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更新日:2025年9月18日

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電話詐欺(ニセ警察詐欺)の周知及び被害防止対策について

令和7年6月末の山梨県内の電話詐欺被害認知件数及び被害金額は、暫定値で

37件、約1億3,200万円

であり、前年同月比で、被害金額が、+約6,600万円に上り深刻な状況です。

この原因は、ニセの警察官をかたって、お金をだまし取る

「ニセ警察詐欺」

の増加(全体の約90%)にあります。

ニセ警察詐欺は、固定電話、携帯電話のどちらにもかかってきます。

詐欺の電話の多くは、+で始まる国際電話や050で始まるIP電話からです。中には、実在する警察の番号を表示する方法でかけてくることもあります。

だましの対象は、老若男女、固定電話と携帯電話の利用者全員です。

典型的な手口は、まず、警察を名乗り、警察になりすまして

「○○さんですか。」

「あなた名義の(口座、携帯電話など)が不正利用されています。」

「話を聞かなければならないので出頭できますか。」

などと不安をあおってきます。

次に、困惑する被害者に対し

「出頭できないのであれば、ビデオ通話で対応する。」

などと言って、LINEに誘導します。

LINEのビデオ通話には、ニセ警察官が登場し、ニセモノの警察手帳や逮捕状を

見せ、本物の警察官だと信じ込ませた上で

「身の潔白を証明するためには、全ての資産を調べる必要がある。」

「あなたの資産を全て洗浄する必要がある。」

などと言って、他人名義の口座にお金を振り込ませたり、暗号資産や金を購入させて交付させたりして、金品をだまし取ります。

本物の警察は

  • 絶対に、国際電話やIP電話を使って電話をかけないので、表示された番号が国際電話やIP電話であれば、電話に出ない
  • 絶対に、LINEやビデオ通話で事情聴取などはしないので、LINEに誘導されたりビデオ通話で警察手帳や逮捕状を見せられたりしたら、電話を切る
  • 絶対に、お金を振り込ませたり暗号資産や金の購入などさせませんので、電話でお金の話になったら、電話を切る

ことを徹底してください。

お問い合わせ先

県警察本部生活安全企画課TEL055-221-0110(代)

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電話番号:055(221)0110(代表)