出産及び育児休暇の取得と復帰をスムーズにし、
職場の財産であるスタッフと、社会の財産である
子どもを大切にします。
社会福祉法人 八ヶ岳名水会
※平成27年3月現在
所在地 |
北杜市長坂町小荒間1095-7 |
事業内容 |
障がい者支援事業 |
従業員数 |
218人(男性82人・女性136人) |
取組のきっかけ
- 障がい者支援事業を行っている当法人では、きめ細かい支援並びに、同性介助を必要とするため、女性の活躍が大きい職場です。そのため、出産、育児のために退職することなく、100%復帰できることを願っていました。また、近年、仕事に慣れてきた勤続3~5年の職員が退職することが多く、その対策に苦悩していました。この二点を解決する手段として、県の事業に参加させていただきました。
取組内容
- 各事業所から、勤続3~5年の職員に2名ずつ出席していただき、コンサルタントを交えてディスカッションを行いました。
- ディスカッションの結果を踏まえて、法人でできることから始めることとしました。
- 結婚及び出産予定者に出産、育児休業中の保障、職場復帰後の勤務時間、休暇の取り方など個人的に説明しました。
社員の声
- ディスカッションに参加し、すっきりした時間が持てた。
- 各事業所の人と話ができる機会がもててよかった。
- なかなか言えないことも話すことができて、また参加したい。
- モチベーションの向上につながった。
効果と課題
(効果)
- 結婚、出産に際し、退職する職員はいなくなった。
- 育児休暇終了後、8割以上は職場復帰している。
- 若い職員同士のコミュニケーションがとれ、その後若年層での座談会が自主的に行われている。
(課題)
- 職員間のコミュニケーション強化
- ITを使って、情報の共有、連絡網の強化