Japan Wine Competition(国産ワインコンクール)2012
<会長あいさつ>
国産ワインコンクール実行委員会
会長:横塚弘毅 (山梨大学名誉教授)
 「国産のブドウを100%使用して造られたワイン」を対象とした日本で唯一のコンクールであるJapan Wine Competition (国産ワインコンクール)は、今年で10周年を迎えます。この10年の間、ワインの需要は年々高まるとともに、当コンクールへの出品数は着実に増加しており、各ワイナリーにとってこのコンクールが目標の一つとなっていることが伺えます。10周年となる今年は、国産ワインのさらなる飛躍を期待し、10周年記念事業も開催します。
 さて、昨年の第9回コンクールには、過去最高の717点の出品があり、そのうち337点(金賞18点、銀賞82点、銅賞195点、奨励賞42点)が受賞しました。品質レベルは非常に高くなり、過去9回の中でもトップクラスのワインが出品されたと感じています。審査員から「年々審査が難しくなっている」との声が上がるなど、回を重ねるごとに出品ワインの質、量ともに充実してきています。
 また、平成20年に当コンクールの受賞ワインを世界の在外公館の求めに応じて提供する仕組みが、外務省の協力により構築されました。これにより、延べ5千本を超える国産ワインが、これまで各在外公館の公式行事などで提供されています。このように国産ワインが各国の要人等に振舞われることなどにより、海外において国産ワインの認知度が高まってきています。
 国内でも、品質向上の著しい国産ワインに対する消費者の関心は高く、当コンクールの受賞ワインへの注目も年々高まっています。このような国内外の機運をさらに高めていくべく、当コンクール実行委員会では、10周年を機にさらなる国産ワインの振興を図りながら、醸造家をはじめ、栽培農家などの生産者を応援する役割も果たしていきたいと思います。
 全国各地のワイナリーの皆さま、是非ともJapan Wine Competition(国産ワインコンクール) 2012を通して、良質な国産ブドウから生まれた国産ワインの素晴らしさを伝えていこうではありませんか!
 皆さまからの熱きチャレンジをお待ちしております。
Japan Wine Competition : 国産ワインコンクール
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