかけて県が行った調査によると当時は4本の大杉がありそれぞれの根回り目通り幹囲、樹高等の計測記録や形態が記録されている。その中に「根回り10.75m、目通り幹囲8.64m、樹高43.0m、地上3.93mにして2幹となる。身延山には杉の木が最も多く老樹も少なくないがこの木に及ぶものはない。本樹は2本が癒着したものと思われる。」と身延の六老杉のことが記録されている。

昭和63年の県植物研究会が行った環境庁自然環境保全基礎調査では、4本の大スギのうち、身延の六老杉のみ残っていた。その調査の際の記録では、目通り幹囲9.45m、樹高45.0mであった。

日蓮上人の時代に植栽されたと思われるスギのうち、巨樹となっているほとんどのスギの目通り幹囲が6m大に対し、身延の六老杉の目通り幹囲は倍近くある。前記のとおり、2本が癒着したものとみなせば、大きいのは当然とも言える。

山梨県内のスギの巨樹として5番目の太さであることや、日蓮上人の高弟六老によって植栽された伝承もあり、県の地域歴史、自然文化の特色を物語る価値は十分に備えているものである。

<見どころ>

身延山久遠寺甘露門から西の鷹取山を眺めると、ひときは高い木を見ることができます。その木が身延の六老杉です。

 

 

 

 

 

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