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令和7年6月25日(水曜日)
山梨県公安委員会室
議事の概要は、次のとおりであり、それぞれ審議した。
監察課から、運転免許更新処分に対する行政不服審査法に基づく審査請求の受理について説明があり、原案どおり決裁された。
保安課から、風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律に係る審査基準及び処分基準の改定について説明があり、原案とおり決裁された。
運転免許課から、運転免許の取消処分9件に係る意見の聴取・聴聞について説明があり原案どおり決裁された。
警備第一課から、「大阪府公安委員会から、警察法第60条第1項の規定に基づく援助要求がなされたことから、大阪府警察に職員を派遣したい。」旨の説明があり、原案どおり決裁された。
総務室長から、令和7年5月中における広聴事案の取扱状況について、感謝5件、苦情2件を受理し、首席監察官から、苦情1件を処理した旨の報告があった。
警務部長から、山梨県警察機動センターの供用開始に関し、経緯、施設概要等、供用開始日について報告があった。
刑事部長から、住居侵入・窃盗(空き巣)事件及び建造物侵入・窃盗(銅線盗)事件等の検挙に関し、事件概要等について報告があった。
本部長から、「県議会における議員の質問から、警察への関心の高さを感じているところである。答弁する立場にあるが、県警察の取組を伝える機会としてしっかり対応していく。また、6月23日に参議院議員通常選挙違反取締本部が県警本部と各警察署に設置されたので、体制を確保して違反取締りに取り組んでまいりたい。日々発生する事案対応、果実盗対策、飲酒運転取締りなどに対しても集中力をもって、取り組んでいく。」旨の発言があった。
委員から、窃盗事件の検挙について、「捜査員の粘り強い捜査のおかげで、県民の不安を払拭していただき御苦労様でした。引き続き地域の安全を守るため、力を発揮していただくことを期待している。」旨の発言があった。
委員から、「『道志みち』におけるオートバイの交通事故抑止について、注意喚起を促す報道があった。県警察が様々な観点から細かく分析し、十分に精査された非常に良い情報提供がなされていると感じた。」旨の発言があり、交通部長から、「過去10年間の『道志みち』における危険箇所として、重体事故や死亡事故の発生箇所を示したマップを作成し、道の駅等においてライダーに配布している。この道路は、東京方面からのオートバイのほか、東京オリンピックでの自転車ロードレースのコースであったことから自転車の通行も非常に多くなっている。オートバイは転倒すると死亡事故につながる危険性が高いため、ライダーにとって魅力ある他の路線においても、警察署とも連携しながら同様の対策に取り組んでいく。」旨の説明があった。また、「SNS型投資・ロマンス詐欺の被害について、本年5月末現在の被害金額が既に3億円を超えているということを本部長が県議会で答弁されていたが、県民への注意喚起・周知という点において非常にインパクトがあったと思う。メディアを活用した県民への啓発活動に引き続き取り組んでいただきたい。」旨の発言があった。
委員から、広聴事案の取扱状況について、「苦情に対する処理結果については承知した。引き続き県民に寄り添った対応をお願いする。」旨の発言があった。
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