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令和7年9月24日(水曜日)
山梨県公安委員会室
議事の概要は、次のとおりであり、それぞれ審議した。
総務課から、保有個人情報一部開示決定処分に対する審査請求に対し、諮問を実施する旨の説明があり、原案どおり決裁された。
運転免許課から、運転免許の取消処分10件に係る意見の聴取・聴聞について説明があり、原案どおり決裁された。
総務室長から、令和7年8月中における広聴事案の取扱状況について、感謝9件、苦情1件を受理した旨の報告があった。
総務室長から、山梨県警察音楽隊第17回ふれあいコンサートについて、開催日時、内容等に関する報告があった。
生活安全部長から、北岳における夏山シーズンの山岳遭難発生状況等について、発生件数、遭難者数の推移、秋山シーズンに向けた山岳遭難防止対策の取組に関する報告があった。
生活安全部長から、警察官の県内民間IT企業への派遣の実施について、目的、派遣先等、業務内容に関する報告があった。
警察学校長から、初任科第367期卒業式の開催について、開催日時、出席者等に関する報告があった。
本部長から、「山梨県議会をはじめ、各種行事が多い時期となり、各委員には御出席をいただくことになるので、よろしくお願いしたい。」旨の発言があった。
委員から、北岳における夏山シーズンの山岳遭難発生状況等について、「これから秋になり日も短くなるため、登山には余裕を持った行動が必要だと思う。熊等の野生動物の問題も含め、引き続き山岳遭難防止に向けた注意喚起を推進していただきたい。」、警察官の県内民間IT企業への派遣研修の実施について、「研修生がモチベーションを上げ、力を発揮できるよう、派遣先との連携強化や警察幹部による激励などを通して目的が達成されるようお願いしたい。」旨の発言があった。
委員から、「先週開催された県下警察署長会議や秋の全国交通安全運動の出発式において、飲酒運転による人身交通事故件数は人口10万人当たりで換算すると山梨県は全国ワースト1位と極めて憂慮すべき情勢と発表され、報道で大きく取り上げられている。県警察では飲酒運転根絶に向けた各種対策に取り組んでいるが、車両保有率、県民性、地勢的要因など様々な観点から山梨県の特性を踏まえ、ワースト1位から脱却できるよう新たな知見を展開できないか、我々も多様な視点から提言できればいいと考えている。」旨の発言があり、交通部長から、「飲酒運転事故の分析等引き続き検討をすすめ、飲酒運転の根絶を図っていく。」旨の説明があった。
委員から、「先週、県下剣道大会に出席したが、選手が大会に備えて事前の準備・訓練をして、真剣に試合に臨んでおり、大変よい大会であった。」、北岳における夏山シーズンの山岳遭難発生状況等について、「遭難件数が非常に多いのは、入山者数も多いからだと思う。転倒や滑落が多いので、引き続き遭難防止に向けた注意喚起をお願いする。」旨の発言があり、生活安全部長から、「入山者数が増加している印象はあり、特に50歳以上の登山者が多い。登山経験が少ない方が遭難されるケースも少なくない。山小屋での効果的な注意喚起のほか、路線バス車内での啓発チラシの掲示など山岳遭難防止対策に取り組む。」旨の説明があった。
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