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山梨県埋蔵文化財センターでは、少しでも豊かに、埋蔵文化財の活用が進められるよう、いろいろな取り組みをしていますが、その1つとして、ファイルをダウンロードし、プリントして、工作し、作品を楽しみながら、地域の遺跡や出土情報に親しんでいただけるようペーパークラフト「埋文クラフト」を用意いたしました。
県指定史跡甲府城跡_建物ハイグレードシリーズペーパークラフト第2弾「鉄門(くろがねもん)」1/100

鉄門は甲府城本丸の南側に建築された2階建ての櫓門です。鉄門は少なくとも江戸時代初期に建てられ、明治初年に取り壊されました。
山梨県教育委員会では、甲府城跡の利活用促進や市街地活性化の推進を目的に鉄門を約140年ぶりに復元整備しました。
【第1号】鉄門基礎・番所
vol.1鉄門基礎・番所(PDF:126KB)
第1号作成見本図

基礎部分には、柱を立てるための穴あけ個所がたくさんあります。あけ忘れに気を付けましょう。
【第2号】鉄門門扉・柱
vol.2鉄門門扉・柱
第2号完成見本図

柱の組み立てが、非常に複雑になっています。1階部分はこれで完成です。
【第3号】鉄門櫓床部分
vol3.鉄門櫓床部分(PDF:63KB)
第3号は、櫓の床部分です。1階部分との組み合わせがタイトになっていますので、切込み部分を少し長めに切れ込みを入れると、組み立て安くなります
 
次号で櫓の壁部分が載ります。上部の床は梁と糊付けしないでください。
【第4号】鉄門櫓壁部分
vol.4鉄門櫓壁部分(PDF:93KB)
第4号は鉄門櫓の壁部分になります。次号第5号で鉄門本体は完成になります。
 
3号で作った床部分に壁を差し込みます
【第5号】鉄門屋根部分
vol.5鉄門屋根部分(PDF:158KB)
第5号は鉄門櫓の屋根部分になります。降り棟瓦やしゃちほこなどを別パーツにすることでリアルに再現しています。1/100で完全再現された甲府城跡鉄門を完成させましょう。
 
第6号からは、鉄門を囲む石垣になります。乞うご期待!
vol.6鉄門西側石垣(PDF:1,311KB)
vol.7鉄門東側石垣(PDF:1,455KB)
第6号・第7号合併号は鉄門の周辺石垣になります。石垣に囲まれた鉄門の威容を余すことなく再現しています。

鉄門はこれで完成です。
建物ハイグレードシリーズ「稲荷櫓1/100」完成見本(使用用紙:厚紙0.28mm/210g)

1/100という圧倒的スケール感で稲荷櫓を再現!さらに建物内部まで再現することによって、稲荷櫓の構造が手に取るようにわかります。
稲荷櫓1/100は、全6回シリーズで毎月定期刊行します。
創刊号にミスがありました。6月5日修正いたしました。大変ご迷惑をおかけいたしました。
【創刊号】稲荷櫓土台石垣
稲荷櫓vol.1_石垣1(PDF:617KB)6月5日修正
【第2号】稲荷櫓石垣、塀
稲荷櫓vol.2_石垣2(PDF:423KB)
【第3号】稲荷櫓1階内装
稲荷櫓vol.3_1階内装(PDF:83KB)
【第4号】稲荷櫓1階外装
稲荷櫓vol.4_1階外装(PDF:70KB)
【第5号】稲荷櫓1階屋根
稲荷櫓vol.5_1階屋根(PDF:151KB)
【第6号】稲荷櫓2階
稲荷櫓vol.6_2階(PDF:286KB)
第6号の作成見本。

今回で稲荷櫓1/100が完成します。屋根の勾配をつけるために、接着する前に軽く外側に丸めておくときれいに仕上がります。
次回からは、建物ハイグレードシリーズ1/100「鉄門」が始まります。
第5号までの作成見本。いよいよvol.6で稲荷櫓が完成します。
注意点:1階内装の階段の手すりは、2階床へ差し込みます。
 
第4号までの作成見本図
 
第3号までの作成見本図
 
創刊号・第2号作成見本図
 
【組み立てのコツ】
用意するもの:はさみ、カッター(出来ればデザインカッター)、のり、セロハンテープ、厚紙
太い黒線は最初に切り離そう!
切れ目を入れるところがたくさんあるので、気を付けよう!切れ目は、組み立てる前に入れておかないと、後でたいへんな事になるので、切れ目はよく確認して切り出した時に入れてください。
階段は山折と谷折になるよ。
厚紙の場合、カッターの背で、点線にそって折ぐせをつけると折りやすくなるよ!
山梨県指定史跡甲府城跡にある復元された鉄門を縮尺1/200ペーパークラフトで再現しました。完成したら写真をメールで送ってくださいね。

鉄門1/200ダウンロード・・(PDF:80KB)
県指定史跡甲府城跡:建物シリーズ2.稲荷櫓1/200(PDF:581KB)
県指定史跡甲府城跡:建物シリーズ3.鍛冶曲輪門1/200(PDF:586KB)
送付先:maizou-bnk@pref.yamanashi.lg.jp
埋文クラフトNo.1「飛び出すちゅうた君カード」
北杜市大泉町にある国指定史跡の金生遺跡(きんせいいせき)を背景に、この遺跡から出土した中空土偶の「ちゅうた君」が飛び出すメッセージカードです。
- プリントして、はさみとのりで、簡単に作れます。
- カードのできあがりは、右下の写真のような感じです。
- 金生遺跡について、知りたい場合は、遺跡トピックスNo.18をご覧ください。
ダウンロードして作ってみてね。(PDF:616KB)
埋文クラフトNo.5「縄文の竪穴住居の復元ジオラマ」
甲斐市大下条の金の尾遺跡(かねのおいせき)で確認された13号住居跡(縄文時代中期)がモデルとなった、竪穴住居のようすを再現したものです。
- 完成すると右のような形になります。
- 次のファイルをダウンロードして、プリントして、作ってみてください。
ファイルはこちらから・・・(PDF:263KB)
埋文クラフトNo.6「黒駒の土偶」
笛吹市御坂町上黒駒の中丸遺跡(なかまるいせき)から出土した、縄文時代中期の土偶を、立体的なペーパークラフトにしてみました。
- うまく組み立てると右の写真のようにできます。
- 次のPDFファイルをダウンロードし、プリントしてつくります。
ファイルはこちらから・・・
配布を終了した埋文クラフト
次のナンバーの埋文クラフトは、すでに配布を終了しています。
- 埋文クラフトNo.2甲府城跡(稲荷櫓)の卓上カレンダー
- 埋文クラフトNo.3甲府城跡(稲荷櫓)の卓上カレンダーver.2
- 埋文クラフトNo.4甲府城跡のペン立て型卓上カレンダーver.3
No.2と3は、県史跡・甲府城跡に復元された稲荷櫓の写真にカレンダーがついた、机にかざるクラフトでした。またNo.4は、甲府城跡の見どころを組み合わせたペン立てタイプのカレンダーで、下の写真のようなものでした。

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