単結晶を核とした製品を開発し、未来の市場機会を創造！！
株式会社オキサイド

 

所在地　山梨県北杜市武川町牧原1747-1
代表者　代表取締役社長　古川　保典
従業員　152名（2020年1月現在）

 

                                                                  　　　　　　　　　　　　　　　　　  コアテクノロジ事業部／2017年入社／山梨県出身

オキサイドの製品がなくなると、スマートフォンが製造できなくなる

弊社は高い光機能特性を持つ単結晶を開発、育成、製造しています。弊社で育成した単結晶は、半導体検査装置の基盤材料として組み込まれていて、世の中のほとんどのスマートフォンの製造過程で使われています。

もし弊社の製品がなくなったら、スマートフォンの製造ができなくなります。ほかでは真似することができない独自の製品をつくっています。

単結晶の育成装置の多様さは国内トップ

単結晶は光情報通信分野をはじめ、光計測・加工分野、医療・バイオ分野などさまざまな産業分野での基盤材料として使われていますが、その用途によって求められる特性や素材は異なり、多様な単結晶の育成が求められています。

弊社はさまざまなニーズに応えられる多様な単結晶を育成していて、その育成装置の種類は国内トップ。世界でもこれだけの装置がそろっているところはあまりありません。もちろん、それだけの装置を動かし多様な単結晶を育成する技術の高さも国内トップです。

一緒に働く仲間の技術、経験、知識、熱意がスゴイ！

コアテクノロジ事業部で単結晶の開発に一緒に取り組んでいる各技術者の技術力、経験、知識、そして熱意が本当にスゴイです。

普段はそれぞれが自分の開発に取り組んでいますが、疑問が湧いた時に周りに相談すると、すぐに皆が集まってきて議論が始まります。欲しかった答え以上の答えが返ってくるだけでなく、その先の議論へと発展していきます。それぞれが高い技術と知識を持っているうえに経験も豊富なので、とても奥の深い話をすることができます。

そのような技術者集団が育成する単結晶の質の高さは抜群です。取引先や業界でも高い評価を得ています。もちろん、それは技術者一人一人の熱意もあってこそ。「世の中の役に立つ、より良い結晶をつくりたい」という熱い想いを持っている仲間とともに働けることは、大きな刺激になっています。

若手技術者も国内外の学会で発表

弊社の技術者は学会にも参加し発表も積極的に行っています。若手の技術者も、入社2年目あたりから国内外の学会で発表する機会を与えられます。

私は１年目から発表のチャンスをもらい、これまでに２回発表しています。まだ研究段階での発表でしたが、準備をすることで取り組んでいる研究内容がより整理されることと併せて、多くの人から質問を受けたことで次の研究につながっていきます。

                  

 

　　　　　　　　　　　　　                                                                              　レーザ事業部／2019年入社／茨城県出身　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

先輩それぞれが「この人しかできない技術」を持っている

弊社では、単結晶に付加価値をつけた光モジュールの開発、製造も手掛けています。レーザ事業部では、レーザから出る光の色を変える装置の開発・設計から組立、評価までを行っています。

私は組立、検査を担当していて、設計については先輩から学んでいるところですが、一緒に仕事をしているさまざまな先輩が「この人しかできない技術」を持っていることに驚きました。どの技術も習得するのが難しく、経験も必要で、だからこそ身に付けることができれば業界でも高い評価を得られるものです。

社長が「転職できるレベルの市場価値を身に付ける努力をしてください」とよく言うのですが、それは「他社から引っ張られるほどの技術を身に付けた人になってください」という意味であり、先輩たちは、そのとおりの高い技術を身に付けています。私も貪欲に学び、自分にしかできない技術を身に付けていきたいと思います。

マニュアルなんてない。だから成長できる

レーザ事業部の中で、私のいる部署は5人と少ないこともあり、細かい指示を待って仕事をするということはありません。ある程度の指示はありますが、自ら手探りで取り組んでいくことが多いです。

設計にしても評価にしてもマニュアルというものはなく、先輩から口伝で教わり、それをもとに取り組んでいます。はじめは苦労しましたが、今は自ら取り組めることが面白いです。

また、少人数だからこそ設計から評価までさまざまなことに取り組み、いろいろな経験ができ、自分の長所もわかってきます。さらにそれを深掘りしていけばスペシャリストにもなれます。やりたいことに挑戦させてもらえる環境、そして自分を成長させることができる環境だと思います。

「新人は失敗するもの」。だから臆せず挑戦できる

入社して間もない頃、自ら取り組んでみようと波長変換の実験に取り組んだところ、機器を壊してしまったことがありました。「これはまずい」と焦りましたが、「新人は失敗するもの」と温かい目で見てもらえたので、その後も臆せず挑戦することができています。

失敗してもそれを発信しやすい環境で、また一つ疑問が生まれると部署の皆での話し合いが始まるのも、この部署の良さだと思います。機器を壊してしまった時も、「なぜ壊れたのか」とすぐにその原因や解決策についての話し合いになり、それが次の実験に活かされました。

自分は、まだ話し合いの場で疑問に答えられるほどの技術や経験がありませんが、早く答えられるように成長していきたいと思います。

           

 

 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　人財開発グループ 総務グループ　マネージャー／2018年入社／北海道出身

「グローバルニッチ」企業

弊社は高い技術力を駆使し、大学や研究機関、各産業分野のリーダー企業との連携も進めながら、他社にはない高い特性を持った製品を提供してきています。ニッチ分野で世界をリードし、顧客の65％以上は海外と高い世界シェアを有するグローバルニッチ企業です。

これからも「グローバルニッチ」をキーワードに、オキサイドだからこそできる事業を手掛けていきたいと思います。

世の中に役立つものをつくりだしていく

弊社は、「独立行政法人（現：国立研究開発法人）物質・材料研究機構」に属していた古川保典社長が、研究を重ねて実用化が可能になった技術を大手企業に移管したものの、マーケットが小さくなかなか実用化に至らないことから、自ら実用化していこうとベンチャー企業を起ち上げたのが始まりです。

今も変わらず「研究成果を実用化して社会に還元したい」「世の中に役立つものをつくろう」という強い想いを持って事業を展開しています。

弊社が手掛ける単結晶は今や半導体・光情報通信をはじめ、医療やバイオなど、幅広い分野で欠かせないものとなっており、今後さらに市場の拡大が期待されますが、「世の中に役立つものをつくりだしていく」という理念は、これからも変わることはありません。

規模は小さいが、大きなことができる

ベンチャー企業であるオキサイドは高い技術力をはじめ、大手には難しい小回りの良さやスピード感により、他社にはない独自の製品を世の中に送り出しています。

小さい会社だからこそ、入社２年目、3年目の若手社員も主力になって活躍しています。また、すごい技術を持った先輩社員がたくさんいて、その技術を継承していこうと、若手に惜しみなく伝えています。

バックグラウンドも考え方もさまざま。だから面白い

弊社では、さまざまな企業や研究機関で経験を重ねてきて、中途で入社した社員がたくさん活躍しています。バックグラウンドがそれぞれ異なるからこそ考え方も多様で、さまざまなアイデア、面白い議論が生まれてきます。

そんな仲間とともに働くことは、大きな刺激になると思います。自ら考え工夫し、発信できる人、自分で殻を破っていける人、そんな若手の活躍を期待しています。