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注意が必要です!

麻しん(はしか)について

 

YCDC医師からのメッセージ

 

 定点情報(2026年第36週:8月31日~9月6日)/ その他情報(公表までに把握した情報)

                             (9月10日 山梨大学医学部附属病院 鈴木哲也 医師)

【要約】
インフルエンザ、新型コロナウイルス感染症のいずれも、現時点で特別な対応が必要な状況ではありません
・今後、さらに感染が広がる可能性もあるため、基本的な感染対策に改めて心がけましょう。

○リスクアセスメント 
【インフルエンザ】
山梨県全体の定点医療機関あたりの報告数は1.74(前週1.09)でした。地域別に見ると甲府市の報告数が他の地域と比べて多いようです。山梨県では第35週(前週)に流行期入りが報告されたばかりですが、すでにインフルエンザ様疾患による学年閉鎖も報告されています。

例年、流行期入り直後の感染者数の増え方には「急激に増加する年」と「緩やかに増加する年」があります。今年がどちらのパターンになるかはまだ判断できないため、今後の推移を慎重に見ていきます。

参考として、2023年も今年と同様の早い時期に流行期入りしましたが、その際は感染者数が徐々に増加するパターンでした。注意報レベル(定点医療機関あたり10.00以上)に達したのは10月初旬で、その3週間後にそのシーズン最多となる39.63になりました。その後も流行が早く終息したわけではなく、年明けから4月ころまでは定点医療機関あたり10前後で推移しました。

【新型コロナウイルス感染症】
山梨県全体の定点医療機関当たりの報告数は3.23 (前週 1.83)でした。地域別に見ると中北保健所管内からの報告が多いです。全体の報告数自体はまだ少ないですが増加傾向にあることは確かで、県内では学年閉鎖も報告されています。

近年の新型コロナウイルス感染症は夏と冬の年2回の流行が続いていましたが、昨冬(2025年末から2026年初め)および今夏のいずれも大きな流行は見られませんでした。このことから、「今回も大きな流行にはならないのでは?」と考えたくなるところですが、流行がしばらく見られなかった後に大きな流行になることもあります。あまり先入観を持たずに状況を丁寧に見極めていく必要があります。

○対応
インフルエンザ、新型コロナウイルス感染症のいずれも、現時点で特別な対応が必要な状況ではありません。ただし、一部の地域や集団の中では部分的な流行が起きている可能性もあります。今後、さらに感染が広がる可能性もあるため、咳などの症状がある場合や人混みではマスクを着用する、外出後には手洗いを徹底するなど、基本的な感染対策に改めて心がけましょう。また、十分な睡眠や休養を取るなどして、ご自身の体調にも気を配るようにしてください。

*関連ページ
インフルエンザ ⇒ 山梨県感染症ポータルサイト / 厚生労働省 / 国立健康危機管理研究機構
麻しん ⇒ 山梨県感染症ポータルサイト / 厚生労働省 / 国立健康危機管理研究機構 

      麻しんの感染拡大に向けた地方公共団体の皆様へのメッセージ / 麻しんの拡大に受けた国民の皆様へのメッセージ

 

感染症発生状況

 

今週の感染症発生状況はこちら をご覧ください ! 

 *保健所毎疾患毎(インフルエンザ・コロナ・RSウイルス・感染性胃腸炎など)に今週の状況がご覧になれます。

      2026年9月10日作成

インフルエンザ及び新型コロナウイルス感染症について県内35箇所の定点医療機関から報告された
患者数及び1医療機関あたりの患者数を集計しました【赤色警報 黄色注意報】。

対象期間:2026年第36週〔2026年8月31日(月曜日)~2026年9月6日(日曜日)〕

          インフルエンザ流行マップ警報注意報なし                          新型コロナウイルス感染症流行マップ39w                           

  ◆下記数値は、「初回公表時点での数値」を掲載しています。また、医療機関から報告がなかった場合は定点当たり数値の算出対象から除いています。

インフルエンザ
山梨県 中北 峡東 峡南 富士・東部 甲府市
36週 報告数 61 20 8 1 5 27
定当 1.74 1.67 1.33 0.33 0.71 3.86
35週 報告数 38 7 6 2 3 20
定当 1.09 0.58 1.00 0.67 0.43 2.86
34週 報告数 34 20 2 0 1 11
定当 0.97 1.67 0.33 0.00 0.14 1.57
33週 報告数 19 8 1 1 5 4
定当 0.54 0.67 0.17 0.33 0.71 0.57
32週 報告数 11 2 0 1 6 2
定当 0.31 0.17 0.00 0.33 0.86 0.29
新型コロナウイルス感染症*
山梨県 中北 峡東 峡南 富士・東部 甲府市
36週 報告数 113 72 15 1 5 20
定当 3.23 6.00 2.50 0.33 0.71 2.86
35週 報告数 64 38 5 1 4 16
定当 1.83 3.17 0.83 0.33 0.57 2.29
34週 報告数 51 29 10 4 3 5
定当 1.46 2.42 1.67 1.33 0.43 0.71
33週 報告数 27 15 1 1 1 9
定当 0.77 1.25 0.17 0.33 0.14 1.29
32週 報告数 39 22 7 1 0 9
定当 1.11 1.83 1.17 0.33 0.00 1.29

*本県独自基準 以下の数値を目安にYCDC医師と協議の上決定(注意報目安:定点あたり10以上、警報目安:定点あたり15以上)

発生動向に関する各種資料 (定点把握対象疾患・全数把握対象疾患の発生状況病原体検出状況などがご覧になれます)

集団感染事例及び学級閉鎖等措置状況(PDF:80KB) ※過去の分はこちら
 
施設から報告のあった事例保健所及び施設種類ごとにご覧になれます。県保健所管内のみの情報です)

  *2026年第36週以降の状況
    新型コロナ措置状況(PDF:221KB)
    インフルエンザ措置状況(PDF:218KB)
    感染性胃腸炎措置状況(PDF:211KB)
  *甲府市の状況は こちら

 

新型コロナウイルス感染症について

 新型コロナウイルス感染症とは、新型コロナウイルスによって起きる感染症です。主に鼻やのど、気管、肺などの臓器(呼吸器)に感染し、インフルエンザや風邪に似た症状を引き起こします。
   *新型コロナウイルス感染症の法律上の位置づけは、令和5年5月8日から「5類感染症」に移行しました。

新型コロナウイルス感染症に関する詳細情報は以下のページをご覧ください。

 

下水サーベイランス

 下水中のウイルスを検査・監視する下水サーベイランス(下水疫学調査)は、受診行動や検査数等の影響を受けることなく、無症状感染者を含めた感染状況を反映する客観的指標としての活用が期待されています。
 本県では感染状況のトレンドを把握し、感染対策に活用するため、令和5年7月から下水サーベイランス事業を実施しています。

 詳しい情報は こちら

最新・話題のレポート


 〇厚生労働省や国立感染症研究所などが公表する最新・話題のレポート

 〇YCDCレポート

 〇感染症対策センターHP

山梨県で発生している感染症情報

警報

なし

注意報

なし