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更新日:2017年2月3日
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リニア駅(山梨中央(仮称))について、最近のサンニチ新聞にも意見が何度か掲載されましたが、私も、身延線と接続させる方がいいと思います。県外から来る人のことを考えると、車社会の山梨では、リニア駅で下車した後、交通手段がありません。身延線に接続させると電車プラスバス、タクシーが考えられます。
山梨からリニアを使って県外へ行く人のことばかり考えていると、そのまま県外移住に繋がるのではと心配になります。逆の発想で県外から来る人のことを考えた方が、県内移住にも繋がるのではと思います。ぜひ再検討していただきたいと思います。
いただいた「リニア中央新幹線リニア山梨県(仮称)駅の設置場所」に係る御意見について、リニア推進課からお答えします。
リニア中央新幹線における概略の駅位置やルートの検討に当たりましては、超電導リニアの技術的な特性をはじめ、地形・地質や環境面での制約、更には利便性などを考慮した上で、建設主体であるJR東海が決定しました。その際に、軌道の曲線半径は8千メートル以上、駅区間は水平かつ直線で約1キロメートルを必要とすることなどの技術的な制約を考慮するとともに、甲府盆地内を地上走行することから、住宅密集地や公共公益施設を極力避けるなど、沿線地域への影響をできる限り少なくしなければなりません。
新駅の具体的な位置については、上記の点を踏まえた上で県内市町からの要請も考慮し、中央市下河東周辺地域と甲府市大津町周辺地域の2地域に候補地が絞られました。
そこで、この2地域につきまして、まずJR身延線へのアクセスを検討したところ、より近い中央市下河東周辺地域でも小井川駅から約500メートル離れるため、お年寄りや子ども連れの方などが歩いて乗り換えることは困難であり、結果的にシャトルバスなどの何らかの交通手段が必要となります。
また、リニア駅をJR身延線と交差する場所に設けた場合には、中央市の集落や大学、病院等の公益施設を分断ないし接触することとなるなど駅の建設は現実的に困難であります。
その上で、県では、県内各地へのアクセスの容易性・迅速性をはじめ、駅及び駅周辺地域の用地確保や基盤整備コストなどを総合的に検討した結果、甲府市大津町周辺地域が県民にとって使いやすく、本県全体の発展にとって最適な場所であるとの考えに基づき、県内市町村等の意見も伺いながら、関係者で構成するリニア中央新幹線建設促進山梨県期成同盟会での合意を受けて、平成23年11月に、JR東海に対し当該地域への設置を要請いたしました。
その後、JR東海において、環境影響評価の結果や駅位置に係る県の要請などを踏まえリニアの技術的特性や経営上の観点などから検討が進められ、全国新幹線鉄道整備法に基づく工事実施計画の認可を受け、正式に決定されました。
県では、リニアを利用して本県を訪れる人々が目的地まで円滑で快適に、しかも短時間で移動できるとともに、県内各地からのリニアの利用を容易にするなど利便性の高い交通基盤整備を行うこととしており、JR身延線とのアクセス強化として、リニア山梨県(仮称)駅を結ぶバス交通の運行について検討を行っていくこととしています。
受理日 | 2016年11月14日 |
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回答日 | 2016年11月18日 |
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