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ページID：63006更新日：2014年10月24日

山梨県地球温暖化対策実行計画について

ご質問

2009年、山梨県は「CO2ゼロ山梨」の実現計画を発表しました。
　その内容は、2020年⇒「CO2 ▲36.4％」、2050年⇒「CO2ゼロ山梨実現」～という日本一の素晴らしい計画で、我々県民もこの計画を聞いた時、心が躍ったことを今でもはっきり覚えています。が、この活動は今は一体どうなってしまったのでしょうか。　
　当然、その進捗状況を毎年知事が記者会見で発表するものと思っていましたが、全くその気配もない。県のホームページをみてもどこにもそれらしい報告値もない。
　我々は日頃のエコ活動の中で、この「CO2ゼロ山梨」計画の実現を目標にレインボーアクションをしっかり推進しようと頑張っていますが、今はむなしい思いが募っています。
　富士山の世界遺産登録や観光立県として、多くの人達を招致しようとしていますが、「CO2ゼロ山梨」が実現できれば、これだけで十分世界中から多くの人達を招致できるはずです。
「CO2ゼロ山梨」の実現は、「環境立県山梨」を世にアピールし、トップランナーとして君臨できる山梨県の新しい切り口になるはずです。

回答

いただいた「山梨県地球温暖化対策実行計画」の件につきまして、エネルギー政策課からお答えします。
　地球温暖化対策について、県では、2008（平成20年）年に山梨県地球温暖化対策条例を制定するとともに、具体的な行動指針となる実行計画を策定し、鋭意、取り組みを進めてきたところですが、ご指摘いただいた、2009（平成21）年に策定の山梨県地球温暖化対策実行計画は、計画期間が平成24年度に終了したため、平成26年3月に新たな実行計画を策定したところです。
　新たな実行計画は、計画期間を2013（平成25）年度から2020（平成32）年度までの8年間とし、温室効果ガスの削減目標は、短期目標として、2015（平成27）年度に基準年度とした2010（平成22）年度の10％を削減、中期目標として、2020（平成32）年度に16％の削減を達成するとともに、長期ビジョンとしては、前実行計画を踏襲して、概ね2050年までにクリーンエネルギーの導入促進、省エネルギー対策及び森林整備による吸収などにより、県内の二酸化炭素排出量をゼロとする「CO2ゼロやまなし」の実現を目指すこととしています。
　今後は、この新しい実行計画に基づき、県民、事業者及び行政が連携し、総合的、計画的に地球温暖化対策を推進していくこととしていますので、ご理解いただくとともに、日常生活におけるエコ活動の取り組み等を引き続き進められ、同計画に定める目標達成に向け、ご協力いただけますようお願いいたします。
　また、実行計画を着実に推進し実効あるものとするため、施策の実施状況や県内の温室効果ガス排出実態を毎年把握し環境保全審議会に報告するとともに、県ホームページ等で公表しています。直近の状況については、現在、取りまとめ中ですが、平成25年7月現在の実行計画の実施状況、平成22年度の温室効果ガスの排出状況等については、次のホームページで確認することができますので、新実行計画の内容と併せてご参照いただければと存じます。

エネルギー政策課ホームページ　
http://www.pref.yamanashi.jp/energy-seisaku/keikaku.html