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更新日:2025年8月22日

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定例会議開催概要(R070723)

開催の日

令和7年7月23日(水曜日)

開催の場所

山梨県公安委員会室

議事の概要は、次のとおりであり、それぞれ審議した。

決裁事項

保有個人情報一部開示決定処分に対する審査請求について(裁決書)

総務課から、保有個人情報の一部開示決定処分に対する審査請求の裁決書作成について

説明があり、原案どおり決裁された。

意見の聴取・聴聞について

運転免許課から、運転免許の取消処分10件に係る意見の聴取・聴聞について説明があり、原案どおり決裁された。

指定自動車教習所に対する行政処分の実施について

運転免許課から、指定自動車教習所に対する行政処分の実施について説明があり、原案どおり決裁された。

山梨県公安委員会における特定秘密の保護に関する規程の一部改正について

警備第一課から、山梨県公安委員会における特定秘密の保護に関する規程の一部改正について説明があり、原案どおり決裁された。

報告事項

山梨県警察学生サイバー防犯ボランティアの委嘱及びワーキングランチの開催について

生活安全部長から、学生サイバーボランティアの活動内容、委嘱式及びワーキングランチの開催について報告があった。

道路交通法違反(暴走行為)等事件の検挙について

交通部長から、道路交通法違反(暴走行為)等事件の検挙に関し、事案概要等について報告があった。

広聴事案の取扱状況について(令和7年6月中)

総務室長から、令和7年6月中における広聴事案の取扱状況について、感謝11件を受理し、首席監察官から、苦情2件を処理した旨の報告があった。

県民の身近で発生する犯罪の抑止対策の推進状況について(令和7年6月末)

生活安全部長から、令和7年6月末における電話詐欺の認知件数(暫定値。以下同じ。)は37件(前年同期比+4件)、被害金額は1億3,203万円(同+6,593万円)、SNS型投資詐欺の認知件数は7件(同+2件)、被害金額は5,768万円(同+2,210万円)、SNS型ロマンス詐欺の認知件数は17件(同+8件)、被害金額は2億6,942万円(同+1億3,850万円)となっていることのほか、4月から6月中に実施した主な犯罪抑止対策について報告があった。

刑法犯認知・検挙状況等について(令和7年6月末)

刑事部長から、令和7年6月末における刑法犯認知件数(暫定値。以下同じ。)は1,594件(前年同期比-83件)、検挙件数は657件(同-44件)、検挙率は41.2%(同-0.6ポイント)となっていることのほか、4月から6月中の主な事件の発生・検挙状況について報告があった

交通事故抑止対策の推進状況について(令和7年6月末)

交通部長から、令和7年6月末における交通事故の発生件数(暫定値。以下同じ。)は916件(前年同期比-19件)、死者数は7人(同-3人)、負傷者数は1,075人(同-43人)となっていることのほか、4月から6月中の主な交通事故抑止対策について報告があった。

その他

警備部長から、第27回参議院議員通常選挙における警備諸対策の実施結果について報告があった。

本部長総括

本部長から、「生活安全部から報告があった電話詐欺、SNS型投資・ロマンス詐欺の被害件数が増えており、特に警察官がたりの詐欺等、新たな手口も増えてきている。県民の防犯意識を高められるよう、更なる周知、広報啓発に取り組んでいく。」旨の発言があった。

公安委員意見等

委員から、山梨県警察学生サイバー防犯ボランティアの委嘱及びワーキングランチの開催について、「大変良いことである。学生ボランティアの活動が周りの若者にも広がり、県警察のイメージアップにもつながると思う。ぜひ新しい発想を取り入れて、今後の施策につなげていっていただきたい。」、交通事故抑止対策の推進状況について、「交通事故の発生件数、死者数等は令和2年と比べ、大幅に減少しており良好である。小学生、中学生、高校生、高齢者、企業等に対する交通安全教育の充実、地域住民との交通事故抑止に向けた協力体制を更に推進していただきたい。」旨の発言があった。

委員から、「現在、極めて異常な暑さが続いている。例年、お盆過ぎ頃から夏バテの症状が出てくるが、すでに今年は、食欲不振、全身倦怠感、下痢等の夏バテの症状が出ている状況である。警察職員の皆さんも暑さには十分注意していただきたい。」、SNS型ロマンス詐欺被害の状況について、「被害の増加が顕著となっている。被害に遭われた方の男女別、年齢別、既婚別、職業別等特性を捉えた分析を行うことにより、県独自のオリジナリティを持った対策を更に推進していただきたい。」、刑法犯認知・検挙状況等について、「傷害及び恐喝事件の検挙状況の報告を聞き、集団の中での若者の犯罪行為等に関し、心理学的見地に基づく知見の必要性を感じた。」旨の発言があり、刑事部長から、「非行グループでは、暴行に対する集団心理が働いたり、暴力をもって脱退させなかったりするといった特性もある。少年犯罪を担当する部署とも情報共有していきたい。」旨の説明があった。

委員から、交通事故抑止対策の推進状況について、「飲酒運転が増えているが、根絶に向けた対策について伺いたい。」旨の発言があり、交通部長から、「飲酒運転に対する危険性を認識していないことが要因。飲酒運転検挙者に、なぜ飲酒運転をしたのか聞くと、約6割の者が『運転しても大丈夫だと思った。』とのことである。県警察では、現在、安全運転管理者協議会と連携して、飲酒運転をしたときの危険な状況を体験・シミュレーションできるゴーグルを活用して、危険性を再認識してもらう取組をすすめている。」旨の説明があった。

お問い合わせ

山梨県警察本部総務課公安委員会補佐室 
住所:〒400-8586 甲府市丸の内1-6-1
電話番号:055(221)0110(代表)