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更新日:2020年4月30日

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補助事業による新規導入設備(平成23年度)

平成23年度財団法人JKA補助事業の紹介

山梨県産業技術センターは、財団法人JKAから、平成23年度の公設工業試験研究所等の設備拡充補助事業による補助金の交付(競輪の補助金)を受け、設備の拡充等を行いました。

補助事業の概要

山梨県内の製造業の技術力向上や信頼性技術に対する要望に十分に応えていくために、公設工業試験研究機関である山梨県産業技術センターの熱分析装置を更新し、従来の設備では対応できなかった試験が行えるようになりました。

予想される事業実施効果

県内企業が当装置を活用することにより、金属・プラスチック・ゴムなどの工業材料分野において様々な熱的特性を分析することができ、製品開発のツールとして、また品質管理のため使用することが出来るようになります。このことで、工業材料分野の一層の信頼性向上に寄与し、地域の活性化の一助となります。

本事業により導入した設備

熱分析装置

  • 設置場所

甲府技術支援センター研究管理棟5F新素材研究室

補助事業熱分析装置1

補助事業熱分析装置2

 

  • 概要

熱分析とは、物質(試料)の温度を一定のプログラムに従って変化させたときの、物理的性質および化学的性質の変化を温度または時間の関数として測定する方法です。今回導入した設備は、熱重量/示差熱分析、示差走査熱量測定、熱機械分析および熱伝導率測定から構成されています。

それぞれの概要は以下のとおりです。

熱重量/示差熱分析(TG-DTA):
温度変化に伴う化学反応の重量変化と熱量変化を測定する装置.水分量,灰分量の分析や分解,酸化,耐熱性などの評価に利用される。

示差走査熱量測定(DSC):
温度変化に伴う熱量変化を測定する装置.融点やガラス転移点などの評価に利用される。

熱機械分析(TMA):
圧縮,引張りなどの荷重をかけながら温度を変化させた際の変形量を測定する装置.膨張率,ガラス転移温度,軟化点,熱変形温度度などの評価に利用される。

熱伝導率測定(LFA):
レーザーやキセノンなどのフラッシュ光を照射した際の,温度変化から熱の伝わる速度を測定する装置。

  • 仕様

示差熱・熱重量同時測定装置(TG-DTA)
測定温度範囲:RT~1300℃
測定雰囲気:Air,O2,不活性ガス,減圧,真空置換,ガスフロー

示差走査熱量計(DSC)
測定温度範囲:-150~600℃
測定雰囲気:Air,O2,不活性ガス,減圧,真空置換,ガスフロー

熱機械分析装置(TMA)
測定温度範囲:-150~400℃
測定雰囲気:Air,O2,不活性ガス,減圧,真空置換,ガスフロー
測定法:圧縮荷重,引張り荷重,ペネトレーション

キセノンフラッシュアナライザー(LFA:25~300℃)
測定温度範囲:25~300℃
熱拡散率測定範囲:0.01~1000mm2/s
熱伝導率測定範囲:0.1~2000W/(mK)

事業内容についての問い合わせ

団体名

山梨県産業技術センター・甲府技術支援センター

住所

400-0055

山梨県甲府市大津町2094

担当部署

材料・燃料電池技術部工業材料科

担当者

試験装置についてのお問い合わせは担当部署にお願いします。

電話番号

055-243-6111(代表)

ファックス番号

055-243-6110

E-Mail

yitc-cap@pref.yamanashi.lg.jp

URL

http://www.pref.yamanashi.jp/yitc/

この事業は、競輪の補助金を受けて実施したものです。

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