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更新日:2022年6月23日

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安全・安心なまちづくりについて

国では、平成25年12月、第21回犯罪対策閣僚会議において、「「世界一安全な日本」創造戦略」が策定され、2020年オリンピック・パラリンピック東京大会の開催までを視野に犯罪を更に減少させ、国民の治安に対する信頼感を醸成し、「世界一安全な国・日本」を実現することを目標としています。

 

安全・安心なまちづくりを実現するために、警察では、関係機関・団体と緊密に連携し、最新の治安情勢を的確に把握した上で、地域住民に身近な犯罪、高齢者や社会的に弱い立場にある子供や女性の安全・安心を脅かす犯罪に重点を置くなど、地域の犯罪情勢や地域住民からの要望等に即した総合的な犯罪抑止対策を推進しています。

 

身近な犯罪の発生を抑止するためには、犯罪が実行される「機会」を減少させ、犯罪者を寄せ付けないようにすることや、犯行を思いとどまらせるような地域の状況づくりを行うことが重要です。
そのためには、ソフト、ハードの両面から犯罪に遭いにくい地域づくりを行う「安全安心なまちづくり」を、行政、県民、ボランティア等とが連携して、犯罪のない安全で安心して暮らせるまちづくりを推進する必要があります。

 

犯罪に遭いにくまちづくりに欠かせないのは、まず、皆さん一人ひとりが地域の安全に関心を持ち、「地域の安全は地域で守る」という自主防犯意識を共有することです。

 

具体的な取組み

地域住民の自主防犯意識を高めましょう。

犯罪に遭いにくまちづくりに欠かせないのは、まず、皆さん一人ひとりが地域の安全に関心を持ち、「地域の安全は地域で守る」という自主防犯意識を共有することです。

防犯パトロールの重要なポイント

  1. グループに分かれる。
  2. 防犯パトロールをアピールする用具を準備する。
  3. 重点的にパトロールする場所を設定する。
  4. パトロール中にはあいさつ運動を。
  5. 不審者など見かけたら、すぐに警察に通報しましょう。

 

自主防犯マニュアル

地域の連帯感を深めましょう。

「おはようございます」、「こんにちは」、「いい天気ですね」の何気ない会話が地域の連帯感を深めます。

近隣への思いやりが犯罪に遭いにくいまちづくりへの第一歩なのです。

  • 長時間、家を留守にする場合は、お隣同士で「お願いします。」などと声をかけましょう。
  • 近所の留守宅に訪ねる者を見かけたら「何か用ですか」などと声をかけましょう。
  • 近所で、あるいは町内で犯罪等があったら、近所の人に知らせ、お互いに注意し合いましょう。

地域安全活動に参加しましょう。

地域で行っている地域安全活動等に参加することは、自主防犯意識を高めるとともに地域の連帯感を深める良い機会であり、犯罪に遭いにくいまちへと発展していくのです。

  • 地域に自主防犯思想をひろげるための広報啓発活動
  • 高齢者、女性だけの家庭など、犯罪被害に遭いやすい家庭等への防犯連絡活動
  • 児童等の登下校における声かけ事案等防止のための防犯パトロール
  • 青少年に悪影響をおよぼす有害環境の浄化活動などがあります。

犯罪に遭いにくい環境をつくりましょう。

犯罪に遭いにくいまちづくりには、皆さんの防犯に対する熱意のほか、物理的に犯罪が発生しにくい環境の整備が必要です。

  • 道路、公園、駐車(輪)場、公衆便所等の公共施設など、犯罪発生の危険性が高い箇所を点検し、把握しましょう。
  • 夜道を安全に、安心して歩けるよう防犯灯の設置を行政に働きかけ、暗がりを解消しましょう。
  • 道路、公園等の見通しを妨げている草、枝を除去したり、公衆便所や駐車(輪)場等の清掃や整理整頓の活動を行いましょう。

 

作成のポイント

  1. チームごとに担当地域を決め、自分たちの目で危険箇所の確認をしましょう。
  2. 犯罪多発地域だけでなく、不安箇所のチェックも行いましょう。
  3. 地域みんなに発表しましょう。



お問い合わせ

山梨県警察本部生活安全企画課 
住所:〒400-8586 甲府市丸の内1-6-1
電話番号:055(221)0110(代表)