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更新日:2016年2月25日
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現在、やまびこ支援学校の移転が検討されているようですが、知肢併置の学校であることから、是非車椅子使用の生徒が学校生活に支障を来さないように、平地に移転してほしいと、強く希望します。
併せて、新しいやまびこ支援学校を、あけぼの医療センターのような学校と療育、医療、養生施設を備えた施設にしていただけないでしょうか。そのような施設を郡内に作っていただく事で、国中地域との医療格差を少しでも解消していただければと思います。
いただいた「やまびこ支援学校の移転」の件について、福祉保健部障害福祉課及び教育庁新しい学校づくり推進室からお答えします。
まず、支援学校を平地に移転していただきたいとの要望についてです。
やまびこ支援学校は、昭和54年に知的障害養護学校として開校し、その後、平成8年のふじざくら養護学校の開校に併せて通学区域を再編する中で、重複障害の児童生徒の受入を本格的に始め、平成20年からは知肢併置校に移行しています。
この間、重複学級棟の改築やスロープの新設、高等部棟エレベーターの設置、身障者用トイレの設置、校内道路・交流会館通路・バス発着所への屋根と手摺りの設置及びドアの改修等の整備を行ってきました。
しかしながら、建築後34年を経過したことに伴う施設設備の老朽化や、敷地が傾斜地にあり、校舎が分かれているため、車イスでの校内移動の際には、教員が介助等に当っているという現状があります。
県では、引き続き教員による安全な介助等を徹底するとともに、肢体不自由のある児童生徒の教育活動を保障するという観点から、「やまなし特別支援教育推進プラン」に基づき、やまびこ支援学校の整備の方向性について検討を進めているところです。
今後とも、特別支援教育の体制整備について、一層取り組みを進めて参りますので、ご理解とご協力のほどよろしくお願い致します。
次に、支援学校を中心にして、あけぼの医療センターのような施設を郡内に作っていただきたいとの要望についてです。
学校と療育、医療、養生の機能を備えた施設の整備について、県では、富士河口湖町の「富士ふれあいの村」の敷地内に「あけぼの医療福祉センター」の支所として、小児リハビリテーション医療を提供する診療所を設置することとしています。
診療日数は、週2日とし、医師、理学療法士、作業療法士及び言語聴覚士などの医療従事者を配置する予定です。
現在、平成27年度に診療を開始できるよう準備を進めているところであり、富士・東部地域の小児リハビリテーションを充実させていきたいと考えています。
このたびは、貴重なご意見等をいただき、ありがとうございました。
受理日 | 2013年06月27日 |
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回答日 | 2013年07月03日 |
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