更新日:2016年9月15日

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MC0001

県指定 名勝

東光寺庭園

  • 東光寺庭園(とうこうじていえん)

昭和54年3月31日指定

所在地 甲府市東光寺3-7-37

所有者又は管理者 東光寺

 

東光寺は臨済宗妙心寺派の寺院で、昔興国院と称し、保安2年(1121)、新羅三郎義光の開創と伝えられ、その後荒廃したのを、弘長3年(1263)、鎌倉の建長寺(神奈川県)開山の蘭渓道隆(らんけいどうりゅう)が、讒言(ざんげん)により甲斐国(山梨県)に配流された際に再興、現寺名に改めたといわれる。

庭園は、本堂と庫裏(くり)の裏にあり、面積1485平方メートルで、純粋の座視的な池泉(ちせん)鑑賞式の庭園である。その構成は、山麓の傾斜地を利用した上下二段からなり、ゆるやかな山畔部の石組はほぼ全庭の八割を占め、力強い造形に満ちたもので、はなはだ古式である。

池泉の地割りは鎌倉中期に初めて出現した竜池様式で、その変化ある曲線と岩盤状の護岸方式に特色がある。池中の舟石は、北宋山水画式庭園においては当然であり、当初のものとすれば、単独で用いられたものとしては日本最古に属するといわれている。

山畔部は、枯滝を中心とする豪快な石組が広域にわたって拡がり、造形は大変迫力に富んでいる。現存する4ヶ所の枯滝のうち特に東方から2番目の竜門滝が、それに連なる枯流れとともに本庭の主景をなしている。この竜門滝は竜池とともに鎌倉中期のころ初めて出現した新様式で、宋朝文化の所産である。

このように本庭は鎌倉時代中期の特色をよく示しており、作者も蘭渓道隆と推定される貴重な禅庭である。

 

 

 

 

 

 

 

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