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更新日:2016年8月2日
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今回の参議院選挙から18歳からになり、それにともない学校ではいろいろやっていると思いますが、これを機に成熟した考えを持てるように身のある主権者教育をしてほしいです。
提案
選挙の時期が来たら高校(できれば中学から)全体で生の政治を使って議論する。
普段は個々の政治問題について議論する形でいいと思います。
選挙は数年に1度。その時は実際の候補者の公約を使って実際の候補者で誰を選ぶか議論してほしい。
ここで大事なのは投票をする3年生だけではなく、高校(できれば中学から)全学年でやること。投票出来ない人はしないけど実際に1人選ぶようにすること。投票出来る歳になってから考えるのではなく、その前から考えれるようにしてほしいです。
変わったこれを機に北欧を参考に主権者教育してほしいです。
いただいた「主権者教育の件」について、高校教育課からお答えします。
政治的教養をはぐくむ教育は、あらゆる機会を通して常日頃から行うことが大切と考えており、高等学校では公民科の授業、総合的な学習の時間、特別活動の時間などで話し合い活動、ディベート、模擬投票など様々な取組を行っています。実際の選挙期日が近づけば、政治的に対立する見解がある現実の課題や実際の選挙のことを取り扱うことは、現実の政治について具体的なイメージを育む効果が考えられることから県教育委員会でも推奨しています。
政治的教養をはぐくむためには、選挙権を有しない中学生や高校1・2年生など早い段階から政治的問題や実際の選挙を扱うことが大切と考えています。
一方、選挙運動期間中に、現実の政策についての議論や模擬投票などの学習を行う場合は、たとえ教育的なねらいがあったとしても、公職選挙法上の選挙運動となるおそれがあります。またこのような教育活動が実際の選挙結果に影響を及ぼすおそれがあり、学校の政治的中立を損なうことにもなりかねません。県教育委員会としては、今後も引き続き学校の政治的な中立を確保しながら、よりよい主権者教育を進めて参ります。
北欧をはじめ世界の諸地域の優れた主権者教育も参考にしながら、今後も政治的教養をはぐくむ教育の一層の充実に努めて参ります。今回は、貴重なご提案をいただき感謝申し上げます。
受理日 | 2016年06月27日 |
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回答日 | 2016年06月30日 |
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