ここから本文です。
令和7年4月23日(水曜日)
山梨県公安委員会室
議事の概要は、次のとおりであり、それぞれ審議した。
総務課から、警察署協議会委員の解嘱及び委嘱について説明があり、原案どおり決裁された。
運転免許課から、運転免許の取消処分11件に係る意見の聴取・聴聞・弁明の機会について説明があり、原案どおり決裁された。
警備第一課から、「大阪府公安委員会から警察法第60条第1項の規定に基づく援助要求がなされたことから、大阪府警察に職員を派遣したい。」旨の説明があり、原案どおり決裁された。
首席監察官から、令和7年春の勲章伝達式について、開催日時、受章者等について報告があった。
警務部長から、山梨県警察幹部支援アドバイザー制度の目的、委嘱式の実施日時等について報告があった。
生活安全部長から、令和7年3月末における電話詐欺の認知件数(暫定値。以下同じ。)は11件(前年同期比-6件)、被害金額は4,753万円(同+59万円)、SNS型投資詐欺の認知件数は3件(同+2件)、被害金額は3,608万円(同+3,308万円)、SNS型ロマンス詐欺の認知件数は10件(同+5件)、被害金額は1億710万円(同+1,362万円)となっていることのほか、犯罪抑止対策等について報告があった。
刑事部長から、令和7年3月末における刑法犯の認知件数(暫定値。以下同じ。)は749件(前年同期比+15件)、検挙件数は346件(同+10件)、検挙率は46.2%(同+0.4ポイント)となっていることのほか、重要犯罪等に関して報告があった。
交通部長から、令和7年3月末における交通事故の発生件数(暫定値。以下同じ。)は433件(前年同期比-49件)、死者数は、4人(同-2人)、負傷者数は492人(同-84人)、うち重傷者数46人(同-5人)となっていることのほか、交通事故抑止対策について報告があった。
交通部長から、令和7年春の全国交通安全運動期間中の交通事故発生状況等について報告があった。
本部長から、「3月末の電話詐欺認知件数、刑法犯認知件数、交通事故発生件数等を報告させていただき、数値的に良くなっている部分もあるが、県民の安心感を大きく高めている状況には至っていないと感じている。引き続き、取締りを含め、警察官の姿を見せるパトロールや街頭指導等に取り組んでまいりたい。また、積極的な広報、情報発信を行うとともに、関係機関と連携を図りながら各種施策を推進していく。」旨の発言があった。
委員から、「3月末の各部門の統計数値が良くなっている部分については、各種対策が功を奏した結果であるので、引き続き頑張っていただきたい。また、企業や自治体等に対するSNS型投資・ロマンス詐欺対策研修会の場で、交通事故防止や飲酒運転抑止など交通部の施策も発信するなど各部が連携することで、その効果が上がると思う。」旨の発言があった。
委員から、「3月末の交通事故発生状況について、新型コロナウイルス感染症の感染状況が収まり、人の活動が増えている中で、発生件数が減少している。車両を運転する目的は、業務、日常生活、観光に大きく分類されると思うが、減少した原因やどのような対策が効果的だったのかなどを評価し、今後の対策にも反映していただきたい。」旨の発言があった。
委員から、「電話詐欺に関して、最近、警察官騙りの被害が増えているが、それだけ警察官は県民にとって信頼性の高い職業であることがうかがえる。引き続き騙されないための対策について県民に周知していただきたい。」旨の発言があった。
お問い合わせ