ページID:69199更新日:2015年11月4日

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国指定 重要文化財(建造物)

長谷寺本堂

  • 長谷寺本堂 附厨子1基 旧材1枚 棟札1枚(ちょうこくじほんどう つけたりずし1き きゅうざい1まい むなふだ1まい)

明治40年8月28日指定

所在地 南アルプス市榎原442

所有者又は管理者 長谷寺

 

長谷寺は、奈良時代に聖武天皇から日本最初の大僧正の位を授けられた行基の開基と伝える真言宗智山派の古刹で、寺記によれば行基が大和国長谷寺(奈良県)にならい、各国に一寺を建てたときの甲斐の長谷寺であるという。甲斐国三十三番札所のうち第四番の観音霊場として知られ、また、請雨の霊験が著しいことから、原七郷(現在の南アルプス市上八田、西野、在家塚、上今井、吉田、小笠原、桃園)の農民によって信仰されてきた。本堂は観音堂とも呼ばれ、現在の本堂は旧材の墨書から室町時代の大永4年(1524)建立であることが明らかとなった。  

本堂は桁行3間、梁間3間、一重、入母屋造、向拝一間、屋根は桧皮葺形銅板葺である。この地方における室町時代のすぐれた仏堂建築で、堂内に祀る厨子とともに貴重な遺構である。

 

 

 

 

 

 

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