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令和7年6月末の山梨県内の電話詐欺被害認知件数及び被害金額は、暫定値で
37件、約1億3,200万円
であり、前年同月比で、被害金額が、+約6,600万円に上り深刻な状況です。
この原因は、ニセの警察官をかたって、お金をだまし取る
「ニセ警察詐欺」
の増加(全体の約90%)にあります。
ニセ警察詐欺は、固定電話、携帯電話のどちらにもかかってきます。
詐欺の電話の多くは、+で始まる国際電話や050で始まるIP電話からです。中には、実在する警察の番号を表示する方法でかけてくることもあります。
だましの対象は、老若男女、固定電話と携帯電話の利用者全員です。
典型的な手口は、まず、警察を名乗り、警察になりすまして
「○○さんですか。」
「あなた名義の(口座、携帯電話など)が不正利用されています。」
「話を聞かなければならないので出頭できますか。」
などと不安をあおってきます。
次に、困惑する被害者に対し
「出頭できないのであれば、ビデオ通話で対応する。」
などと言って、LINEに誘導します。
LINEのビデオ通話には、ニセ警察官が登場し、ニセモノの警察手帳や逮捕状を
見せ、本物の警察官だと信じ込ませた上で
「身の潔白を証明するためには、全ての資産を調べる必要がある。」
「あなたの資産を全て洗浄する必要がある。」
などと言って、他人名義の口座にお金を振り込ませたり、暗号資産や金を購入させて交付させたりして、金品をだまし取ります。
本物の警察は
ことを徹底してください。
お問い合わせ先 県警察本部生活安全企画課TEL055-221-0110(代) |
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