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更新日:2025年11月13日

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定例会議開催概要(R071022)

開催の日

令和7年10月22日(水曜日)

開催の場所

山梨県公安委員会室

議事の概要は、次のとおりであり、それぞれ審議した。

決裁事項

三重県公安委員会からの警察職員の援助要求について

警備第二課から、「三重県公安委員会から、警察法第60条第1項の規定に基づく援助要求がなされたことから、三重県警察に職員を派遣したい。」旨の説明があり、原案どおり決裁された。

運転免許取消処分に対する審査請求の受理について

監察課から、運転免許取消処分に対する審査請求の受理について説明があり、原案どおり決裁された。

運転免許更新処分に対する審査請求の裁決(案)について

監察課から、運転免許更新処分に対する審査請求の裁決(案)について説明があり、原案どおり決裁された。

都留市AIデマンド交通の運行計画について

交通規制課から、都留市内におけるデマンド交通事業の駐停車の運用に関する公安委員会の合意及び公示について説明があり、原案どおり決裁された。

意見の聴取・聴聞について

運転免許課から、運転免許の取消処分11件に係る意見の聴取・聴聞について説明があり、原案どおり決裁された。

 

報告事項

広聴事案の取扱状況について(令和7年9月中)

総務室長から、令和7年9月中における広聴事案の取扱状況について、感謝13件、苦情1件を受理し、首席監察官から、苦情2件を処理した旨の報告があった。

ビジネス・カジュアルの実施について

警務部長から、近年の気候変動の状況や勤務環境に応じて、個々の職員が働きやすい服装を選択して勤務できる職場環境を形成し、公務能率の向上を図ることを目的に、私服で勤務する全警察職員を対象としたビジネス・カジュアルの実施に関する報告があった。

第44回県民の警察官表彰について

首席監察官から、第44回県民の警察官表彰について、表彰概要、受賞者等に関する報告があった。

令和7年度山梨県殉職警察職員及び警察協力殉難者慰霊祭の挙行について

警務部長から、令和7年度山梨県殉職警察職員及び警察協力殉難者慰霊祭の挙行について、日時及び場所、合祀者、列席者等に関する報告があった。

令和7年度山梨県警察嘱託警察犬審査会の開催について

刑事部長から、令和7年度山梨県警察嘱託警察犬審査会の開催について、開催目的、日時及び場所等に関する報告があった。

総合的な安全・安心まちづくり対策の推進について

甲府警察署長から、総合的な安全・安心まちづくり対策の推進について、管内の情勢等、安全・安心まちづくり対策に関する報告があった。

総合的な交通事故抑止対策の推進について

笛吹警察署長から、総合的な交通事故抑止対策の推進について、小学生の交通事故防止対策、飲酒運転根絶に向けた取組に関する報告があった。

本部長総括

本部長から、「各種行事が多くなる時期であるので、しっかり準備して臨みたい。」旨の発言があった。

公安委員意見等

委員から、ビジネス・カジュアルの実施について、「本施策は職員からの提案を実現させたものであり、大変良いことだと思う。採用活動や組織への定着率の改善にも効果があると思うので、その点にも配意をお願いしたい。上司や管理職が率先して実践し、模範を見せることが大切である。」、サイバーセキュリティ対策に関し、「先日、県警察が行った県内企業の『サバ活』『サバボス宣言』について報道で大きく取り上げられており、関心も高まったと思う。本日報告のあった甲府警察署、笛吹警察署においても、様々な効果的対策を行っていることを踏まえ、警察のPR、警察活動がより県民に理解されるよう戦略的、戦術的な広報を進めていただきたい。」旨の発言があった。

委員から、笛吹警察署長から報告のあった総合的な交通事故抑止対策の推進について、「小学生の交通事故防止対策のウェアラブルカメラ映像による映像資料の作成に関し、実際の子供の目線を通した映像は、危険を身近に感じ、リアルに体感できるものである。PTAの方の御協力、御苦労によるとのことであるが、大変良いものなので、広報などを含め広く活用していただきたい。」、ビジネス・カジュアルの実施について、「実施(導入)については問題ないと思う。『品位を損なわない範囲』の解釈について、世代間のギャップが出てくるのではないかと感じているので、その点にも配意しながら推進をお願いしたい。」旨の発言があった。

委員から、飲酒運転根絶に向けた対策について、「甲府警察署管内の繁華街を含めた飲酒運転根絶に向けた対策はどのようなものか。」旨の発言があり、甲府警察署長から、「飲酒先として甲府市の中心街が多い。レッド走行による警ら活動を強化するほか、ゲリラ的検問を実施することで、例えば、飲食店の経営者からお客に注意喚起をするなど、飲酒運転を許さない機運を醸成していきたい。」旨の説明があった。また、「笛吹警察署管内は、桃やぶどうなど果実盗難への対策が必要な地域であると思うが、最近の情勢や対策等はいかが。」旨の発言があり、笛吹警察署長から、「地域住民、行政、警察等官民が連携した対策を強力に推進している。本年も6月から9月の間、警察本部から応援をいただきパトロール活動を行った。果実盗難被害は令和4年が最多のピークであり、被害金額も高額であったことから、防犯ボランティア、JA、市役所等官民が連携したパトロール活動の強化を継続している。本年は14件の被害が発生し、件数的には増加しているが、1件当たりの被害金額は大きく減少しており、防犯・警戒活動の強化による効果が上がっていると考えている。今後も地域一体となって警戒活動に取り組んでいく。」旨の説明があった。

 

お問い合わせ

山梨県警察本部総務課公安委員会補佐室 
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