令和4年度留置施設視察委員会の活動状況

項目

番号

意見

措置内容

管

理

運

営

1

　留置施設内のトイレ洋式化推進について

　被留置者に対する適正処遇や留置担当官の負担軽減の観点から、居室内トイレの洋式化を推進していただきたい。

　これまで常設7警察署のうち、甲斐、富士吉田署は全室が洋式トイレであるが、南アルプス、笛吹、日下部署は10室中、4室のみ洋式、甲府、南甲府署は全室が和式であった。

　本件は、留置業務管理者への意見として改善に取り組み、留置管理室にあっても予算確保等関係各部署と連携していく。

なお、甲府、南甲府署については、年度内に緊急的に予算が確保できたことから、令和5年2月にそれぞれ4室ずつ、洋式化の工事を行った。

2

　留置担当官の士気高揚施策推進について

　留置担当官のモチベーション維持やメンタルケアの観点から、任用期間終了後における希望部署への配置

（登竜門制度）、休暇取得への配慮、積極的な賞揚等を推進していただきたい。

　県警察全体で、年間の休暇取得目標を定め、積極的かつ計画的な休暇取得に取り組んでおり、それは留置担当にも当てはまっている。

　士気高揚については、幹部による声掛けや定期的な表彰などを積極的に行い、引き続き、モチベーションの維持向上を図ることとすると共に、任用期間終了後における希望部署への配置、いわゆる「登竜門制度」推進を講じられるよう定期異動前に通達を発出している。