更新日:2016年9月23日

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 山梨の文化財ガイド(データベース)名勝

 

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MB0001

国指定 名勝

猿橋

  • 猿橋(さるはし)

昭和7年3月25日指定、昭和55年2月19日追加指定

所在地 大月市猿橋町猿橋

所有者又は管理者 大月市

 

 

 猿橋は、甲州街道が桂川を渡る地点に架設され、巧妙な構架をみせる木橋である。橋が架かる桂川峡谷は、桂川の清流が流下し、両崖の岩盤には各種の植物が繁茂して、四季を通じて景趣に富む名勝地である。その自然美と人工の構造美とから古くから文学や絵画の題材に取り上げられ、その名は広く知れわたっていた。

伝説によれば、昔、猿の群れが藤蔓(ふじづる)をよぢって両岸に往来する状況を見た一人の工匠が、設計及び架橋をして交通の便を計ったのが始めとされ、このため「猿橋」と名付けたと伝えられている。橋の創建年代は明らかでないが、甲斐を旅行した聖護院道興の「回国雑記」長享元年(1487)の条に記載があり、室町時代にはすでに架橋されていたことが明らかである。

橋の構造は、峡谷の両岸谷深く、高さ約30メートルにおよぶ絶壁のうえに架けるため、橋脚を作ることができないので、その結果考案された刎木式(はねきしき:肘木式(ひじきしき)とも呼ばれる)の架橋方式を用いている。

古き時代の卓越した技術を駆使したこの橋は、橋梁技術史の資料としても、また自然との調和という観点からも極めて価値の高いものである。昭和55年(1980)には、名勝猿橋をより十全に保存するため、橋に接する南側の地域が一部追加指定された。

またこの橋は古くから「日本三奇橋」として喧伝され、岩国錦帯橋(山口県)、木曽の桟(かけはし 長野県)とならびその一つに数えられて有名である。

 

 

 

 

 

 

 

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